ネタバレ予告あらすじと感想
2023年11月20日(月)放送日
ブギウギ第8週「ワテのお母ちゃん」
ブギウギ8週36話11月20日(月)|時局に合わせた演出方針
*ブギウギ8週36話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
1939年(昭和14年)9月
日中戦争が進む中、第二次世界大戦が始まろうとしていました。
その頃『梅丸楽劇団(UGD)』は、移籍した松永に代わって、新しい演出家・竹田(たけだ)を迎え入れました。
「挙国一致・盡忠報国・堅忍持久」
時局に合わせた演出方針を示した竹田は、早速スズ子に化粧を地味することを指示するのでした。
UGDの休憩所にて
「おとなしゅうするんが、お国に奉公いうことなんでっしゃろかねえ・・・」
竹田の演出方針に戸惑いを隠せないスズ子は、これまで通りの歌えなくなることを心配します。
音楽監督の羽鳥善一もジャズが演奏できなくなるのではないかと危惧していました。
そんな2人の不安を取り除きたい制作部長の辛島は、竹田はオペラ畑を歩んできた人物だからきっと大丈夫だろうと言います。
そして辛島は、「あんまり目立たずにってことで・・・。なるべくです」と理解を求めるのでした。
大阪・花田家にて
体の不調で床に伏せることが多くなった母・ツヤ。
『はな湯』の常連客で医師の熱々先生は、専門の医師に診てもらうことを勧めます。
しかしツヤは金がかかることを心配し、大きな病院へ行こうとしないのでした。
一方、ツヤに代わって『はな湯』の番台に座る弟・六郎のもとに、役場の職員がたずねてきました。
なんと六郎に『召集令状(赤紙)』を届けにきたのです。
六郎が大喜びする一方で、父・梅吉は凍り付きます。
そしてツヤは、動揺を押し殺しながら「さすが六郎や」と精一杯の笑みを浮かべたのでした。
羽鳥家にて
羽鳥家の家族と夕食を囲むスズ子。
戦争に突き進む世の中に納得できない羽鳥は、飲めない酒をあおっていました。
「本当におかしな世の中ですよ。どうなってまうんだよ、この国は!」
むしゃくしゃする羽鳥は不満をぶちまけると、ふて寝してしまったのでした。
その後、羽鳥の妻・麻里とおしゃべりをしていたスズ子。
麻里は、羽鳥の「バカみたいな素直さ」に惹かれてスピード結婚したと明かします。
そして失恋したばかりのスズ子に失恋を肥やしにしてほしいと言い、「生きるってことが肥やしよ」と励ましました。
そんな麻里の言葉にスズ子は感銘を受けたのでした。
下宿にて
スズ子が帰宅すると、六郎の召集を知らせる電報が届いていました。
「あの子が兵隊なあ。大丈夫やろか・・・」
スズ子は不安を募らせるのでした。
つづく
ブギウギ8週36話11月20日(月)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
悲報が相次ぐ花田家
スズ子ちゃんの知らぬところで、悲しい展開が進んでいきます!
第2次世界大戦が、すぐそこまで迫る頃から描かれる第36話。
それだけでも不穏な空気を感じますが、大阪の実家では2つの悲しい展開が進むようです。
しかもスズ子ちゃんは、まだどちらの事実も知らないままというのが気になりますね。
まず1つ目は、第32話で六郎くんが手紙で知らせていたツヤさんの病気が悪化する展開です。
その手紙から想像するに銭湯を切り盛りしてきたことによるヘルニアかなと思っていました。
しかし熱々先生は手の施しようがないと診断するため、おそらく深刻な内臓系の病気である可能性が高そうです。
第9話でスズ子ちゃんが百日咳と診断された時のように、再び熱々先生の誤診を願いたいところです。
しかし第8週のタイトルから考えると、その展開の可能性は限りなく低いかもしれません。
ツヤさんは自分の命が長くないと察しているのではと想像します。
一方でツヤさんが大好きでありながら、病状を胸の内に止めておくよう言われる父・梅吉さんの姿にも注目したいです。
そしてもう1つの悲しい知らせとして、六郎くんに届いた召集令状です。
このシーンでは無邪気によろこぶ六郎くんに対し、ツヤさんがほほえんであげる姿は切なくなりそうです。
母としては当然、六郎くんを戦場になど送り出したくはないはず。
一方の六郎くんもお国の役に立つ姿を家族に見せられると、戦場へ行く恐怖心を抑えて喜んでいるようにふるまっている可能性も考えられます。
2人は近い将来にやってくる自分の死を感じつつも、本心を隠しながらあえて笑顔でいるのかもしれません。
以上、ブギウギ8週36話のネタバレあらすじ予告でした。