ネタバレ予告あらすじと感想
2023年8月21日(月)放送日
らんまん第21週「ノジギク」
らんまん21週101話8月21日(月)|金の工面に困る寿恵子!
*【らんまん】21週101話の放送後のあらすじネタバレ感想です。
1893年(明治26年)8月。
志半ばで帝国大学理科大学の職を追われた田邊。
植物学における日本初の理学博士であった田邊は、この後、二度と植物学には戻りませんでした。
そんなある日、穏やかな顔つきで本棚から洋書を取り出した田邊は、身重の妻・聡子に何かを伝えようとするのでした。
その頃、十徳長屋では。
槙野家の5人家族になっていました。
次女・千歳(ちとせ)は7歳、長男・百喜(ももき)は5歳、次男・大喜(だいき)は2歳。
子供たちはわんぱく盛りで、槙野家はいつもにぎやかです。
一方、万太郎は地道に『日本植物志図譜』の発行を続け、その号数は 11集になっていました。
しかし相変わらず版元は見つからず、いまだに自費出版です。
そのため槙野家の家計状況は以前にも増して火の車だったのでした。
そんな中。
万太郎の元に、親友の藤丸が遊びにやって来ました。
大学を卒業した藤丸は教師になろうとしていますが、就職先が一向に見つかりません。
「仕事本当にないんだよ・・・。植物学じゃ話にならない」と、植物学の評価の低さを嘆きます。
そんな2人の話題は、政治的な問題で職を追われた田邊の今後を心配するのでした。
「想像つかないよ。あのユーシー(田邊)がもう青長屋(植物学教室)にいないだなんて・・・」
槙野家の母屋にて。
夕食の準備の前に財布の中を見てため息をついた寿恵子。
家の中を物色すると、なんと宝物である『里見八犬伝 全巻一式』を持ってなじみの中尾質店へ足を運びました。
中尾は古本屋に持っていた方が高いと勧めます。
しかし寿恵子は、「売るんじゃないの。預けるだけ。必ず出しに来ます!」と約束。
その言葉を信じた中尾は、特別待遇で金を貸してくれたのでした。
そんな中、寿恵子は店にあった新聞の記事を見つけ大きなショックを受けたのでした。
夕方の長屋にて。
「徳永さんの最初の仕事は、とにかくユーシーの色を消し去ること」
藤丸は、田邊が監修した図鑑が廃刊になったことなど、後任の徳永教授の働きぶりを万太郎に説明していました。
大学の変貌ぶりに万太郎は驚きを隠せません。
するとそこへ、青ざめた寿恵子がやって来て新聞記事を差し出しました。
なんとその記事は、田邊が遊泳中に溺死したことを報じるものです。
万太郎と藤丸は言葉を失ったのでした。
つづく
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らんまん21週101話8月21日(月)今日の感想!
【らんまん】21週101話放送後の感想とポイントです。
今日のポイントは
早すぎるユーシーの死
「ナレ死」に代わって、新たに「報道死」「新聞死」が登場しました!
寿恵子が持ってきた新聞に目を落とす万太郎。
そこには、田邊が鎌倉で遊泳中に亡くなったという内容が…
「――え…?」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 #前原瑞樹 pic.twitter.com/tdWztLgbsw
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) August 21, 2023
万太郎くんと藤丸くんが噂する中で届いた、ユーシーこと田邊元教授の衝撃的な訃報。
ネット上では「史実通りとはいえ、受け入れがたい展開」「聡子さんとのラブラブな冒頭から、残酷すぎるエンディングに絶句」
「憎たらしいキャラだったけど寂しい」「聡子ちゃんとお腹の子、2人の子供の未来が心配」といった悲しみの声が広がっています。
ようやく家族との時間を楽しめるようになったのに本当に残念な結末となりました。
そして万太郎くんとの和解は、叶わぬものとなりました。
日本の植物学研究の道筋をつけた田邊教授の思いが万太郎くんに届くのか、明日以降に注目です!
そんな中、職探しに苦労する藤丸くんのから植物学の悲惨な状況が明らかになりました。
「高学歴で無職の藤丸に誰か職を与えて」「万ちゃんも全然食えてないよね・・・」
「植物研究よりも政治的な動きで地位と名誉と財を築いたユーシーはある意味で正しい」といった指摘が上がっています。
そんな一方で、「藤丸は五島列島に行ってカフェを開け!」と、朝ドラ前作【舞いあがれ!】のムっちゃんに絡めた声も♪
ところで、長屋の一室が資料室となっていましたね。
ドラマの副音声では、なんと「元福治の部屋」という説明がありました。
上京当時に2部屋を借りた万太郎くんは、丈之助くんがいた部屋を借りて『標本室』にした上に、福治さんの部屋まで借りたということなのかもしれません。
家賃がどうなっているのか気になる~!
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らんまん21週101話8月21日(月)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
八犬伝が質草に・・・
何よりも大切にしていた八犬伝を、質草に入れてしまったお寿恵ちゃんの心境を考えると心が痛みます。
万太郎と綾は、八犬士みたいだと言う寿恵子。
しかし、寿恵子こそが八犬士のようだと綾は伝えます。「だめだ…やっぱり一巻から読み直さないと!」
お腹いっぱいの綾🤣#朝ドラらんまん#浜辺美波 #佐久間由衣 pic.twitter.com/pyUAAwDbHi
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) August 8, 2023
推しの『八犬伝』を質に入れる日がこないことを祈っていましたが、やっぱりやって来ました。
ひっ迫する槙野家の家計と、家には金目のものが何も残っていないということがヒシヒシと伝わってきます。
寿恵子ちゃんは断腸の思いで風呂敷に包むに違いありませんね。
わんぱく盛りの3人の子供を抱えながら、万太郎くんをサポートし、お金の工面に奮闘する寿恵子ちゃんの姿を想像するだけで涙がこぼれます。
いろんな事情があるのは仕方ないにせよ、「万太郎!いい加減にしなさい!」と大声を上げたくなる心境です。
寿恵子ちゃんファンである、大畑印刷所の佳代ちゃんの言葉を借りれば、「許すまじ、槙野万太郎!」と叫びたい。
そして何よりも、質屋の店主・中尾さんに「どんなことがあっても流さないで!」と願いたい~!
さて、とんでもない悲報が飛び込んできました。
引退して家族との時間を楽しんでいた田邊教授が海の事故で亡くなるなんて・・・。
お子様も小さいはず、聡子ちゃんのショックも相当なものでしょう。
すでに影響力はなくなったとはいえ、植物学会に大きなインパクトを与えそうですね。
万太郎くん、そして寿恵子ちゃんは訃報に接して何を思う?
以上、21週101話のネタバレあらすじ予告でした。