ネタバレ予告あらすじと感想
2023年6月30日(金)放送日
らんまん第13週「ヤマザクラ」
らんまん13週65話6月30日(金)|花見を終えて旅立つタキ
*【らんまん】13週65話放送後のあらすじネタバレ感想です。
峰屋・披露宴にて。
「きれいじゃ、寿恵子さん」
うっとりする眼差しの万太郎が声をかけると、寿恵子は照れ笑いを浮かべます。
そんな初々しい夫婦を出席者たちは微笑ましく見つめるのでした。
やがて、宴会が始まりました。
挨拶に立った万太郎は、これまでのことを皆に感謝します。
「わしと寿恵子はこの峰屋という大樹を離れ、新たな地で、2人で芽吹いていこうと存じます」
そう言った万太郎は、槙野家のすべてを姉・綾と伴侶となる竹雄に譲ると宣言しました。
すると祖母・タキも、綾と竹雄による峰屋の新体制について発表したのでした。
その時。
「竹雄じゃと!?聞いちゃあせんぞ!認めん!本家の血筋は、誰ちゃあ残らんがじゃき!」
分家衆の豊治と伸治と紀平が不満の声を上げ、タキに罵声を浴びせます。
一方タキは、家ではなく己の願いに生きてほしいと語り、今後は本家と分家の区分もなく、手を取り合って商売に励んでほしいと頭を下げました。
初めてタキが自分たちに頭を下げる姿を目の当たりにした分家衆は、争う気が失せたのでした。
その後。
「これよりは竹雄と2人、力を尽くして峰屋を守ってまいります」
綾と竹雄は皆に力強く挨拶しました。
新体制を見届けたタキは、万太郎に「わしの孫に生まれてきてくれてありがとう」と言い、この先もずっと「わしの希じゃ」と目を細めます。
そんなタキの目には、万太郎の晴れ姿を見届ける母・ヒサが見えました。
タキは、ヒサに笑みを送ったのでした。
数日後。
切り倒されるヤマザクラを見納めるために、呉服商『仙石屋』に足を運んだタキと万太郎たち。
万太郎は手を尽くしたものの、救う方法を見つけることはできませんでした。
「天寿がありますきのう。お互い精一杯生きてきましたき・・・」
ヤマザクラに話しかけたタキは自分自身と重ね合わせます。
すると万太郎は、挿し木にして植えた若い枝をタキに見せ、「小さな枝が大きな木に育っていくきね」と教えました。
その小さな枝に希望を見出したタキは、万太郎夫婦と綾夫婦が子供たちを連れて満開のヤマザクラの下で笑い合うところを想像します。
「らんまんじゃ!」
幸せな気分になったたタキは、切り倒されるヤマザクラの最期の輝きを、その目に焼き付けたのでした。
しばらくして、峰屋の大黒柱だったタキはこの世を去り、一つの時代に終わり告げたのでした。
高知の山中にて。
精力的に植物採集に出掛ける万太郎。
まだ見ぬ草花との出会いに心をときめかせるのでした。
「ひょっとして新種じゃないかえ!初めまして!」
つづく
◆第13週の花「ヤマザクラ」その姿と花言葉【らんまん図鑑】▶
らんまん13週65話6月30日(金)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
物語の折り返しです!
万太郎くんを支え続けたタキさんがあの世へ旅立ち、物語は大きな転換期を迎えます。
新年度がはじまりましたね✨
つい先日の高知ロケにて、桜の木の下で!
みなさんの笑顔もらんまんです🌸#神木隆之介 #浜辺美波 #志尊淳 #佐久間由衣#らんまん #朝ドラ #4月3日スタート pic.twitter.com/TFg7SwZ6rI— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) April 1, 2023
大好きな孫とその伴侶たちとヤマザクラを眺めるタキさん。
「このヤマザクラを5人揃って見られるのは、これが最後・・・」
全員が心の中で思いながら見つめるこのシーンは、涙を誘うこと間違いないでしょう。
とにかく【らんまん】におけるタキさんの存在感は絶大なものでした。
物語をビシッと締めてくれる懐の深いキャラクターがいなくなってしまうのはとても寂しいかぎりです。
母・ヒサさんのように回想で登場する可能性もあるので、暗くなりすぎずにタキさんの旅立ちシーンをしっかりと見届けたいと思います〜!
13週は『ヤマザクラ』が、タキさんの人生と重なるように物語が展開されています。
ただヤマザクラが切り倒されるだけではなく、挿し木にして未来にその姿を残すというストーリーも、峰屋を引き継ぐ綾ちゃんや新たな道を切り開く万太郎くんを思わせます。
これまでタキさんがどんなに万太郎くんや綾ちゃんを大切に育てたかをずっと見てきただけに寂しい気持ちもありますが、世代交代した後の峰屋や万太郎くんの奮闘も楽しみですね。
さて、【らんまん】は全部で26週ですから、ちょうど半分が終わったことになります。
タキさんが旅立ち、峰屋は綾ちゃんと竹雄くんにゆだねられ、万太郎くんは寿恵子ちゃんと東京で新たな生活をスタートさせることになります。
物語の折り返し地点に注目です~!
以上、13週65話のネタバレあらすじ予告でした。