【ブギウギ】ネタバレ9週あらすじ予告「贅沢は敵だ」
ブギウギネタバレ9週あらすじ予告|「贅沢は敵だ」
ブギウギの週間ネタバレ・あらすじ予告情報をお届けしています。
ネタバレ予告第9週は?
父・梅吉と東京で暮らし始めて一年。
警察の規制・監視下での講演にスズ子は不満を募らせるが。
立ちなおれない梅吉
1940年(昭和15年)夏。
スズ子と父・梅吉が一緒に暮らし始めて一年が経っていました。
しかし、妻・ツヤを亡くした悲しみから立ち直れない梅吉は、近所のおでん屋台で毎日のように酔いつぶれています。
皆に迷惑をかける梅吉にスズ子は困り果てるのでした。
演出家は警察?!
一方、日中戦争がはじまってから3年。
エンターテインメント業界に向けられる目は厳しいものがありました
警察官たちの監視下で公演を続けるスズ子たちは、以前のような派手な演出は一切できません。
舞台を自由に動きまわるスズ子の歌い方は「軽薄」とされ、三尺四方(90㎝四方)からはみ出さずに歌うことを強要されていました。
その条件に逆らうと公演が打ち切られてしまうため、スズ子たちは従うしかありません。
動かずに歌う姿は「カカシ」のようなものでした。
ブルースの女王の言葉
ある日の事、羽鳥の誘いでブルースの女王・茨田(いばらだ)りつ子が『梅丸楽劇団 (UGD)』の公演を見にやって来ました。
警察の指示通りおとなしく歌うスズ子に不満を持ったりつ子は、公演後の楽屋で「今日のあなたはつまんない」と言い放ちます。
スズ子もそれに反発します。
「ワテかてもっと自由に、もっと楽しく歌いたいわ!」
「ならそうすれば!」
警察にも屈せず、自分らしさを貫こうとするりつ子の言葉は、スズ子の胸に刺さるのでした。
スズ子に押しかけ弟子が乱入
小林小夜(こばやしさよ)という女性が、突然スズ子のもとへ押しかけて来ました。
「弟子にしてください!」
スズ子は弟子をとる気などありません。
しかし行く宛のない小夜を不憫に思ったスズ子は、「住む所が見つかるまで」という条件で下宿に居候させることにしました。
その翌日、スズ子は小夜に父・梅吉が酒を飲まないように監視してほしいと頼んで家を出ました。
しかし、帰宅すると梅吉と小夜は二人で酒盛りをしていたのです。
さすがに激怒したスズ子は、小夜を追い出すと共に梅吉と口もきかなくなってしまうでした。
UGDの解散が決まる
戦局が進む中、『梅丸楽劇団(UGD)』のメンバーたちが次々と召集されていました。
客足も大幅に減り、UGDはついに解散することが決まりました。
歌う場所を失って落ち込むスズ子は、作曲家・羽鳥にもらったチケットでブルースの女王・茨田りつ子の公演へ足を運びました。
りつ子が歌う『別れのブルース』を聴いたスズ子は一瞬で魂をつかまれました。
早速スズ子は楽屋を訪ね、その感動をりつ子に伝えます。
そんなスズ子に、りつ子は言うのでした。
「人の歌なんかに感動してないで、自分の歌を歌いなさい!」
父の思いを知るスズ子
相変わらずおでん屋台で酔いつぶれる父・梅吉を見つけたスズ子。
梅吉は先日も屋台の客と喧嘩をして、警察沙汰になったばかりでした。
店の大将・伝蔵に父の不甲斐なさを詫びるスズ子。
すると伝蔵が、梅吉が喧嘩をした理由を明かします。
屋台の客がスズ子の歌の悪口を言っていて、梅吉は我慢できずに殴りかかったのだというのでした。
その後、目を覚ました梅吉は、スズ子に亡くなった母・ツヤの思い出を語ります。
さらに、梅吉は鈴子の歌が大好きだと言います。
「スズ子の歌を聴きたい・・・」
胸が熱くなったスズ子はあることを思い立つのでした。
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ブギウギネタバレ9週・今日のあらすじ「贅沢は敵だ」
*ブギウギ9週の各話あらすじはコチラ!
↓ ↓ ↓
◆41話・11月27日(月)
もう爆発寸前!?家は梅吉、ステージは規制でストレスがたまる~!
◆42話・11月28日(火)
命令を破ってしまい警察に連行されたスズ子!そこにはあの人もいた!
◆43話・11月29日(水)
梅吉を喜ばせる一方でスズ子を怒らせてしまった小林小夜とは何者なの?
◆44話・11月30日(木)
ついに梅丸楽劇団が解散!歌う場所を失ったスズ子が向かった先とは?
◆45話・12月1日(金)
やっぱりそうか!ケンカの理由を知って熱いものがこみ上げてくる~!
※各話のあらすじネタバレは内容が判明次第、順次掲載していきます
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ブギウギネタバレ9週あらすじ予告|「贅沢は敵だ」まとめ
ブルースの女王の苦言!
自由に歌えないスズ子ちゃんは、ブルースの女王からハッパをかけられます〜!
日中戦争の最中で、当時のエンタメ界は軽薄だと警察からかなりの締めつけが行われていたようです。
スズ子ちゃんの代名詞である長いつけまつ毛や派手な衣装も、控えめにさせられてしまうのだとか。
中でも自由にステージ上を動きまわりながら伸びやかに歌う『スズ子・スタイル』を制限されてしまい、ずいぶんと肩身が狭い思いをするのかもしれません。
スズ子ちゃんが警察の言いなりになっている時、正反対の行動をとって歌い続けていたのがブルースの女王・茨田りつ子さんです。
第9週で自由に歌えなくなったスズ子ちゃんは、りつ子さんからの厳しい言葉のおかげで最終的に進むべき道が見えてきます。
ちなみにりつ子さんは、昭和を代表する歌手・淡谷のり子さんをモデルにして描かれているキャラクターなのだとか。
ドラマに何度も登場する代表曲『別れのブルース』は、昭和12年(1937年)にリリースされ100万枚を超える大ヒットを果たしています。
警察署で指導を受けるりつ子さんが感情的に反論する際に思わず青森弁で話すシーンは、青森出身の淡谷さんを彷彿とさせそうです~!
なお、淡谷さんは「軍歌は歌わない」という信念を持った人としても知られています。
茨田りつ子役を務める女優・菊池凛子(きくちりんこ)さんは、この筋の通った女性像を演じる際の指針にしているそうですよ。
さらに菊池さんは淡谷さんの著書や文献を読んだ上で今回の撮影に臨んでいる他、なんとお墓まで行ってご挨拶も済ませたのだとか。
特にセリフをしゃべる時の声色やボリュームは、淡谷さんらしくなるよう喉に気をつかって静かなしゃべり方を心がけているそうですよ。
淡谷さんへのリスペクトを感じる菊池さんの演技に注目したいと思います〜♪
以上、ブギウギ9週の週間ネタバレあらすじ予告情報でした!