ネタバレ予告あらすじと感想
2023年9月20日(水)放送日
らんまん第25週「ムラサキカタバミ」
らんまん25週123話9月20日(水)|関東大震災が発生する!
*【らんまん】25週123話の放送後のあらすじネタバレ感想です。
◆前回122話はコチラから▶
森の中にて。
日課の採集活動に出掛ける万太郎。
大学を辞めて早12年が経ち、植物図鑑作りに情熱を注いでいました。
十徳長屋にて。
1923年(大正12年)9月1日のこと。
その日、空は厚い雲に覆われていて、朝から蒸し暑い一日でした。
2学期の始業式を終えたばかりの孫・虎太郎に、万太郎が標本のことを教えていると、寿恵子が帰ってきました。
寿恵子に手には、上野の百貨店で買った贈答品があります。
それは、翌日に神戸の資産家・永守のもとへ行く万太郎の手土産でした。
かつて万太郎に支援すると約束をした永守は、万太郎の図鑑のために、印刷所や版元まで全て手配していました。
「やっと図鑑が完成するんですね。まだ夢みたい」
寿恵子は夢が叶う瞬間はもうすぐだと感慨深く思うのでした。
標本室にて。
神戸行きの旅支度を進めていた万太郎。
大量の図鑑の原稿を風呂敷に包んでいる時に大きな揺れが起こりました。
天井まで積み上がった標本が崩れ落ち、万太郎は標本に埋まってしまいました。
再び大きな揺れが起こる中、万太郎、寿恵子、次女・千歳と孫の虎太郎も無事だったんでした。
地震が収まった後。
「標本・・・。標本を救わんと」
万太郎は寿恵子たちの制止を振り切り、崩れた屋根や壁をかき分けて標本部屋へ。
可能な限り標本を持ち出そうとします。
するとそこへ上野の百貨店に勤務する三女・千鶴が帰って来ました。
千鶴は多くの民衆が避難を始めていると言い、すぐにでもここを出ようと訴えます。
すると空が赤くなり始めていきました。
なんと地震発生の直後から一斉に火の手が上がり、突風の影響もあって東京は火の海に包まれはじめていたのでした。
一方、万太郎の助手で千歳の夫・虎鉄は、勤務先の『大畑印刷所』の社長・大畑義兵らと消化活動に奔走していたのでした。
混乱する町の中。
持ち出せる限りの標本を抱え、十徳長屋を飛び出した万太郎と家族たち。
通りは逃げる人たちによって大混乱しています。
万太郎は大学へ避難しようとしていましたが、とても行きつくことはできない気配です。
つづく
◆第25週の花「ムラサキカタバミ」その姿と花言葉【らんまん図鑑】▶
らんまん25週123話9月20日(水)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
完成目前の悲劇!
図鑑の完成を楽しみにする万太郎くんたちを関東大震災が襲います!
標本の完成が近づく万太郎は、少し怖いと弱気になっていました。
「この図鑑は…愛されるじゃろうか」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #濱田龍臣 pic.twitter.com/YYkeTE4kO5
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 10, 2023
今から100年前の1923年9月1日に関東南部を襲った関東大震災。
マグニチュードは7.9、現在の震度に換算すると震度7相当の揺れだった発表されています。
昼食準備の時間帯と重なり、地震だけでなく火災による二次被害で多くの尊い命が失われることになりました。
ちなみに関東大震災の時点で、万太郎くんは61歳くらいの年齢になっています。
この年齢で命の危険を感じた上に、家や私財、そして何より大切な標本の大半を失うショックは相当大きいはずです。
しかし、まずは槙野家の全員がなんとか無事に渋谷に避難できて欲しいと願っています!
またこの時、別々に行動している虎鉄くんのシーンは見どころのひとつになりそうです。
というのも大畑印刷所の義兵さんは印刷業を始める前、火消しを生業としていましたよね。
万太郎くんが60代に差し掛かっていると考えると、義兵さんはおそらく70〜80代くらいである可能性が高そうです。
高齢にも関わらず江戸っ子火消しの血が騒ぎ、指示を出しながら懸命に消化をする粋な姿が見られるかも知れません。
義兵さんや虎鉄くん、印刷所の面々も、どうか無事であって欲しいと祈るばかりです。
前話(122話)から11年が経ち、ようやく図鑑の完成にこぎつけたのに、大規模な災害にあってしまう万太郎くんたち。
突然、日常が崩壊した中で夢を諦めずにいられるのか、これからの見どころになりそうですね。
今後の展開で、万太郎くんが見失いかける金色の道をどんな出来事が取り戻してくれるのかに注目です!
以上、25週123話のネタバレあらすじ予告でした。