ネタバレ予告あらすじと感想
2024年2月12日(月)放送日
ブギウギ第20週「ワテかて必死や」
ブギウギ20週92話2月12日(月)|雑誌の取材で騒動が勃発
*ブギウギ20週92話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
1948年(昭和23年)
『東京ブギウギ』は日本中を席巻。
明るいブギのリズムが先行きの見えない多くの日本人に、生きる勇気と希望を与えていたのでした。
一方マネージャーの山下は、次なる策を考えていました。
「ブギの女王の次の一手は大注目や!生きのよい新曲を投入してまだまだ勢いづいていかな!」
スズ子と山下は作曲家・羽鳥善一に期待を寄せるのでした。
一方、羽鳥家では
期待を受ける羽鳥ですが、スズ子の新曲に手をつける余裕などありませんでした。
『東京ブギウギ』の大ヒットによって、レコードや舞台・映画音楽などの作曲が大量に舞い込んでいたのです。
しびれを切らした山下がやんわりと催促すると、羽鳥は「信じて・・・!お待ちください」と切羽詰まった笑みを浮かべるのでした。
そんなある日
芸能雑誌『真相婦人』の記者・鮫島の取材を受けることになったスズ子。
鮫島は乳飲み子を抱えて活動を続けるスズ子に「日本中が大喝采だ」と持ち上げ、「これは新しい女性の生き方だと」と世間の声を伝えました。
すると鮫島は本題に切り込みます。
それは、戦争に負けた弊害で起こっている治安に関しての問題でした。
その一例として、有楽町の路地で我が物顔で商売をする『パンパンガール』は大きな社会問題だと訴えます(※パンパンガール・・・夜の女、闇の蝶と呼ばれる街娼たち)
鮫島は「彼女たちについてはどうお考えですか?」と質問をぶつけました。
困惑するスズ子は良いとも悪いとも言えないと濁しますが、鮫島は愛子が同じような生き方をしても平気なのかと畳み込みました。
するとスズ子は、「ワテの願いは一つです。この子には胸を張って生きていってほしい。戦争を生き抜いたからこそ思いますねん。生きてなんぼやて!」と言い切ります。
そして街娼たちのことについては、「生きるためにしてることを他人がとやかく言えまへん!」と答えたのでした。
その答えを聞いた鮫島は、物足りなそうな顔を浮かべながらも引き下がったのでした。
路地にて
スズ子と顔見知りになった靴磨きの少年・達彦はインチキをしながら客を取っていました。
山下がいさめますが、達彦は説教は聞きたくないと不機嫌になるのでした。
そんな達彦は病気で伏せる母を支えています。
なんと達彦の母は、スズ子の幼なじみのタイ子だったのでした。
劇場の楽屋にて
ある日、雑誌を持った女性が怒鳴り込んできました。
女性は有楽町界隈のパンパンガール(街娼)を取り仕切る「ラクチョウのおミネ」でした。
事情が分からず慌てふためくスズ子に、おミネは威勢よく言い放つのでした。
「バカにしやがって!アタイらを甘く見たら承知しないよ!」
つづく
ブギウギ20週92話2月12日(月)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
タイ子ちゃんにザワつくです
シュー・シャイン・ボーイの達彦くんのお母さんは、なんと幼なじみのタイ子ちゃんでした!
今週のキーマンの一人となりそうなタイ子ちゃん。
ご存じの通りタイ子ちゃんは、スズちゃんが歌の世界に入るキッカケを作った無二の親友ですよね。
そんなタイ子ちゃんが、達彦くんが何気なく口ずさんだ『東京ブギウギ』を止めさせて、「その歌、嫌いなの」と告げたのは衝撃でした!
拒絶反応を示したタイ子ちゃんに対して、ネット上では同情する声があふれていました。
「2人の対比が残酷すぎる」
「成功するスズちゃんに対して、幼い息子に頼るしかないタイ子ちゃんが切なすぎる」
「きっとスズちゃんを祝いたい気持ちもあるはず。でも素直に喜べない気持ちも理解してあげたい」
「タイ子ちゃんもスズ子みたいに波乱万丈な人生を歩んでいる気配」などなど。
そもそもタイ子ちゃんは、お母さんと同じように芸者の道へ進み、そこで知り合った東京のお客さんの子供を身籠りました。
妊娠中に「子供が生まれたら東京に行く」とスズ子ちゃんに明かしていましたよね(第40話)
しかしその後、タイ子ちゃんが東京に来たことやスズ子ちゃんと連絡を取っているエピソードは描かれていません。
いつ東京に来たのか? なぜスズ子ちゃんに連絡しなかったのか?
東京に来て何があったのか気になります!
とにかくタイ子ちゃんの病気が早く治り、スズ子ちゃんと笑い合える日が来ることを期待したいですね。
あと、タイ子ちゃんの病気は結核でないことを祈りたいです~!
ブギウギ20週92話2月12日(月)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
ラクチョウのおミネ参上!
街娼のリーダー・ラクチョウのおミネさんが勢いよく初登場します〜♪
再び『真相婦人』の鮫島記者の記事が原因で、スズ子ちゃんがピンチになるようです。
しかしこのきっかけによりスズ子ちゃんは、夜の女たちを仕切るリーダー・おミネさんに出会います。
なかなかパンチの効いた出会いになるようなので、楽屋に乗り込んでくるシーンは見逃せませんね!
さて、このラクチョウのおミネさんにも、モデルとなった人物がいるようです。
それが通称ラクチョウのお米(ヨネ)さんという、やはり夜の女たちを仕切るリーダーだった女性なのだとか。
ラクチョウとは有楽町の呼び名で、当時は他にも神田はダカン、新橋はバシンなどと呼ばれていたそうですよ。
当時、夜の街で働く女性たちの多くがスズ子ちゃんのモデル・笠置シヅ子さんの大ファンとなりました。
笠置さんはその人たちの生業を知っていても、距離を置いたり煙たがったりしなかったと伝えられています。
それどころか彼女たちに会いに行く機会を作ったほか、誕生日会に呼んだこともあったのだとか。
笠置さん自身がもらい子である過去や、シングルマザーで歌手を続けていた境遇も、夜の街の女性達に心を寄せやすかったのかもしれません。
そんな流れの中で、ラクチョウのお米さんとも親交を深めていった笠置さん。
肺を病んで入院したお米さんを見舞い、臨終にも駆けつけたといわれています。
そのため今後のスズ子ちゃんとおミネさんも、お互いの立場を超えて心を通わせていくシーンが描かれそうな予感!
歌手・りつ子さんとはまた違ったタイプの『マブダチ』が、爆誕するのかもしれませんね♪
以上、ブギウギ20週92話のネタバレあらすじ予告でした。