ネタバレ予告あらすじと感想
2023年4月10日(月)放送日
らんまん第2週「キンセイラン」
らんまん2週6話4月10日(月)|高らかに宣言するタキ!
*【らんまん】2週6話放送後のあらすじネタバレ感想です。
明治4年(1871)6月・・・
母・ヒサを亡くして3年、万太郎9歳の時。
造り酒屋・峰屋では、その年の酒の出来栄えを確かめる『初呑み切り(はつのみきり)』の日を迎えていました。
大座敷には、分家一同をはじめ『峰屋』にかかわる人たちが集まっています。
万太郎は、皆の上座から、当主として立派に挨拶の役目を果たしたのでした。
すると祖母タキが声を発します。
万太郎が領主の学問所『名教館(めいこうかん)』に通うことを許されたと、自慢そうに宣言します。
タキは改めて皆の前で、万太郎が当主にふさわしい存在だと知らしめたのでした。
通学路にて・・・
今日は、『名教館』への初登校の日でした。
祖母・タキに手を引かれ、お供の竹雄を従えて、いやいやながら足を運ぶ万太郎。
100年以上の歴史を持つ名教館。
そこは、幕末の志士たちをはじめ、偉人たちを世に送り出した由緒ある学問所で、町民が入学を許されることはほとんどありませんでした。
道中、タキから、くれぐれもしっかり務めを果たすようにと念を押される万太郎は、益々足取りが重くなるのでした。
そして、名教館の門前に来た時でした、万太郎は、いきなり門の掃除人に水をかけられてしまいます。
しかし、その掃除人は慌てることも無く「ただの水じゃぁ」と、意に介さないのでした。
この時、この男が名教館の学頭・池田蘭光(いけだ らんこう)とは、誰も知る由はありませんでした。
名教館にて・・・
万太郎が学ぶ幼年組の先生に挨拶をするタキ。
しかし、清貧を尊しと育った武士の子らは、裕福な身なりの万太郎を見るなり敵意をむき出しにします。
さらに、町人が入学することすら気に入らなかったのでした。
初登校の万太郎に、救いの手を出したのは医師の息子で幼なじみの寛太でした。
町人の二人は、部屋の外の廊下が定席となっていました。
昼食時の事・・・
武士の子供たちが笹包みのにぎりめしを頬張る中、万太郎の前には竹雄の広げた三段重の御膳が広げられていました。
それを見た武士の子たちが、「町人ごときが!」と益々万太郎たちを敵視します。
すると、武士の息子・広瀬佑一郎が万太郎に突然木刀を突き付けます。
そして、剣術の稽古だと二人を誘うのでした。
しかし、医師の息子・寛太は要領よく逃げだしてしまいます。
万太郎は言い訳も思いつかず、ついに中庭に連れ出されてしまうのでした。
付き人・竹雄が、中に割って入り土下座をして許しを請いますが、佑一郎は一歩も引きません。
すると、万太郎が意を決したように口をひらきます。
「竹雄、やるよ・・・」
そして、初めて握る木刀で身構えた万太郎に、佑一郎は容赦なく打ち込むのでした・・・つづく
らんまん2週6話4月10日(月)予告・感想まとめ!
【らんまん】2週6話放送後の感想とポイントです。
今日のポイントは
癒しキャラの寛ちゃんです。
ちゃっかり者キャラの寛太くんに、ほほが緩みまくりです~!
ようやく登場した幼なじみ・寛太くん。
医師・鉄幹先生の息子の寛太くんは、万太郎くんにとって唯一の友です。
プルプクのほっぺにベッコウメガネ、弁が立ってちょっと要領のいい寛太くんは、早速トレンドに登場するほどで印象深いキャラとなりました。
ネット上でも「ホッとする幼なじみ」「癒されフェイス」「チャッカリくん」「軽口が立つ!」などの様々な意見が飛び交っていましたね。
もちろん、今日の注目度No1でした!
また、万太郎くんに親切にしきたりを教えてくれたまではよかったけど、そこから先は逃げ足の速い炎上役だったなどのコメントも寄せられていましたね。
あと「お箸の持ち方が独特で二度見!!」なんてマニアックな視聴者さんもいて、寛ちゃんに対する興味は尽きないようです。

幼少期の寛太役・齋藤潤くん
そんな寛太くんを演じるのは、10歳になる齋藤潤(さいとうじゅん)くんです。
所属は『スペースクラフトジュニア』だそうで、前作『舞いあがれ!』のヒロインの子役を演じた浅田芭路(あさだはろ)ちゃんと同じ事務所です。
ちなみに大人になった寛太くんを演じるのは、年齢不詳のような若さの新名基浩(にいなもとひろ)さんが演じます。

成人寛太役・新名基浩さん
新名さんは『舞いあがれ!』で、浪速大学で留年を繰り返していたバードマンの「空さん」を演じた方です。
これはまったく違和感ないほどに子役さんから成人役への成長で、誰もが納得のキャスティングですよね。
というか、ホントにそっくり?ですよね。
そして、大人になった寛太くんも、きっと楽しみなキャラとなる事間違いなしですね。
町の一般家庭の子供たちと遊ぶことを許されず、武家の子供たちからは見下される箱入り坊ちゃんの万太郎くん。
草花が話し相手になってしまうのは当然のことでしょうか。
当主として立派に挨拶も出来る様になったものの、深い孤独感が漂いますね。
そんな万太郎くんにとって『名教館』がどんな場所になるのか、明日からの展開が楽しみです!
らんまん2週6話4月10日(月)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
高らかに宣言する~!
絶対的な存在のタキさんの威厳が炸裂しますよ~!
⚘ #らんまん 人物紹介 ⚘
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槙野タキ #松坂慶子万太郎の祖母。
夫と一人息子に先立たれたため、「峰屋」を女手一つで切り盛りしている。
曲がったことが許せない正しく強い女性。
跡取りの万太郎を時に厳しく、愛情深く育てる。#朝ドラ #4月3日スタート pic.twitter.com/GOihWvRURD— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) February 16, 2023
とにかく万太郎くんを峰屋の当主にすると決めているタキさん。
「推しは万太郎くん以外あり得ない!」といった様子です。
そこへ何かと本家をやっかんでくるのが、豊治さんとその息子・伸治さん、そして紀平さんの分家3人衆。
彼らとタキさんとのセリフの応酬は、見応えがありそうです~!
ちなみにこの分家3人衆のことを、紀平役の清水伸さんは、『分家ーズ』(ぶんけーず)と勝手に呼んでいるんだとか!
ドラマ『大奥』(フジテレビ・2003年〜)で人気だった登場人物・女中トリオ『大奥スリーアミーゴス』を思い出すドラマファンも多そうですね。
こわ〜いタキさんの雰囲気をコミカルな『分家〜ズ』3人の演技で、やわらげてくれるのかもしれません。
この本家・タキさん VS 『分家〜ズ』は、物語の名物となりそうですよね。
見どころポイントとして、注目していきたいです〜♪
そして、この第6話では造り酒屋『峰屋』として大切にしていることもわかるようです。
タキさんが「時代が明治に変わっても、私たち峰屋は何も変わらない」という立ち位置をはっきりさせる回になっています。
のちに植物学を極めたい万太郎くんや女性だけど酒造りをやりたい姉・綾ちゃんの意志とは真逆の考え方です。
そのため、いつかはタキさんと万太郎くん&綾ちゃんが衝突する未来を示しているともいえます。
絶対的当主・タキさんと孫2人との考え方が徐々に離れていく様子を序盤で押さえておくと、グッとこれからの物語を深く味わえるかもしれません。
『峰屋』の未来を思って懸命に生きるタキさんの姿も、また美しく見えますね。
タキさんのスピーチと『分家〜ズ』の演技で緊張と緩和を楽しめそうな第6話も、楽しんで観ていきたいと思います〜♪
以上、2週6話のネタバレあらすじ予告でした。