NHK朝ドラ 「あさが来た」
ネタバレあらすじ感想14週81話
2016年1月6日(水)放送
あさが来た14週テーマ「新春、恋心のゆくえ」
あさが来た ネタバレあらすじ感想・最終回まで 14週81話【1月6日(水)】
五代友厚は、「大阪商法会議所」の開設には、新次郎の功績が大きかったと言います。
何かにつけて、新しい事には慎重な大阪商人を、新次郎は自らの広い人脈を通して伝えてくれ、そのおかげて順調に開設ができたと、新次郎を見直すとともにあさに感謝の意を伝えるのでした。
その頃、加野屋の台所では・・・亀助はふゆを思うあまり、たまりかねてうめにふゆの「思い人・新次郎」の事を相談したのでした。
すると、うめは「とうとう、亀助はんも気づきはったんどすなあ・・・」と、ふゆが加野屋に来た頃からそんなそぶりを感じていたと語ります。
それを聞いた亀助は、やっぱり叶うはずのない思いだったのだと、捨て鉢な言い方をします。
するとうめは、なんで新次郎さんがいいのか分からない「普通のおなごは、よく働く男が好きやさかい・・・」と言います。
そんな言葉に、亀助もなんだか救われた思いになるのでした。
嬉しそうにお礼を言うふゆに、ついよのの口が滑ります。以前に、新次郎のお目掛にと考えたこともあった、そのくらいふゆのことは認めていたのだと言います。忘れようとしていた思いが、ふゆの心の中で波立ちます。
ふゆの嫁ぐ日も迫る中、あさは、亀助がふゆに話していた「本当に好きな人がいるのに・・・」との言葉を胸に仕舞いながらも、ふゆに嫁入りの心の準備は出来ているのかと聞くのでした。
ふゆは今井家に奉公に入り、おなごの一生をかけてあさに使えるうめの姿を見て、自分もうめのようになりたいと思ったと話します。そして、ふゆは「おはつさんをお守りしたい」と、思ったと言うのでした。
でも自分はうめのようには出来ずに、りっぱなおなご衆にも成れない、そんな自分なんかをお嫁に欲しいと言ってくれる人がいるのなら、喜んでお嫁に行かなければと思っていると言います。
すると、あさは「いま思う人がいるのでは?」とふゆに言いますが、ふゆは、その方にはもうふさわしい方がいると言い、懸命の作り笑いをするのでした。

やがて部屋に一人となったあさは、ふゆは「思い人」がいながらも、自分を押え別の人に嫁ぐことを決めたのだと悟り「はぁ~、どきどきする~」と、部屋で天井を仰ぐのでした・・・
つづく
■「あさが来た」キャスト相関図一覧
■「あさが来た」キャスト雁助&亀助の番頭たちが人気沸騰?!
■「あさが来た」キャスト五代友厚のディーン・フジオカは福島生れ?!
■「あさが来た」キャストふゆ役の清原果耶は3万分の1番~?!
■「あさが来た」キャスト榮三郎の吉田君とジャニーズWEST?!
■「あさが来た」キャスト忠嗣役の興津正太郎のロン毛が~?!
あさが来た 14週81話・感想まとめ
▮ぼんくら?亭主の活躍
京都生まれのあさちゃんが嫁いだ先の大阪で、新次郎さんや今は亡きお舅の正吉さんに見守られながら経済人として才覚を発揮し、一人の女性としても成長して行く姿を毎日、興味深く見入っています。
それに、歴史上でも明治11年8月に大阪商法会議所設立され、その大阪商法会議所の初代会頭は五代友厚氏が就任しています。
ですから、『これはいったい明治何年頃の正月なのかしら?』など時代背景、そんなことも考えあわせながらドラマを見ると、より一層興味がそそられますよね。
このドラマが歴史をとても上手にシンクロさせているということでしょうかしらね。
歴史上でも偉業を成し遂げた五代様に大阪商法会議所設立の『陰の立役者、人望のある人』と言わしめたあさちゃんの旦那様、新次郎さんはやっぱり賢いお方ですねぇ。
新次郎さんたら、三味線片手に『わてはよう分らんのですけど』と嘯きながら飄々と、昔気質の大阪商人たちを『東京に勝たれへん』の殺し文句で、苦も無く懐柔してしまったのですもの。格好良すぎです。
でも、五代様!いくら恋敵とは言え(英語だから、あさちゃんは気付いていないようですけれど)ぼんくら亭主とは失礼極まりな言いぐさだと思いますわよ。
それなのに、ディーン・フジオカさん演じる五代様がイイ男過ぎて、そんなことも許してしまうのですけれどもね。
▮しのぶれど色にでにけりわが恋は…
まるで、百人一首の平兼盛の歌のように、亀助さん、ふゆちゃん、そしてうめさんや美和さん、登場人物たちの恋心が横糸縦糸となってこのドラマを彩っているのは先刻、承知していたのですけれど、それぞれの切なく一途な恋心を、こんなに上手に見せられてしまうと、あさちゃんでなくともドキドキしてしまいます。
まるで脈がないと思っていた亀助さんの恋心はもしかしたら、少しは脈があるのかしら?
それに、ふゆちゃんの新次郎さんへの想いは…?
考えてみたら、五代様のあさちゃんへの想いといい、亀助さん、ふゆちゃんの想いといい、道ならぬ恋や届かぬ想いのオンパレードですのに、新次郎さんとあさちゃんは『餅など、お雑煮だけで十分』と微笑ましい焼きもち合戦を繰り広げるほどの仲睦まじさです。
それが、かえって叶わぬ想いの切なさを際立たせます。
正直ちょっと、あさちゃんと新次郎さんの鈍さにイラッとする時もありますわよね。
兎にも角にも「気持ちのコントロー」が難しいのはわかります。
▮立派な女子衆
ふゆちゃんの憧れがはつさんとうめさん。
うめさんみたいな立派な女子衆になりたい、と言うふゆちゃんのセリフや、よのさんの主として当前のこと等々、登場人物のセリフ一つ一つに、昔の雇用の様式が随所に表れていて、そんなところも楽しみの一つになっています。
さて、明日はふゆちゃんがデートと言うことですが・・・
ではでは
感想byまっちぃ