ネタバレ予告あらすじと感想
2024年1月15日(月)放送日
ブギウギ第16週「ワテはワテだす」
ブギウギ16週72話1月15日(月)|喜劇王・タナケンの誘い
*ブギウギ16週72話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
楽団解散直後の事
スズ子が新しい道に進もうとしていた矢先に、小夜が付き人を辞めると言い出しました。
引き留めても小夜の意志は変わりません。
その後、小夜は姿を消したのでした。
1946年(昭和21年)4月
小夜が姿を消してから3か月が経ちました。
大学を卒業した愛助は家業の『村山興業』に入社し、東京支社の宣伝部員として働きはじめていました。
そんなある日
マネージャー・山下が、興奮気味にスズ子のもとにやって来ました。
山下は「タナケン」の愛称で人気を博す喜劇王・棚橋健二(たなはしけんじ)が、スズ子に会いたいと連絡してきたと言います。
なんとタナケンが演出・主演する次の舞台に出演する「歌って踊れる女優」としてスズ子に白羽の矢を立てたのでした。
驚いたスズ子ですが、女優を引き受ける気など全くありません。
「あかん!お芝居やなんて畑違い。恥かいてしまいですわ」とキッパリ断ろうとします。
しかし山下は長年の経験から、スズ子は女優向きだと一歩も引きません。
「芝居だけやのうて歌まである。タナケンの胸を借りて、いっちょやったりましょ!」
山下に説得されたスズ子は、仕方なく「話だけでも・・・」と了承したのでした。
数日後の事
極度に緊張しながら、タナケンの稽古場を訪ねたスズ子。
2時間も待たせた後にようやく現れたタナケンは、ふくれっ面で話をしようともしません。
事前の話と大違いの状況にスズ子も山下も戸惑うばかりです。
それでもスズ子は「お声かけていただいたのはホンマに光栄なことや思てます」と挨拶しました。
するとタナケンは、「好んで呼んだわけじゃない」と言い、ある人に強く薦められたから会っただけだと告げるのでした。
唖然としたスズ子はその場から立ち去ろうとしました。
その時、ドアが開き
「やあ、福来くん!」
明るい声で入って来たのは作曲家・羽鳥善一です。
この舞台の音楽監督を務める羽鳥は、なんとスズ子をタナケンに薦めた張本人でした。
そんな羽鳥は、スズ子のイメージで『コペカチータ』という曲を作ったと声を弾ませます。
「これは君にしか歌えない不思議なリズムなんだ。棚橋さんとの共演でまた新たな扉を開いた福来スズ子がこの歌でさらに魅力を爆発させる。君が歌ってこそこの舞台は完成する!」
羽鳥に迫られたスズ子は、引き受けないわけにはいきません。
あとはタナケンの意向次第です。
するとタナケンは「別にいいんじゃない」と他人事のようにスズ子の起用を認めたのでした。
スポンサーリンク
ブギウギ16週72話1月15日(月)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
喜劇王・タナケン!
スズ子ちゃんに大きな影響を与えることになるキャラクターの登場です!
突然舞い込んだ女優のオファーにビックリですね!
スズ子ちゃんにオファーを出した喜劇王のタナケンさんを演じるのは、朝ドラ5作目の出演となる生瀬勝久(なませかつひさ)さんで、スズ子ちゃんの「演技の師匠」となるとのことです。
スズ子ちゃんは気乗りしていませんが、歌手だけでなく女優の未来が広がる回となりそうです~!
ところで、タナケンのモデルとなったのは、榎本健一(えのもとけんいち・1970年に65歳で没)さんです。
第2次世界大戦期前後の日本で国民的喜劇俳優として活躍した榎本さんは、エノケンの愛称で「日本の喜劇王」と呼ばれました。
エノケンは、歌って踊りながら身振り手振りで観客を楽しませていたスズ子のモデル・笠置シヅ子さんの才能に目を付け、舞台女優としてオファーを出したのだと。
その頃の笠置さんは『東京ブギウギ』を発表する前で、まだ「ブギの女王」と呼ばれる前のことでした。
コンビを組んだ2人は有楽座の舞台を連日満員にし、『エノケンのびっくりしゃっくり時代』など多数の映画をヒットさせました。
笠置さんは「女エノケン」と呼ばれるなどして喜劇女優としても人気を博したそうです~!
女優の領域に足を踏み込むことになるスズ子ちゃん。
演技の師匠のタナケンさんは、歌の師匠である羽鳥先生とはまた違った影響をスズ子ちゃんに与えてくれそうですね!
いずれスズ子ちゃんは日本中を席巻することになりますが、大ブレイク前に出会うタナケンさんに注目です~♪
以上、ブギウギ16週72話のネタバレあらすじ予告でした。