NHK朝ドラ 「あさが来た」
ネタバレあらすじ感想9週50話
2015年11月24日(火)放送
あさが来た9週テーマ「炭坑の光」
あさが来た ネタバレあらすじ感想・最終回まで 9週50話【11月24日(火)】
炭坑に着いたあさを待っていたのは、一足先に来ていた亀助でした。
納屋頭・サトシの組だけが採掘量も少なく、働き方も他の坑夫に比べやる気がなさそうに見えると報告します。
さらに、サトシは坑夫たちの上前をはねたり、道具を高く売りつけたりで目に余るものがあると話します。
支配人の宮部は、坑夫たちの事は直接口出しできないと言い訳しますが、あさも炭坑には暗黙のルールがあることはわかっています。しかし・・・
あさは、支配人の宮部と治郎作親分を前に、事務所で話します。
「働いたら、その分いい暮らしができる」そう希望の持てる仕事場にしたいと言い出し、あさは炭坑の改革案を話しますが、治郎作は大混乱になると懸念します。
あさは、女性の立場からの意見を聞こうと、カズと話します。
改革案はありがたいことで賛成だとしながらも、納屋頭たちが納得しないだろうとカズは言います。
そして、あさの言っている「夢」というのは、将来を考える余裕のある人が持つもので、ここに居る人の考える事ではないと言われてしまうのでした。
大阪の納屋住まい。
惣兵衛とはつは、栄達と菊に和歌山での再出発の話をしていました。
栄達は賛成しましたが、案の定、菊は山王寺屋再建の夢を捨てきれずに反対します。
皆で和歌山に行くのなら、親子の縁を切って行けと一歩も引きません。
惣兵衛は、納屋を出ます。
はつが後を追うと、納屋の前でたたずむ惣兵衛がいました。
心配させまいと作り笑いを浮かべますが、今度ばかりは、お母ちゃんの言いなりにはならんと言い、暗闇を見据えるのでした・・・
一方、炭坑では・・・
あさの改革案は進展のないまま、日にちだけが過ぎて行きます。
気落ちしたあさは、亀助を前に珍しく弱音を吐いてしまいます・・・
つづく
あさが来た 9週50話・感想まとめ
▮【今日の炭坑方面】
納屋頭のサトシって絶対になんか恨んでるでしょ??あさに対して?加野屋に対して??
「大阪のもんが嫌い」とも言ってましたからね・・・。なにか加野屋に因縁があるのかも。
あさが「頑張ったらその分給料も暮らしもよくならないといけない!自分は、そんな風になればいいと思う」と言ったことに、カズさんが「そうなればどんなにみんな喜ぶか!」と思わず本音がでちゃった感じでした。
でも、山には山のしきたりが・・・ですよね。改革したいあさの気持ちもわかりますが、きっと大変なことでしょう。唯一、治郎作親分があきれたのか、期待してなのか、笑ってくれたことがせめてもの救いでしたね。親分、あさちゃん助けてやってくださいね、頼みますよ!
でも、その日暮らしの危険が伴う炭坑の仕事では「夢なんて余裕のある人の持つもの」というカズさんの言葉は、ちょっとショックでした。
まあ、今では考えられないくらい危険な仕事、いろいろ考え、最後の最後に選択するくらいの仕事だったと言われていますからね・・・
あさには炭坑での暮らしをよくしてもらいたいと、物語の進展に期待はしますが、反面、あさが炭坑で頑張れば頑張るほど、新次郎さんと離れ離れになってしまうという辛さがつきまとうわけですから、困ったもんです。
そんな中で、今日は最後にちょっとそんなそぶりを見せていましたね。
亀助さんも、ちょっと意外なあさちゃんの表情に、戸惑いながら今日のエンドでした。
明日は、意外なあさちゃんの一面を見ることに・・・
▮【今日の菊さん方面】
惣兵衛さんが、家族に自分たちの夢を話しましたね。当然栄達お父ちゃんは大賛成してくれましたが、案の定、菊さんはまだまだ、大阪一の老舗両替屋・山王寺屋を忘れられませんね。
無理もありません、200年以上続いた大店の娘として生まれ、受け継いできたものが自分の代ですべてなくなってしまう、この臨場感を唯一我が身に突き立てられたままいるのが、菊さんですからね。
栄達お父ちゃんは番頭さんからの婿入り養子、元に戻っただけと開き直りも出来ましょうし、惣兵衛さんはお飾り状態だったわけで、そんなに使命感を持ってやっていたわけでもありませんから、これも切り替えは利きますよね。
でも、菊さんが背負っているものに決着をつけるには、まだまだ時間が必要でしょう・・・
菊さんも、つらいところですね。
さて、明日は山で一触即発状態に!?
ではでは
感想byあさひめ