ネタバレ予告あらすじと感想
2023年9月27日(水)放送日
らんまん第26週「スエコザサ」
らんまん26週128話9月27日(水)|体調がすぐれない寿恵子
*【らんまん】26週128話の放送後のあらすじネタバレ感想です。
槙野家にて。
「今の学位令によれば(理学博士に)なれる!」
帝国学士院会員・波多野は、論文と学識が大学院を終えたのと同等だと認められれば博士になれると断言します。
さらに、かつて万太郎を大学に呼び戻した徳永名誉教授が審査機関の長を務めている明かし、理学博士になることを強く薦めました。
一方、想像すらしたこともなかった万太郎は戸惑いを隠せません。
万太郎は大学に散々不義理をしたこと、二十歳の時に決めた日本の植物を網羅した図鑑をまだ作れていないことを理由に辞退しました。
そんな万太郎を、寿恵子は悲しげな目で見つめるのでした。
その後。
万太郎の膨大な原稿や資料を目の当たりにした波多野と盟友の藤丸。
関東大震災で失ったものを、万太郎はすっかり取り返していました。
年老いた万太郎がいまだに情熱を失わず、精力的に研究を続けていることに波多野と藤丸は驚きを隠せません。
すると、万太郎を理学博士にしたい波多野のスイッチが入りました。
「万さんは客観的に見ても信じられない偉業を成し遂げてるんだ!」
波多野はこれだけ多くの新種を発表している万太郎は、世界最高峰の植物分類学者だと言います。
さらに、頑なに辞退しようとする万太郎に「傲慢だよ!」と言い放った波多野は、万太郎は時代の摂理に導かれて植物学を研究しているのだと諭しました。
熱い思いがこみ上げてきた波多野は、「理学博士になるんだ!槙野万太郎!」と訴えたのでした。
そんな波多野に共感する寿恵子も、図鑑を成し遂げてからでは遅いと万太郎に迫ります。
寿恵子は理学博士になって永遠に名前を刻んでほしいと、万太郎の背中を押しました。
波多野や寿恵子の思いを受け止めた万太郎は、素直に考えを改めたのでした。
「理学博士の推薦。謹んでお願いいたします」
夕暮れ時。
楽しい食卓を囲んだ後、波多野と藤丸と見送った万太郎と寿恵子。
寿恵子は、銀座に万太郎の洋服を仕立てに行こうと誘います。
うなずいた万太郎は、ずっと気がかりだったことを口にしました。
「病院に行かんかえ?診てもらって何ちゃあなかったら安心じゃろ・・・」
万太郎の言葉を聞き、寿恵子は静かに微笑むのでした。
授与式の日。
多くの人たちが集まる中、モーニングコート姿で演台の前に立った万太郎。
寿恵子と家族たち、波多野や藤丸、徳永名誉教授も笑顔で見守っています。
「あらゆる命には限りがある。出会えたことが奇跡で、今生きることが愛しゅうてしかたない。どんな時もそばで支えてくれた妻と皆様方に感謝申し上げます」
寿恵子を見つめた万太郎は記念講演を始めました。
そんな万太郎の晴れ舞台を、寿恵子は愛おしそう見つめるのでした。
つづく
◆最終回第26週の花「スエコザサ」その姿と花言葉【らんまん図鑑】▶
らんまん26週128話9月27日(水)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
ついに牧野博士が爆誕!
小学校中退の万太郎くんが公式に認められ、ついに理学博士の学位をゲット〜♪
やはり史実と同様に、物語の上でも万太郎くんは理学博士になりました!
小学校中退という学歴とともに生きてきた万太郎くんですが、これを機に周りからの目も変化するはずです。
しかし博士の学位になったとしても、草花や人を平等に愛しむことができる万太郎くんの素晴らしさは、きっと変わらないのだと思います。
その点こそが、最終週まで多くの朝ドラファンを夢中にさせてくれた『万太郎くんらしさ』だからですよね。
一方、吉報を心からよろこぶ寿恵子ちゃんはこの頃、体調を崩しているのだとか。
こちらも史実に基づくと、モデルである壽衞さんは昭和3年(1928年)に55歳で亡くなったと伝えられています。
ちなみに前話(127話)の時代設定は、昭和2年(1927年)です。
照らし合わせると万太郎くんが理学博士を取得した時、寿恵子ちゃんの余命は1年もない状態といえるかもしれません。
そんな中でうれしい知らせを聞いた寿恵子ちゃんが、どんな風によろこぶのかが見どころポイントになりそうです。
寿恵子ちゃんの余命を意識しながらこのシーンを見てみると、より深く朝ドラを味わえるような気がします。
そのため、残すところあと2話というところで、寿恵子ちゃんの死が描かれる可能性も出てきました。
万太郎くんと寿恵子ちゃんが大冒険のゴールに辿りつくまで、今話を含めて残り3話です!
以上、26週128話のネタバレあらすじ予告でした。