ネタバレ予告あらすじと感想
2023年9月15日(金)放送日
らんまん第24週「ツチトリモチ」
らんまん24週120話9月15日(金)|研究資金提供の申し出!
*【らんまん】24週120話の放送後のあらすじネタバレ感想です。
寿恵子の店・やまももにて。
土佐の恩人・早川逸馬の紹介で、神戸の若き資産家・永守徹に面会した万太郎。
亡くなった伯父から莫大な資産を引き継いだという永守から、資金提供の申し出を受けた万太郎は動揺を隠せません。
永守は日本が文明国になることを願っていた伯父の意志を継ぐ責任があると力を込めます。
「図鑑に必要なら出版社を。標本に必要なら博物館を建てましょう!標本の散逸を防ぎたいんです!」
まもなく陸軍に入ると言う永守は、万太郎への支援は「私にとっても生きた証し」と言うのでした。
永守の言葉に勇気づけられた万太郎でしたが、なんと資金提供をいったん断ります。
な万太郎は、永守が兵役から帰ってくるまで待つと言い、図鑑の準備と標本を守り抜くと約束したのでした。
そんな二人のやりとりを温かく見守った逸馬は、「先を照らす約束」があることを称賛したのでした。
しばらくして。
万太郎は紀州熊野へ植物採集の旅に出掛けました。
徳永教授の警告に背いた万太郎は、『神社合祀令』によって伐採される予定の神社の森をくまなく調査したのでした。
屋台・土佐にて。
万太郎が熊野から戻った頃のこと。
酒造りを目指す竹雄と綾が静岡県沼津の酒蔵を買い取りました。
2人は農科大学で醸造を学んだ藤丸とともに移住することになったのです。
万太郎と寿恵子は竹雄と綾の新たな旅立ちを祝い、互いの健闘を誓ったのでした。
長屋の標本室にて。
「ここまでよう歩いてきたのう・・・」
万太郎の元に足を運んだ竹雄は、高く積み上げられた標本や資料の数々を感慨深げに見つめました。
すると万太郎は、和歌山の神社の森で見つけた『ツチトリモチ』を披露します。
「この子は森の小さな守り神じゃ。木が倒され日、この子らは消えていく・・・」
寂しそうに語った万太郎は、和歌山の神社の森の植物を一つ残らず描き留めてきたと明かし、それを大学に提出するつもりだと言います。
それは大学の職を辞する覚悟の現れでした。
そんな万太郎に呆れる竹雄ですが、それが万太郎の生き方だということを誰よりも理解しています。
「そんでも金色の道を貫くためながじゃろ?」
そうたずねた竹雄は、峰屋の若旦那としては駄目だったが、いつでも強さと優しさが本気だったと振り返ります。
竹雄は植物の道を貫こうとする万太郎の背中を押すのでした。
「そんな若じゃき、わしは愛したがじゃ。ここにある全てが証しじゃ・・・」
つづく
◆第24週の花「ツチトリモチ」その姿と花言葉【らんまん図鑑】▶
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らんまん24週120話9月15日(金)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
若きスポンサーに感謝!
万太郎くんの研究環境が大きく変わるかもしれません!
資金提供を申し出た永守さんの史実上のモデルと思われる人物は、資産家の池永孟(いけながはじめ)さんです。
池永さんは万太郎くんのモデル・牧野博士が借金が原因で標本を手放そうとした時、救いの手を差し伸べてくれました。
借金を返済する資金にできるように標本を買い取った後、ふたたび寄贈する形で手元に戻したそうです。
さらに標本を保管する研究所を作り、牧野博士が研究に専念できるような環境まで整えてくれたのだとか。
「資産家は文化発展のためにお金を使うべきだ」というすばらしい考え方の持ち主だったようです!
実は池永さんが牧野博士のピンチを知ったのは、新聞の記事を通してだったと伝えられています。
新聞記事には牧野博士の標本が失われれば、国家の大事な資料を失うことになると心配する内容だったのだとか。
池永さんは牧野博士のためだけでなく、植物分類学における日本のピンチも救ってくれたのだと思います。
となると逸馬さんが永守くんを紹介してくれるという展開は、ドラマならではのオリジナル展開といえそうです!
朝ドラファンにも大人気だった逸馬さんの再登場と絡めたこの流れは、きっと胸熱な神シーンになると信じています〜♪
一方、竹雄くんと綾ちゃん、藤丸くんは沼津へと引っ越すようです!
ついに3人で挑む『新酒リベンジ』のガチフラグが立ちました〜♪
きっと藤丸くんが学んだ知識をふんだんに活用して、綾ちゃんがみんなに飲ませたかったキリッとした新しい峰の月を作ってくれるはずです!
いつか3人のお酒が出来上がったら、下戸であっても万太郎くんにひと口味わってほしいなと願っています。
以上、24週120話のネタバレあらすじ予告でした。