ネタバレ予告あらすじと感想
2023年8月11日(金)放送日
らんまん第19週「ヤッコソウ」
らんまん19週95話8月11日(金)|植物を通して人と繋がる
*【らんまん】19週95話の放送後のあらすじネタバレ感想です。
四国の山中にて。
「まっこと、この世は奇跡に満ちちゅう!」
初めて見た植物に興奮する万太郎。
そんな万太郎に興味を持った遍路宿の息子・山元虎鉄は、「あなたは何をされゆう方ながですか?」とたずねました。
すると万太郎は「植物学者じゃ!」と答え、名を名乗ります。
こうして万太郎と虎鉄の交流が始まったのでした。
十徳長屋にて。
たくさんの標本を抱えて東京に帰って来た万太郎。
田邊教授の言いつけを守り、帝国大学に標本500点と土佐植物目録を納めた万太郎は、一人で研究を開始しました。
そんな万太郎が夢中にさせるのが、虎鉄に教えてもらった植物です。
酒漬けになったその植物の形を見て、寿恵子は「奴(やっこ)さん」と言うのでした。
「寿恵ちゃん、この子はものすごう珍しい子じゃと思う!」
万太郎は目を輝かせると、正体を明かすために外国の書籍を取り寄せる必要があり、金が要ると訴えました。
すると寿恵子は頼もしい言葉を口にしたのでした。
「どうにかなります。いえ、どうにかします!」
半年後のある日。
取り寄せた外国の書籍を見ながら、虎鉄が教えてくれた植物の研究を進めていた万太郎。
そこへ植物学教室の波多野と藤丸がやって来ました。
2人は田邊教授が出した『帝国大学発行 大日本植物図解』を届けにきたのです。
その内容は、万太郎が自費出版している『日本植物志図譜』とよく似たものでした。
しかし万太郎の図譜と違って出版元があり、日本中の学校が買ってくれる見込みがあることです。
「自腹で出すがと違うのう。いや~、羨ましい」
万太郎は素直な気持ちをもらしたのでした。
そんな中。
万太郎は、四国で見つけた植物の調査を手伝ってもらいたいと2人に持ち掛けました。
語学が堪能な波多野にドイツ語の書籍を訳してもらいながら、夜通しで調べていきます。
やがて朝になり、一つの推論にたどりつきました。
その植物は新種どころか、植物分類学上の属も科もない新発見で3人は歓喜の声を上げました。
「この子がホンマに新しい科やったらヤッコソウ科とする!」
万太郎は目を輝かせると、学名に虎鉄の名前を入れたいと微笑みます。
そして、その思いを綴った手紙を虎鉄に送ったのでした。
しばらくして。
虎鉄からお礼の手紙と一緒に、数多くの植物の標本が送られてきました。
なんと虎鉄が学校の先生にヤッコソウの話をしたところ、先生が名前の分からない植物を万太郎に見てもらいたいとお願いしたのでした。
興奮して標本を見つめる万太郎。
「わしは一人じゃない。ひたすら野を行ったら、きっと誰かと歩けるき!」
確信を持った万太郎に、寿恵子は笑顔でうなずくのでした。
つづく
らんまん19週95話8月11日(金)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
植物を通して繋がるご縁!
悲しみを乗り越えて前に進む万太郎くんと寿恵子ちゃん!
研究する場所を失い、まるで根なし草状態だった植物学者・万太郎くん。
しかし波多野くんや藤丸くんは友人として、変わらず協力してくれると分かり安心しました!
他にも高知の奥山で出会った新キャラ・虎鉄くんとも『草トモ』になれるようです。
万太郎くんは、相つぐ不運や訃報で感じていた寂しさや孤独から、やっと解放されるのかもしれません〜!
実は万太郎くんが虎鉄くんと見つけた植物『ヤッコソウ』は、史実においても大発見でした。
高知県の中学生が見つけたヤッコソウを学校の先生や農科大学の先生に調べてもらったものの分からず、ツテをたどって牧野博士の元に依頼が舞い込んだのだとか。
詳しく調べた結果、新属新種の植物と判明し『ヤッコソウ科』が新設されたそうです。
牧野博士の協力者が、山奥から何度も写真や標本を送ってくれたおかげで大発見に繋がったと伝えられています。
ドラマでも虎鉄くんとの出会いをきっかけに、万太郎くんの『草トモ』が日本中に広がっていく可能性もありますね。
また、ちょっと気になるのは波多野くんと藤丸くんが持ってきた田邊教授作の植物図鑑です。
どうやら万太郎くんが作っていた『日本植物図譜』と中身がかなり似ているのだとか。
ここでも田邊教授がどれだけ万太郎くんを強く意識していたのかが分かりますね。
その上で堂々と、万太郎くんの本をある意味「パクって」しまう田邊教授が怖い〜!
以上、19週95話のネタバレあらすじ予告でした。