ネタバレ予告あらすじと感想
2024年1月10日(水)放送日
ブギウギ第15週「ワテらはもう自由や」
ブギウギ15週69話1月10日(水)|不安を抱えての復帰公演
*ブギウギ15週69話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
楽団の事務所にて
歌謡ショーへの出演が決まり、3か月ぶりに再会した『福来スズ子とその楽団』のメンバー。
「これまでで最高の舞台にしましょ!」
皆で気勢を上げます。
そして復活ステージの1曲目として、戦争中に封印されていた代表曲の『ラッパの娘』を選んだのでした。
三鷹の自宅にて
「いよいよ復活やな!いっちゃん楽しみにしてんのは僕や!」
愛助は歌手・福来スズ子の再始動に心を躍らせます。
「ラッパと娘をあの頃のように歌うとてこそ、正真正銘、福来スズ子の大復活!戦争によって止まっていた時間が再び動き出す!」と期待を寄せるのでした。
そんな愛助の応援が何よりも嬉しいスズ子ですが、一抹の不安を抱いていたのでした。
夕食にて
「ホンマはな、ちょっと怖いねん・・・」
スズ子は、戦争前のように客が楽しんでくれるか分からず不安だと愛助に打ち明けました。
愛助から「大丈夫。福来スズ子の歌には力がある」と励まされたスズ子は、自信を取り戻してゆくのでした。
復活公演の日
日帝劇場の再開第1回公演『歌謡ショー ハイ・ライト!』の日がやってきました。
長いまつ毛を付けて派手な衣装に身を包んだスズ子が楽屋で緊張感に包まれていると、ブルースの女王・茨田りつ子がやって来ました。
久々の再会をスズ子は喜びます。
一方のりつ子は曇った顔で、特攻隊員の前で歌った時のことを明かし始めました。
「私の歌に背中を押されてあの子たちは死んでいったかもしれない。悔しかったわ。だって、歌は人を生かすために歌うもんでしょう。戦争なんて、くそ食らえよ!」
りつ子はずっと抱えていた辛い思いを吐き出しました。
スズ子は、常に凛々しくたくましかったりつ子が心に傷を負ったことに衝撃を受けたのでした。
するとスズ子は、気持ちを切り替えるように声を上げます。
「ほんならこれからは、ワテらの歌で生かさな!今がどん底やったら、あとはようなるだけですもんね。歌えば歌うだけみんな元気になるはずや!」
そうりつ子に言ったスズ子は、自分に言い聞かせるように明るく叫んだのでした。
「ワテは好きに歌う!ほんでお客さん全員を片っ端から元気にしたる!」
ステージにて
深い傷を抱えたままステージに立ったりつ子。
「またこうして皆様にお会いできたこと心より感謝いたします。そして、このような日々がどこまでも続いていきますように」
特攻隊員たちの前でも歌った『別れのブルース』を歌い始めると、多くの観客が涙を流して聴き入ります。
歌い終えたりつ子は涙の光る顔で微笑み、満員の客席は割れんばかりの拍手に包まれたのでした。
ステージ袖にて
歌い終えたりつ子から、「次はあなたの番。みんな待ってるわよ!」と背中を押されたスズ子。
軽やかな足取りでステージへ向かったのでした。
つづく
◆茨田りつ子役・菊地凛子さんの過去の朝ドラ出演作はコチラ!▶
ブギウギ15週69話1月10日(水)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
自分を取り戻したりつ子さんです
スズちゃんに背中を押されたりつ子さんが、魂の歌声を披露してくれました!
今まで弱みを一切見せることがなかったりつ子さん。
朝ドラ【エール】で、山崎育三郎さんが演じた歌手・佐藤久志が、自分の歌を聴いて特攻に向かう事に罪悪感を覚えた時のようでしたね。
りつ子さんが心の傷を同じ立場のスズ子ちゃんにしか話せなかったと思うと涙が止まりませんでした。
とってもポジティブなスズ子ちゃんがいて本当に良かったです~!
心の傷を乗り越えて、迫真の歌声を届けたりつ子さんには感動の声がネット上で広がっています。
「胸の奥にズシーンと響きました」「心が震えた」「圧巻!淡谷先生にしか見えなかった! 」
「腕組みをほどいでスタンドマイクを強く握りしめた時にりつ子さんの中で何かが一変した感じ」
「罪悪感を感じていたりつ子さんは、自分の歌で浄化させたね」
「戦争への悲しみや憎しみを、お客さんを元気にする力に変えた」
歌い終えた後のりつ子さんが「清々しい表情でスズ子ちゃんに声を掛けるシーンにグッときた!」は多くの視聴者が感じたはずですね!
さて、いよいよスズ子ちゃんの出番です!
きっと戦争の傷あとを抱えた人達に元気を届けてくれることでしょう。
ノリノリでステージを見つめる愛助くんにも注目ですね♪
羽鳥先生の安否が気になって仕方ないですが、今はまずスズ子ちゃんの復活ステージに期待です~!
ブギウギ15週69話1月10日(水)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
復活ステージが幕開け!
劇場再開を受けスズ子ちゃんとりつ子さんはステージへ復帰します〜♪
ついにステージ復帰が決まったスズ子ちゃん。
うれしいばかりかと思いきや、長いブランクがあるためか不安になるシーンが描かれます。
第69話では期待と不安に揺れるスズ子ちゃんが、見どころポイントになりそうです!
ここで歌が上手なスズ子ちゃんが、どうして不安になるのかが気になります。
ひとつは、『ラッパと娘』が地声で歌う曲だからではないかと想像しています。
慰問で歌った『アイレ可愛や』や『大空の弟』は、美しい裏声(ファルセット)を使っていました。
しかし『ラッパと娘』などのスイング曲は、パーンと張りのある地声で高い音も出さなければなりません。
短い練習期間で、スイングのグルーブ感や歌い方を取り戻せるのか不安になっている可能性がありそうです。
加えてスズ子ちゃんにスイングの感覚を授けてくれたのは、作曲家・羽鳥さんでした。
戦前なら羽鳥さんに稽古をつけてもらって本番を迎えていたはずですよね
しかしこの時のスズ子ちゃんは羽鳥さんの安否も含めて、まだ分からない状態なのかもしれません。
羽鳥さんなしで久しぶりの舞台復帰の本番を迎えると想像すると、スズ子ちゃんの不安も理解できますよね。
歌手・福来スズ子にとって、羽鳥さんがどんなに大きな存在なのかを改めて描く可能性もありそうです!
このスズ子ちゃんの不安は、朝ドラファンのために2人が再会できた時のよろこびをより感動的なものにするステップなのかもしれませんね。
そしてもう1人、ステージに不安を抱えているのが歌手・りつ子さんです。
慰問先でのトラウマとは、第66話で描かれた鹿児島で特攻隊員の前で歌った時の事だと思います。
たとえ慰問公演でも、かたくなに軍歌を歌いませんでしたよね。
しかし、隊員たちにリクエストされ看板曲の『別れのブルース』を歌った後、ステージを降りて泣いていましたよね。
軍歌と同じようにこれから突撃していく彼らの背中を押してしまった気持ちになったのかもしれません。
その時抱いた複雑な感情を解消できないまま、復帰公演のステージに立つりつ子さん。
心の傷を克服できるのか注目です~!
以上、ブギウギ15週69話のネタバレあらすじ予告でした。