ネタバレ予告あらすじと感想
2023年9月14日(木)放送日
らんまん第24週「ツチトリモチ」
らんまん24週119話9月14日(木)|万太郎と逸馬が再会する
*【らんまん】24週119話の放送後のあらすじネタバレ感想です。
大学の教授室にて。
国が推進する『神社合祀令』に反対する南方熊楠に関わるなと、徳永教授から釘を刺された万太郎。
納得できない万太郎は、熊楠の住む紀州熊野に植物採集に行きたいと申し出ました。
すると徳永は、大学本部から届いた通知を見せながら、「教員の妻が渋谷で水商売をしているのはいかがなものかと」と寿恵子のことを持ち出しました。
そして徳永は、動揺する万太郎に念を押すのでした。
「だからもう目立つな!私もこれ以上はかばえない」
十徳長屋にて。
重い足取りで帰宅した万太郎。
元画工の野宮からもらった神社の森の悲惨な現状を伝える手紙を読み返します。
居ても立っても居られなくなった万太郎は、大急ぎで熊野に行く荷造りを始めました。
しかしその時です。
子供たちが帝国大学に勤める万太郎のことを誇らしげに話す声が聞こえてきました。
我に返った万太郎は、荷造りする手を止めたのでした。
寿恵子の店・やまももにて。
店の常連客・相島の大事な客を出迎えた寿恵子。
その客は神戸の永守という資産家の代理人で、土佐出身の元代議士・早川という男です。
早川は店の守り神の『やまももの木』や、寿恵子が義姉・綾に頼んで用意してもらった土佐料理『皿鉢料理』に大喜びしたのでした。
その後、相島の事業構想を聞いた早川は、「人生で一つだけ選ぶものは何か?」と相島に質問したのでした。
やまももの玄関にて。
質問が面白かったと早川に感想を語った寿恵子。
「私の夫でしたら、迷わず植物と答えますね」と微笑みました。
そして寿恵子は、この世に雑草という草はないという万太郎の持論を口にします。
すると上機嫌だった早川は急に神妙な顔つきになり、寿恵子にたずねたのでした。
「義理の姉夫婦は土佐じゃと言いよったのう・・・。ご夫君のお名前は?」
夜遅く十徳長屋にて。
寿恵子が満面の笑みで、客を連れて帰って来ました。
客の顔をまじまじと見つめた万太郎は、嬉しい声を上げます。
「えっ・・・あ~逸馬さん!」
「早川逸馬じゃ!槙野、元気しちょったか!」
万太郎と逸馬は、自由民権運動の会場で逮捕されて以来の再会を果たしました。
抱き着いて泣きじゃくる万太郎を、逸馬は笑いながら抱きしめたのでした。
長屋の庭にて。
万太郎が作った図譜の数々を見た逸馬は目を細めました。
そんな逸馬に、万太郎は「逸馬さんが守ってくださらんかったら、今のわしはありません」と頭を下げ、警察に無関係だと貫き通してくれたことを感謝しました。
逸馬は自分の道を歩み続ける万太郎を羨みます。
しかし万太郎は、大学勤務の身分で信用されている今の自分に「心が騒ぎゆうがです」と、偽りのない気持ちを打ち明けました。
すると逸馬は、万太郎がどこの誰だろうと信用したと言い、「その目だけで十分じゃったき」と微笑んだのでした。
しばらくして。
逸馬から、神戸の若き資産家・永守徹(ながもりとおる)を紹介された万太郎。
なんと永守は、植物標本10万点の保管と図鑑の出版費用を支援したいと万太郎に伝えました。
突然の出来事に万太郎は言葉を失うのでした。
つづく
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らんまん24週119話9月14日(木)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
いてもたってもいられない!
植物ファーストの万太郎くんの立ち回りに注目です~!
国が進める神社合祀令(じんじゃごうしれい)とは神社の数を政府が管理しやすい数に整理することを指します。
ドラマの舞台である明治末期では、明治39年(1906年)から大正3年(1914年)までに約7万社が取り壊されたのだとか。
しかし南方さんの反対運動が次第に拡大し、最終的に大正9年(1920年)に終息しました。
そんな中、野宮さんからの手紙でリアルに起こっている現状を知ることとなる万太郎くん。
いてもたってもいられなくなるのは、万太郎くん自身が神社のある森の近くで育ったからではないかと推測しています。
母・ヒサさんが1番好きだった『バイカオウレン』を始めとする貴重な植物たちが、人間の勝手な方針によって失われてしまうほど悲しいことはありませんよね。
となると万太郎くんは帝国大学の者である自分の立場と、神社合祀令に反対したい気持ちの間で板挟みになる可能性が出てきました。
ただ万太郎くんのモデル・牧野博士は助手時代を含めて約46年の間、帝国大学で研究活動をしています。
徳永教授の目につかないよう、水面下で南方さんと関わりを持ったり、野宮さんを通じて活動を支援したりするのかもしれませんね!
以上、24週119話のネタバレあらすじ予告でした。