NHK朝ドラ 「あさが来た」
ネタバレあらすじ感想21週124話
2016年2月25日(木)】放送
あさが来た21週テーマ「夢見る人」
あさが来た ネタバレあらすじ感想・最終回まで21週124話【2月25日(木)】
翌朝、はつと惣兵衛は、藍之助に案内されて病院へと向かいました。
駆けつけるなり、いきなり怒り出すはつに、あさは「頼むさかい、お姉ちゃんまで怒らんといて」と首をすくめます。
あさは、何事にも突っ走りすぎると、うめ、千代、榮三郎たちから、それぞれに怒られ通しだったのでした・・・
さらに、動くと痛くて寝たきりだと言うあさに、動き過ぎのあんたにはそれくらいがいいと姉・はつが言い「みんなにもそう言われています・・・」と、しゅんとするあさに、はつが微笑み、あさもそれに合わせて笑うのでした。
あさは、萬谷を追いこんでしまったのは自分にも非はあるので、罪が軽くなるよう警察に口添えしてほしいと新次郎に頼むのでした。新次郎はうなずいて、病室を出ます。
見舞いに来ていた姉・はつは、あさが女子大学校設立の活動をしていなければ、こんな危険な目にも遭わずに済んだのではないかと考えていました。
その思いから、はつは、あさにその学校は本当に必要なのかと疑問を投げかけます。
一緒に居た娘・千代が話に加わります。
女性は男性の先に立つものではない、どんなに優秀で能力があったとしても、男性の下についているくらいが調度いいと、女学校で教わったと千代は言います。
あさは、あきれ顔で「はぁ~、びっくりポンや!」と絶句します。
さらに千代は、男性から見たらお母ちゃんは「十中八九、いや九分九厘嫌われる」と、あさに向かって言い放題で病室を出て行きます。
すると、あながち間違いではない「正論」を言うので叱る事もできない、言われっぱなしの千代に閉口してしまうと、あさがこぼします。
やがてあさは成澤泉の女子教育の話をはつに語ります。はつはその話を聞きながら、山王寺屋に嫁いだころの嫁の立場を思い浮かべていました。
「成澤先生はおなごに男に負けるな言うてるわけやあらへん。おなごかて人や言うてるだけなんだす」と言います。そして、成澤先生の考えを知った今、はつの生き方も、自分のような生き方も、女性の生き方として、学びとして価値あるものとわかったような気がすると言います。
さらに、それに気づいた以上、あさはどんな障害が有ろうと屈するわけにはいかないと熱く語ると、黙って最後まで聞いていたはつは、やさしく微笑むのでした。
病院の給湯所では・・・
病室を出た千代が、給湯所に差し掛かると先日の学生が、またリンゴをむいていました。
千代は先日の件を詫び、代わりにリンゴの皮をむくと言います。
そして、いつの間にか二人は和やかに話し出すのでした。
一方、成澤泉は・・・
あさの一件に関して、平十郎から「あんたのせいやろ!」と、言われた言葉が胸に刺さり、その責任を感じ、あさに合わせる顔が無いと事務所で苦悶していたのでした・・・
つづく
■「あさが来た」のモデルあさの子供・千代の子供たち
■「あさが来た」今井屋のモデル三井家と浅子の関係
とと姉ちゃん・あらすじ予告>>
あさが来た21週124話・感想まとめ
あさとはつお姉ちゃん
昨日は2家族の親子水入らず良かったですね!!とくにあさと千代のベッドで一緒に寝る場面では距離感がグッと縮む瞬間でした。
恥ずかしいと照れながらも本当は千代も嬉しかったはず♡あさ役の波留さんも千代とのこんな時間が欲しかったんです!と言われてました。あさを見る千代の目に愛を感じたのに・・・。今朝はいつもの調子であさに反発してましたね!!
やっぱり千代が素直になるには、もう少し時間がかかりそうですね。でも、本当は「九分九厘」と思っているのに「十中八九」と最初に言ってくれただけでも進歩したといえるのかもしれませんね(笑)
あさに対して、はつお姉ちゃんが自分の命を危険にさらしてまでも、女子大学を作る意味があるのか?との質問に・・・。あさの答えにはつも心を揺さぶられていました。
山王寺屋に嫁いで、一人で寂しい思いをした回想シーンもありましたよね。今でこそ優しいおばあちゃんになっている菊さんに「お琴が弾けても何の役にもたてない」なんて、いけずな事も言われてましたからね。
家に一人でいるだけでなく、もっと女性も外に出て社交的に行動すべきという、あさの考えに賛同したように感じました。
またあさに女性の家事や裁縫も立派な学問だと言われ、はつも自分の生き方に少しは自信が持てたような目をしてましたね。
千代のトキメキ
千代は恋をしています♡給湯所で東京の学生東柳啓介と再会しました。先日驚かせてしまったことなどを話しているうちに、なんだかいい雰囲気になってましたね!!
さっとリンゴを剥く姿、女性らしく二重丸でした!!しかも、さすが良妻賢母を目指す千代ちゃん!包丁使いも上手でした。啓介君のハートをがっちり掴んじゃった??思わず言われた「べっぴん・・・」に動揺してました。きっとトキメキを感じたことでしょう。
あさに対しては反抗期の千代ちゃんですが啓介君の前では可愛くなるのか?
今後が楽しみですね~♡
小説 「土佐堀川」
あさが来たの原案は、「小説 土佐堀川」の著者古川智映子さんが27年前に出版されたものです。世間にはまったくと言っていいほど知られていなかった広岡浅子さんの存在に注目し、現代によみがえらせてくれた方なのです。
もともと古川さんは、女性の生き方などの講演をボランティアでされていたそうで、その参考になる方を探しているうちに浅子さんの存在を知られたそうです。
浅子さんの「鉱山の経営に当たった時は、坑夫等と寝食を共にし、常にピストルを携行したといふ・・・」という文言に引きつけられ、絶対に小説にしたいと思われたということ。
はじめは、手がかりも何もなくて大変だったそうですが、大同生命に取材に行き親戚の方たちから浅子さんのエピソードを聞かせてもらったそうです。そして、実際の写真や著名人の署名を見た時には、本当に感動されたそうです。
今回の朝ドラ「あさが来た」は、古川さんが書かれた原案がなければ存在しなかったと思うと古川さんに感謝感謝の思いですね。
最後のシーンでは、成澤先生のところに一体誰があらわれたのでしょうか?
気になります・・・
ではでは
感想byあさひめ