ネタバレ予告あらすじと感想
2023年11月14日(火)放送日
ブギウギ第7週「義理と恋とワテ」
ブギウギ7週32話11月14日(火)|ライバル会社への移籍話
*ブギウギ7週32話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
喫茶店にて
「スズ子。僕と一緒に日宝に行かないか」
「はい喜んで!・・・えっ?!」
なんとスズ子は密かに恋心を寄せる演出家・松永から移籍話を持ち掛けられました。
しかも移籍先は梅丸のライバル会社の『日宝』です。
松永は梅丸をはるかにしのぐショーを手掛けると力を込めます。
「君の力が必要なんだ!やりたいことをやらなくて何が人生だ!」
松永の熱い訴えを、スズ子は戸惑いながら聞くのでした。
羽鳥家にて
すぐに作曲家・羽鳥のもとに足を運んだスズ子。
移籍話を打ち明けると、羽鳥は激しく取り乱すのでした。
「福来君を離さないよ!絶対に僕は!」
一方その頃
スズ子の後輩・秋山は、交際中のトップダンサー・中山からプロポーズを受けていました。
「生涯、僕の伴侶にならないか。そうすれば君はもっともっと輝けるはずだ」
その夜・下宿にて
お互いに起きたことを打ち明けたスズ子と秋山。
2人共、好きな人からもらった話を嬉しく思いつつも気分は複雑で、ため息が止まらないのでした。
料亭の座敷にて
考えがまとまらない中、松永に呼び出されたスズ子。
なんとそこに、『日宝』の社長・大林と、部長・田中がやって来たのです。
「梅丸の1.5倍の給料を出す!」
いきなり条件を切り出した大林は、すぐに日宝へ来てほしいと言います。
困ったスズ子が「梅丸には恩がある」と正直な気持ちを伝えると、大林は一層にスズ子のことを気に入ります。
「ますますあんたが欲しい!何にも心配はいらない!」
大林は細かな移籍交渉は会社同士できれいに解決すると胸をたたきました。
部長の田中は契約書を差し出すと、「この話はくれぐれも内密に」とスズ子に釘を刺したのでした。
大林と田中が帰った後に安堵した松永はスズ子との手を取りました。
羽鳥以上の音楽家をヨーロッパから連れてくると約束した松永は、「僕は君が欲しい。アイウォンチュー」とスズ子にささやいたのでした。
スズ子は会社への義理と松永への恋心に悩むことになったのでした。
帰宅後の事
弟・六郎からの手紙を受け取ったスズ子。
その手紙には、六郎が甲種合格(徴兵検査)を喜んでいることが書かれてありました。
さらに、腰痛に苦しんでいる母・ツヤは別の病気を抱えているかもしれず、検査や入院になれば金が必要だと綴られています。
「病気て・・・何や?」
不安な思いが募ったスズ子は、金の事は心配しなくていいから早くツヤに検査を受けさせてほしいと手紙を書き始めました。
そして、日宝からもらった契約書に記されている『月額700円』の文字を見つめ、移籍を前向きに考え始めたのです。
するとそこへ、東京『梅丸楽劇団(UGD)』の制作部長・辛島が血相を変えてやって来ました。
辛島は厳しい口調でスズ子に訴えるのでした。
「君ねぇ!自分が何をしてるか分かってるの!」
スズ子の移籍話は、早速広まっていたのでした。
つづく
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ブギウギ7週32話11月14日(火)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
人生の岐路を迎える!?
淡い恋心と経済的な面で、スズ子ちゃんは移籍に前向きになるのかも~!
第6週で若手演出家・松永さんからおでこにキスされて、トキめいてしまったスズ子ちゃん。
その延長線上に、今回のライバル会社・日宝への移籍という展開が広がっていきます。
六郎くんがお金を心配することも重なりますから、移籍が現実味を帯びるのかもいれませんね!
ちなみに第31話で登場するライバル会社・日宝のモデルは、現在の『東宝』ではないかと推測しています。
東宝とは東京宝塚を略したもので、1932年に『東京宝塚劇場』という名前でスタートしました。
1943年に映画と興行の一環経営を始め、現在の『東宝株式会社』になりました。
そんな東宝は設立当時、多くのスターを驚くほどの高給を用意して他社から引き抜いたのだとか。
第7週は1939年(昭和14年)の春から描かれているため、ちょうど東宝が映画と興行の一環経営に向けて動いていた頃と時代背景が重なりそうです。
才能ある演出家や俳優、歌手などが東宝に移籍していったと思うとスズ子ちゃんの心が揺らぐのも分かりますね。
その上、意識している松永さんから直々に声をかけられたとあれば尚更です。
このことから第7週のタイトル『義理と恋とワテ』とは、梅丸に対する義理と松永さんへの恋心の間で、移籍するかを悩むスズ子ちゃんを表しているに違いありません。
スズ子ちゃんが思わぬ移籍話に舞いあがりつつも、戸惑う人間臭い姿に注目です~♪
以上、ブギウギ7週32話のネタバレあらすじ予告でした。