ネタバレ予告あらすじと感想
2024年1月12日(金)放送日
ブギウギ第15週「ワテらはもう自由や」
ブギウギ15週71話1月12日(金)|スズ子楽団に不協和音響く
*ブギウギ15週71話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
1946年(昭和21年)1月
日帝劇場の再開コンサートに出演後、『福来スズ子とその楽団』には公演依頼が殺到。
休みなくステージに立つ日々は、スズ子にとって心地よいものでした。
その一方で楽団員の三谷と四条が、度々都合が合わないと言うようになり、遅刻も繰り返します。
さらに付き人・小夜も早退を繰り返すようになっていたのでした。
三鷹の自宅にて
すっかり体もよくなり、大学に復学した愛助。
「村山興業をもっと力のある会社にして、はよ日本を元気にせなあかんやろ!」
スズ子の復活公演に触発された愛助は、療養中に止まっていた時間を取り戻すかのように生き生きとした日々を送っていたのでした。
闇市の路地裏にて
たびたび小夜が早退する理由は、進駐軍のサムに会うためでした。
小夜が「クイーン・オブ・スイング」として有名なスズ子の付き人だと知ったサムは、小夜に歌ってほしいと促しました。
戸惑いながら小夜が『ラッパと娘』を歌い始めると、周囲の日本人が吹き出します。
いたたまれなくなった小夜は、サムを置いてその場から逃げ出したのでした。
楽団事務所にて
遅刻早退を繰り返す楽団員の三谷に不満を抱えていたピアノ奏者の二村。
なんと三谷と四条が他の楽団に助っ人に行っているとスズ子に暴露しました。
二村自身は他からの誘いはすべて断っていると言います。
一方バンマスの一井は、引き抜きの話が来ていると打ち明けました。
楽団員たちが引く手あまたの状況に置かれていると初めて知ったスズ子は、重大な決意を固めたのでした。
翌朝の事
神妙な顔つきで楽団員たちに向き合ったスズ子。
「突然ですが、福来スズ子楽団は解散します!」
そう宣言したスズ子は、動揺する楽団員たちに約4年間も支えてくれたことを深く感謝します。
そして、ほかの楽団から声がかかるようになったことが嬉しいと微笑みました。
「もうみんな好きな時に好きな音楽で食べていける。ワテらはもう自由や!」
スズ子は時代が変わったことを喜び、それぞれが新たな道に進もうと言うのでした。
そんなスズ子の決断を理解した楽団員たちは、梅丸解散時の楽器を手放さずに済んだのはスズ子のおかげだと言います。
「俺たちは楽器鳴らして戦争を生き抜いた。引っ張ったのは福来君だよ。本当にありがとう!福来スズ子がどうなっていくのかみんな楽しみにしてるよ!」
『福来スズ子とその楽団』の各メンバーは、涙と笑顔で新たな道を歩むことになったのでした。
帰り道
スズ子は今後もマネージャーの山下と、付き人の小夜にはサポートを期待していました。
しかし小夜の考えは違っていました。
小夜は「前に進もうとする」スズ子はすごいと言うと、スズ子を狼狽させることを告げたのでした。
「決めました。今日でスズ子さんの付き人を辞めます」
ブギウギ15週71話1月12日(金)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
楽団に不協和音が鳴り響く?!
スズ子ちゃんが楽団の現状を考え、重大な決断を下します〜!
第71話の見どころポイントは、スズ子ちゃんが楽団についてどんな決断を下すかになりそうです。
公演依頼が殺到するものの、楽団員たちがなかなか揃わないという状況に陥るスズ子ちゃん。
付き人・小夜ちゃんまで、早退を繰り返すようになるなんて謎すぎます!
その理由が気になりますが、まさか楽団員たちが楽団以外でアルバイトをしていることもあったりして・・・!?
史実によればスズ子ちゃんのモデル・笠置シヅ子さんの楽団が解散した理由は、マネージャー・山下さんのモデル・山内義富さんが原因だったようです。
借金に困っていた山内さんは笠置さんの貯金を着服し、さらに勝手に楽団を別の興業会社に売却!
やむなく笠置さんは、楽団を解散することになったのだとか。
ただこの史実は、1944年(昭和19年)の出来事です。
物語の時代背景である1945年(昭和20年)とは、若干タイミングがずれています。
そのため史実に近い形での解散となると、楽団維持のためにお金が必要な状況に陥っている可能性もありそうです。
いずれにせよ朝ドラ視点で展開を妄想すると、ここで何かの壁が立ちはだかってもおかしくありませんね。
できれば山下さんには、裏切り者になって欲しくない気持ちが強いです。
マネージャー・五木さんに裏切られた経験のあるスズ子ちゃんが可哀想すぎます。
山下さんと「ボン!」「じぃ!」と呼び合った仲の愛助くんにも、辛い思いをしてほしくありませんよね。
以上、ブギウギ15週71話のネタバレあらすじ予告でした。