ネタバレ予告あらすじと感想
2024年3月18日(月)放送日
ブギウギ第25週「ズキズキするわ」
ブギウギ25週117話3月18日(月)|年末歌番組からオファー
*ブギウギ25週117話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
1956年(昭和31年)秋
娘・愛子の誘拐未遂事件から一年。
かけっこが得意な愛子は友達に囲まれて楽しい日々を過ごしていました。
その頃の日本は、経済白書に「もはや戦後ではない」と記されるなど、新しい時代へと進み始めていたのでした。
スズ子の自宅にて
「この記事、腹が立つ!この水城みずきアユミなんてまだ全然ひよっこですよ!」
マネージャーのタケシは雑誌『真相婦人』に憤慨していました。
誌面には若手のホープとされる歌手・水城アユミ(みずきあゆみ)の写真が大きく載り、『これからは水城アユミの時代!福来スズ子のブギはもう終わり』と見出しが躍っています。
さらに、スズ子と羽鳥善一のコンビは「もう古い」といった見出しまで並んでいました。
日本中を席巻した『東京ブギウギ』のヒットから9年が経ち、世間ではブギのブームが下火になりつつありました。
「ワテの人気も落ちてきてるんは確かやし・・・」
スズ子はタケシを諭す一方で、飛ぶ鳥を落とす勢いの水城アユミのことが気になるのでした。
同じ頃、羽鳥家にて
好き勝手に書かれた『真相婦人』の記事を見つめてた作曲家・羽鳥。
淡々とした表情で「流行歌は大衆の好むところにピントが合わないと終わりですからね」と冷静に分析します。
一方、そんなことを言う羽鳥に妻・麻里は不安を感じるのでした。
寝る前の事
「かけっこの選手になったろ思てんねん!私の負けず嫌いはマミーに似た思うわ!」
真剣な眼差しで言った愛子は、なんとスズ子にライバルに負けるとハッパをかけました。
スズ子はその言葉に驚きながらも、嬉しくなるのでした。
そんなある日
『丸の内テレビジョン』から呼び出されたスズ子。
プロデューサー・代々木勇(ささきいさむ)から、大みそか恒例の歌番組『オールスター男女歌合戦』に今年もトリで出演してほしいとオファーを受けました。
すると佐々木は、トリ前に水城アユミに歌わせていいかと言います。
その名前を聞いてタケシが憤慨していると、敏腕と評判のディレクター・沼袋勉(ぬまぶくろべん)がやって来ました。
スズ子とアユミを並べるアイデアを考えたのは自分だと明かした沼袋は、ガハハと笑いながら意図を語るのでした。
「天狗になった若手の鼻をベテランがへし折る!ベテランの意地っていうのが見たいんだな~」
打合せを終えた後の事
「懐かしい!どっからどう見ても股野はんや!」
スズ子はかつてUSKのピアノ伴奏者で憧れの先輩・大和礼子の夫だった股野義夫(またのよしお)にばったり逢いました。
今は娘のマネージャーをしていると明かした股野は、その場で娘を紹介します。
「初めまして、水城アユミです。私、福来先生の大ファンです」
礼儀正しく挨拶した水城アユミは、股野からスズ子の話をよく聞いていたと言います。
一方動揺するスズ子は「大和さんの面影ありますなあ。キリッとした表情なんかそっくりや」と褒めちぎるのでした。
近いうちに会って話をしようとスズ子に約束した股野は、アユミを連れて沼袋との打ち合わせに向いました。
アユミを目で追うスズ子の脳裏には、かつて大和礼子から言われた言葉が鮮明に蘇るのでした。
「あなた、どうして踊るの?」
つづく
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ブギウギ25週117話3月18日(月)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
心底驚くスズ子ちゃん!です。
築き上げた地位を脅かすかすかもしれない新星のライバル歌手・水城アユミちゃんと初対面したスズ子ちゃん。
アユミちゃんが礼子先輩の忘れ形見だと判明した回でもあります。
再会した股野さんへの「エーーー!」よりもっと大きな2度目の叫び声には、遊び心を感じて吹き出してしまいました。
このスズ子ちゃんが渾身の驚きを見せたシーンに、多くの朝ドラファンのコメントが続出!
「一緒にエェーーーー?!って叫んじゃった笑」
「あの大和礼子の娘となると話が変わってくるよね〜」
「憧れの人の娘がライバルって・・・。そらあんな声も出るわぁ!」
などなど、スズ子ちゃんと同じように驚き、心を寄せる声がたくさん投稿されていました。
また、礼子先輩の真っ直ぐな瞳をしっかり受け継いだアユミちゃんの表情も印象的でしたね。
スズ子ちゃんはあの瞳で、ポッと出の新人ではなく多くの人を魅了する素質を持った歌手だと一瞬で分かったんだと思います。
否応なく迫り来る新旧交代の風を感じて、不安と切なさが入り混じる複雑な表情を浮かべた趣里さんの演技もすごかったです。
そういえば、最初は険悪だったりつ子さんとの関係も合同コンサートなどを重ねるうちに仲良くなれました。
スズ子ちゃんとアユミちゃんも、お互いに歌の才能を認め合ってステキな関係を築いて欲しいと願わずにはいられない〜!
そんな新旧対決を演出する中村倫也さんが演じる沼袋勉ディレクターのキャラが濃すぎて楽しみです~♪
ブギウギ25週117話3月18日(月)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
憧れの先輩の娘だった!
スズ子ちゃんを脅かす水城アユミちゃんは、なんと礼子先輩の忘れ形見でした~!
USKでピアノ伴奏をしていた股野さんが物語に再登場!
まさか憧れの礼子先輩のお葬式で股野さんに抱っこされていた赤ちゃんが、話題の新人歌手・水城アユミちゃんだなんてびっくりです(※礼子先輩の葬儀は25話を参照)
礼子先輩のDNAを受け継いでいる若き女性歌手との出会いが、ブギの下火で焦るスズ子ちゃんの心をどう揺さぶるのかにも注目です~!

礼子の葬儀でアユミを抱く股野(25話)
今回、水城アユミちゃんを演じるのは、若手女優・吉柳咲良(きりゅうさくら)さんです。
2016年(平成28年)に『第41回 ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」』に出場し、歴代最年少の12歳でグランプリを受賞した逸材として知られています。
その翌年からミュージカル『ピーターパン』でも主演を務めた経験を持つほど、歌唱力にも定評があるのだとか!
本人も歌うことが大好きで、歌手役を演じることに気合いが入っているようです。
さて、スズ子ちゃんはアユミちゃんの次に歌うというプロデューサーの打診を受け入れるのか気になるところです。
受け入れるとなれば、天国にいる礼子先輩とまた同じ舞台に立てるような不思議な感覚になるのかもしれませんね。
いずれにせよブギのブームが終焉を迎えるスズ子ちゃんとキラリと輝く新人・アユミちゃんとの残酷な対比が、どんな風に描かれるのか期待が膨らみます〜!
以上、ブギウギ25週117話のネタバレあらすじ予告でした。