ネタバレ予告あらすじと感想
2023年8月28日(月)放送日
らんまん第22週「オーギョーチ」
らんまん22週106話8月28日(月)|7年ぶりの植物学教室!
*【らんまん】22週106話の放送後のあらすじネタバレ感想です。
1893年(明治26年)。
7年ぶりに植物学教室に戻って来た万太郎。
帝国大学理科大学の教授に就任した徳永から、月給15円で正式に助手として迎えられたのです。
教室は大きく様変わりしていました。
植物学を学ぶ生徒たちは大幅に増え、今や植物園の集会所を講義に使うほど。
盟友の波多野は、学生たちに講義をする立場です。
さらに植物画を描いていた野宮は、今や顕微鏡の奥(倍率900倍)の世界が描けるただ一人の画工兼植物学者になっていたのでした。
教授室にて。
「これまでやってきたことを、そのまま続けてくれればいい!」
徳永教授から万太郎に命じられた任務は、教室内の標本を増やすことと収蔵済みの標本の確認です。
そのための出張も自由に行えると聞き、万太郎は感謝するのでした。
そんな中。
万太郎は徳永にドイツ留学の感想をたずねます。
すると徳永は、標本を集めてきた歴史が違い、数で勝てるわけがないと嘆きました。
「勝ち負けなんだ、槙野」
力を込めて言った徳永は、現在の植物学は顕微鏡の奥の世界を目指していると言います。
それは植物を解剖して内部で何が起こっているのかを観察する学問『解剖学』で、器用な日本人の特性を生かせる研究です。
その研究の一例として、世界中の植物学者が『裸子植物』の中に精子があるか見極める研究に取り組んでいて、植物学教室も参戦していました。
「この研究で、世界の頂点に立つのだ!」
徳永は険しい顔で訴えるのでした。
一方で万太郎は、勝ち負けにこだわる徳永の方針に違和感を覚えるのでした。
研究室にて。
徳永に言われたことを振り返る万太郎。
そんな万太郎に、助教授の大窪が痛烈な言葉を掛けました。
「何か期待でもしてたのか?金に釣られて戻ってきやがってよ!ただ尻尾振って、標本採ってくるだけの犬じゃねえか」
大窪は口惜しそうに言うと、今からでも遅くないから辞退しろと万太郎に迫ります。
しかし万太郎は辞める気はありません。
すると大窪は「古いんだよお前は!」と言い放ち、地べたを這いずる植物学は、もう誰にも見向きもされないと言います。
「せっかく忠告してやったのによ・・・」
悲しそうにつぶやいた大窪は、万太郎を絶句させることを打ち明けたのでした。
「俺は、切られたよ・・・」
つづく
◆第22週の花「オーギョーチ」その姿と花言葉【らんまん図鑑】▶
らんまん22週106話8月28日(月)今日の感想!
【らんまん】22週108話放送後の感想とポイントです。
今日のポイントは
徳永教授の変わりぶりです
万太郎くんがマイペースに研究している間に、時代はすっかり変わってしまっていました。
「そもそも標本で世界と張り合おうとしていたのが間違いだったのだ。標本を集めてきた歴史が違う。数で勝てるわけがないのだよ」
「勝ち負けでは…」
「勝ち負けなんだ、槙野」
7年ぶりに再会した徳永の変わりように戸惑う万太郎…。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #田中哲司 pic.twitter.com/LFYzUAkqlm
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) August 27, 2023
ドイツに留学した徳永教授は、劣等感を抱えて帰国し、国の威信に目覚めたようです。
ネット上では「徳永さんの変わりっぷりが怖い」「徳永教授も万太郎くんを自由に使える駒にしたかったということだな」
「自分の肖像画を飾るナルシストw」「ユウガオを愛でた徳永教授はどこに行っちゃった・・・」
「万ちゃんを苦しめる悪役にならないことを祈っておく」など、戸惑う声があふれています。
万太郎くんも徳永教授の変わりように戸惑っていましたよね。
ちなみに史実によれば、徳永教授のモデル・松村任三氏は、次第に万太郎くんのモデル・牧野富太郎氏を疎むようになり、その活動を妨害するのだとか。
史実通りになってしまいそうで、今後の展開が心配になります・・・
さて、大窪さんのイライラの原因がはクビでした。
「いつにも増して大窪さんがツンデレを爆発をさせていると思っていたら・・・」
「大窪さんの言葉はひどいけど愛があるよね」
「きっと大窪さんもオールドタイプの烙印を押されたに違いない!」
衝撃的な展開で戸惑う視聴者があふれています。
これから万太郎くんに待ち受ける状況が、大窪さんには手に取るように分かるのかもしれません・・・。
不穏な空気が広がる中で、可愛いウサギたちに心を救われます~♪
らんまん22週106話8月28日(月)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
浦島太郎な万太郎くん!
7年ぶりに植物学教室へ戻った万太郎くんが、空白の時間を痛感しそうです!
植物学雑誌の新刊に載った「#ヤマトグサ」🌿
名付け親と発表者に、大窪と万太郎の名前が並んでいました!
おめでとう万太郎🥳#朝ドラらんまん#神木隆之介 #今野浩喜 pic.twitter.com/mFKkHJk5bE— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) July 14, 2023
万太郎くんは「なんか思ってたんと違う・・・」という場面に遭遇してしまうのようです。
というのも、この頃の植物学は創成期を過ぎ、様々な分野が探求され始めた頃のようです。
万太郎くんが専門とする植物分類学は、ある程度研究が進み落ち着いていたのかもしれません。
そういえば第79話で波多野くんと画工・野宮さんがタッグを組み、これからは顕微鏡でなければ見えない世界についても研究や図画が必要だと話していましたよね。
7年の間に腕をあげ、ハイレベルな論文や詳細図を仕上げるスキルを身につけていると予想しています。
となると、ずっと在野で研究してきた万太郎くんは、まるで浦島太郎のようになっていそうです。
残念ながらせっかく戻ってこられたのに、ふたたび「ちょっと浮いた存在」として扱われるような気がしています。
それにしても大窪さんには、がっかりしてしまうかもしれません。
第74話で万太郎くんに頭を下げて共同研究をお願いし、万太郎くんは快諾してくれたというのに!
あの時の恩を忘れて、万太郎くんの研究が古いと言い放つのでしょうか・・・?!
実際のシーンでは「今では俺の方が上だ!」という意味なのか、もしくは現実を伝えるための思いやりからなのかが分かると思います。
この時の大窪さんの真意や態度に注目ですね。
ということで、久しぶりに植物学教室が主な舞台として戻ってくる第106話!
植物学教室の面々の出立ちも、7年の歳月を感じさせる変化があるかもしれません~!
以上、22週106話のネタバレあらすじ予告でした。