NHK朝ドラ第110作『虎に翼』(とらにつばさ)は、2024年4月1日(月)スタートで最終回130話は9月27日(金)です。
ヒロインに抜擢されたのは、2024年に30歳を迎える伊藤沙莉(いとう さいり)さんです。
ここでは『虎に翼』に関するネタバレあらすじ情報や見どころをお届けしていきます!
直近のネタバレあらすじはこちら↓↓↓↓↓
虎に翼・第25週ネタバレあらすじ「女の知恵は後へまわる?」
◆121話・9月16日(月)
ほぼ家の中で過ごす優未
◆122話・9月17日(火)
多岐川を思う寅子と桂場
◆123話・9月18日(水)
涼子の新たな挑戦を祝う
◆124話・9月19日(木)
寅子の名前を知る少女!
◆125話・9月20日(金)
驚愕の事実を告げられる
虎に翼・最終回第26週ネタバレあらすじ「虎に翼」
◆126話・9月23日(月)
美佐江の娘に向き合う!
◆127話・9月24日(火)
調査官とぶつかる寅子!
◆128話・9月25日(水)
美位子裁判の判決が出る
◆129話・9月26日(木)
◆130話・9月27日(金) 最終回
朝ドラ【虎に翼】週間ネタバレ最終回26週まで公開中!
NHK朝ドラ【虎に翼】の週間ネタバレあらすじ概要をお伝えしています。
第01週|04/01-04/05 第02週|04/08-04/12
第03週|04/15-04/19 第04週|04/22-04/26
第05週|04/29-05/03 第06週|05/06-05/10
第07週|05/13-05/17 第08週|05/20-05/17
第09週|05/27-05/31 第10週|06/03-06/07
第11週|06/10-06/14 第12週|06/17-06/21
第13週|06/24-06/28 第14週|07/01-07/05
第15週|07/08-07/12 第16週|07/15-07/19
第17週|07/22-07/26 第18週|07/29-08/02
第19週|08/05-08/09 第20週|08/12-08/16
第21週|08/19-08/23 第22週|08/26-08/30
第23週|09/02-09/06 第24週|09/09-09/13
第25週|09/16-09/20 第26週|09/23-09/27
「週間あらすじ」では、ネタバレあらすじ概要をお届け中!
「各話あらすじネタバレ」では、詳細ネタバレ予告や感想まとめをお届けです!
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朝ドラ【虎に翼】各話ネタバレあらすじはコチラ!
朝ドラ【虎に翼】のネタバレあらすじ情報をお届けします。
放送後はフルバージョンを追記をします。
見逃し時にもぜひご活用ください♪
虎に翼・第1週ネタバレあらすじ「女賢しくて牛売り損なう?」
◆1話・4月1日(月)
見合いをしたくない寅子
◆2話・4月2日(火)
大学夜間部での出会い!
◆3話・4月3日(水)
法律に関心を持つ寅子!
◆4話・4月4日(木)
寅子が直言に失望する!
◆5話・4月5日(金)
大反対のはるが急変する
虎に翼・第2週ネタバレあらすじ「女三人寄ればかしましい?」
◆6話・4月8日(月)
女子部法科での出会い!
◆7話・4月9日(火)
期待した法改正は延期!
◆8話・4月10日(水)
初めて裁判を傍聴する!
◆9話・4月11日(木)
同期5人が議論を交わす
◆10話・4月12日(金)
予想外の判決が下される
虎に翼・第3週ネタバレあらすじ「女は三界に家なし?」
◆11話・4月15日(月)
法廷劇で女子部を救え!
◆12話・4月16日(火)
よねが脚本に文句を言う
◆13話・4月17日(水)
壮絶な過去を明かすよね
◆14話・4月18日(木)
検証で事実が明らかに!
◆15話・4月19日(金)
抱える思いを吐き出す!
虎に翼・第4週ネタバレあらすじ「屈み女に反り男?」
◆16話・4月22日(月)
女子に理解ある花岡悟!
◆17話・4月23日(火)
豹変する花岡に寅子激怒
◆18話・4月24日(水)
梅子が法律を学ぶ理由!
◆19話・4月25日(木)
寅子が花岡にときめく!
◆20話・4月26日(金)
直言が贈賄の容疑で勾留
虎に翼・第5週ネタバレあらすじ「朝雨は女の腕まくり?」
◆21話・4月29日(月)
花岡に励まされて登校!
◆22話・4月30日(火)
観念した直言が語り出す
◆23話・5月1日(水)
暴漢に襲われる寅子たち
◆24話・5月2日(木)
直言の裁判が結審する!
◆25話・5月3日(金)
桂場の質問に戸惑う寅子
虎に翼・第6週ネタバレあらすじ「女の一念、岩をも通す?」
◆26話・5月6日(月)
雪辱に燃える寅子の条件
◆27話・5月7日(火)
花岡と過ごす昼のひと時
◆28話・5月8日(水)
香淑と涼子と梅子が断念
◆29話・5月9日(木)
明暗が分かれる試験結果
◆30話・5月10日(金)
弁護士寅子の本音が炸裂
虎に翼・第7週ネタバレあらすじ「女の心は猫の目?」
◆31話・5月13日(月)
優三と花岡の新しい道!
◆32話・5月14日(火)
弁護士の資格を得た寅子
◆33話・5月15日(水)
寅子が見合い相手を探す
◆34話・5月16日(木)
優三が寅子にプロポーズ
◆35話・5月17日(金)
新妻の寅子が困惑する!
虎に翼・第8週ネタバレあらすじ「女冥利に尽きる?」
◆36話・5月20日(月)
ようやく恋に落ちる寅子
◆37話・5月21日(火)
妊娠したけど言えない!
◆38話・5月22日(水)
穂高が非情な通告をする
◆39話・5月23日(木)
仕事を辞めざるをえない
◆40話・5月24日(金)
優三に召集令状が届く!
虎に翼・第9週ネタバレあらすじ「男は度胸、女は愛嬌?」
◆41話・5月27日(月)
直道戦死と終戦後の現実
◆42話・5月28日(火)
優三の死亡を知った寅子
◆43話・5月29日(水)
直言が心情を吐露し謝罪
◆44話・5月30日(木)
優三の死に向き合う寅子
◆45話・5月31日(金)
新憲法に希望を見出す!
虎に翼・第10週ネタバレあらすじ「女の知恵は鼻の先?」
◆46話・6月3日(月)
法曹会館に乗り込む寅子
◆47話・6月4日(火)
改正法案を見て涙する!
◆48話・6月5日(水)
東京に戻った花岡と再会
◆49話・6月6日(木)
忘れていた思いが蘇る!
◆50話・6月7日(金)
花岡の訃報に愕然とする
虎に翼・第11週ネタバレあらすじ「女子と小人は養い難し?」
◆51話・6月10日(月)
餓死した花岡に誓う寅子
◆52話・6月11日(火)
新しい上司はチョビ髭男
◆53話・6月12日(水)
多岐川のギャップに困惑
◆54話・6月13日(木)
旧友の態度に困惑する!
◆55話・6月14日(金)
花岡の妻と対面する寅子
虎に翼・第12週ネタバレあらすじ「家に女房なきは火のない炉のごとし?」
◆56話・6月17日(月)
新たな辞令を受ける寅子
◆57話・6月18日(火)
現状を知った寅子が誓う
◆58話・6月19日(水)
道男が花江に言い寄る!
◆59話・6月20日(木)
死を待つはるの元に道男
◆60話・6月21日(金)
道男の就職先が決まる!
虎に翼・第13週ネタバレあらすじ「女房の掃きだめから拾え?」
◆61話・6月24日(月)
多忙な寅子に所長の指令
◆62話・6月25日(火)
梅子との再会は修羅場!
◆63話・6月26日(水)
光三郎に感激する寅子!
◆64話・6月27日(木)
路地裏で見つけた衝撃!
◆65話・6月28日(金)
出演歌手が寅子に感激!
虎に翼・第14週ネタバレあらすじ「女房百日、馬二十日?」
◆66話・7月1日(月)
星航一と運命の出会い!
◆67話・7月2日(火)
航一に戸惑っている寅子
◆68話・7月3日(水)
問題児の栄二に心を砕く
◆69話・7月4日(木)
退任する穂高に物申す!
◆70話・7月5日(金)
寅子の思いが栄二に届く
虎に翼・第15週ネタバレあらすじ「女房は山の神百石の位?」
◆71話・7月8日(月)
猪爪家の様子がおかしい
◆72話・7月9日(火)
女性から非難された寅子
◆73話・7月10日(水)
直明が告げる優未の思い
◆74話・7月11日(木)
決断を迫られている寅子
◆75話・7月12日(金)
ヒャンちゃんとの再会!
虎に翼・第16週ネタバレあらすじ「女やもめに花が咲く?」
◆76話・7月15日(月)
新潟で2人暮らしの母子
◆77話・7月16日(火)
花江から届くメッセージ
◆78話・7月17日(水)
再び優未が点数を偽装!
◆79話・7月18日(木)
優三の事を話せない寅子
◆80話・7月19日(金)
優未に優三の事を語る!
虎に翼・第17週ネタバレあらすじ「女の情に蛇が住む?」
◆81話・7月22日(月)
涼子と玉と感動の再会!
◆82話・7月23日(火)
玉が願いを打ち明ける!
◆83話・7月24日(水)
玉が壮絶な14年を語る
◆84話・7月25日(木)
涼子に思いをぶつける玉
◆85話・7月26日(金)
優未の考えを尊重したい
虎に翼・第18週ネタバレあらすじ「七人の子は生すとも女に心許すな?」
◆86話・7月29日(月)
太郎弁護士が号泣する!
◆87話・7月30日(火)
踏込む寅子を見守る航一
◆88話・7月31日(水)
翻訳内容に違和感をもつ
◆89話・8月1日(木)
香子に助けを求める寅子
◆90話・8月2日(金)
航一が秘密を打ち明ける
虎に翼・第19週ネタバレあらすじ「悪女の賢者ぶり?」
◆91話・8月5日(月)
優未が寅子に釘を差す!
◆92話・8月6日(火)
美佐江に恐れを抱く寅子
◆93話・8月7日(水)
航一への思いを抑える!
◆94話・8月8日(木)
優三が手紙に遺した愛情
◆95話・8月9日(金)
熱い思いを告白する2人
虎に翼・第20週ネタバレあらすじ「稼ぎ男に繰り女?」
◆96話・8月12日(月)
猪爪家は不穏な空気漂う
◆97話・8月13日(火)
星家を訪ねる寅子と優未
◆98話・8月14日(水)
航一プロポーズは空振り
◆99話・8月15日(木)
直明の彼女の玲美の主張
◆100話・8月16日(金)
プロポーズに戸惑う寅子
虎に翼・第21週ネタバレあらすじ「貞女は二夫に見えず?」
◆101話・8月19日(月)
結婚の意味を悩む寅子!
◆102話・8月20日(火)
結婚後の名字に悩む寅子
◆103話・8月21日(水)
夫婦の形を模索する二人
◆104話・8月22日(木)
夫婦のようなものになる
◆105話・8月23日(金)
心が躍るような結婚式!
虎に翼・第22週ネタバレあらすじ「女房に惚れてお家繁盛?」
◆106話・8月26日(月)
家事を巡り苦言する寅子
◆107話・8月27日(火)
溝が埋まらない航一親子
◆108話・8月28日(水)
居場所を守りたい寅子!
◆109話・8月29日(木)
のどかが拒否反応を示す
◆110話・8月30日(金)
家族のような関係に変化
虎に翼・第23週ネタバレあらすじ「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」
◆111話・9月2日(月)
百合の異変に気付く寅子
◆112話・9月3日(火)
法廷に立ったよねが迫る
◆113話・9月4日(水)
原爆裁判に世間が注目!
◆114話・9月5日(木)
堪忍袋の緒が切れる優未
◆115話・9月6日(金)
更年期不調を抱える寅子
虎に翼・第24週ネタバレあらすじ「女三人あれば身代が潰れる?」
◆116話・9月9日(月)
よねと轟が新たな動き!
◆117話・9月10日(火)
汐見と香淑の娘を逮捕!
◆118話・9月11日(水)
のどかの秘密を明かす兄
◆119話・9月12日(木)
航一と優未が激しく口論
◆120話・9月13日(金)
最後の力を注ぐ多岐川!
虎に翼・第25週ネタバレあらすじ「女の知恵は後へまわる?」
◆121話・9月16日(月)
ほぼ家の中で過ごす優未
◆122話・9月17日(火)
多岐川を思う寅子と桂場
◆123話・9月18日(水)
涼子の新たな挑戦を祝う
◆124話・9月19日(木)
寅子の名前を知る少女!
◆125話・9月20日(金)
驚愕の事実を告げられる
虎に翼・最終回第26週ネタバレあらすじ「虎に翼」
◆126話・9月23日(月)
美佐江の娘に向き合う!
◆127話・9月24日(火)
調査官とぶつかる寅子!
◆128話・9月25日(水)
美位子裁判の判決が出る
◆129話・9月26日(木)
◆130話・9月27日(金) 最終回
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朝ドラ【虎に翼】ネタバレ|物語の概要を紹介
NHK朝ドラ『虎に翼』のネタバレ概要をご紹介します。
注目のヒロインを演じるのは、子役時代から長きにわたって活躍している女優の伊藤沙莉(いとう さいり)さんです。
『虎に翼』は、日本初の女性弁護士となるヒロイン・猪爪寅子(いのつめ ともこ)が、激動の時代の荒波にもまれながらも、法律という翼を頼りに懸命に生き抜いていく様を描く物語です。
時代背景は、大正デモクラシー・女性解放運動が開花する大正時代。
そして、昭和初期の第二次世界大戦と復興期、その中で、憲法改正という転換期を経て、急速に経済成長を遂げる昭和後期の時代が描かれます。
朝ドラ『虎に翼』のネタバレあらすじ
ここでは朝ドラ『虎に翼』のネタバレをご紹介します。
大正3年(1914年)五黄の寅年に生まれたことにちなんで名づけられた猪爪寅子(いのつめ ともこ)。
周囲からは「トラコ」の愛称で親しまれています。
女学校に通っていた寅子は、いつしか法の道を志すようになりました。
銀行家の優しい父はそんな彼女の夢を応援してくれますが、現実的な母は「夢など見ずに早くに結婚するように」と、お見合いを勧めます。
母の反対を振り切った寅子が門をたたいたのは、日本で初めて女性が法律家になるための学校『明律大学』(めいりつ)でした。
個性豊かな仲間たちと共に法律を学び、大学を卒業した寅子は、昭和13年(1938年)、現在でいう司法試験に合格し、ついに日本初の女性弁護士となります。
法律という翼を手に入れた寅子は意気揚々と社会へと羽ばたこうとします。
しかし、戦争という現実の前に思うようにその翼を広げることができませんでした。
やがて戦争が終わります。
家も大切な家族も失った寅子は、自分を必要とする人々の生活を守るため、己の翼を頼りにより高みを目指して飛び立つことを決意します。
新たに『裁判官』になることを目標に定めた寅子は、世の中の理不尽や苦境に追いやられた女性、子供たちを救うべく強い意志と情熱を持って、『家庭裁判所』設立のために仲間たちと奔走するのでした・・・
※ドラマランドでは朝ドラ『虎に翼』のネタバレ情報を最終回までご紹介していきます。
【作】 吉田恵里香(よしだ えりか)
【音楽】 森優太(もり ゆうた)
【主題歌】米津玄師(よねづ けんし)「さよーならまたいつか!」
【語り】尾野真千子(おの まちこ・女優)
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朝ドラ【虎に翼】ネタバレ|ドラマの見どころとお相手3人も?
朝ドラ『虎に翼』のヒロイン・猪爪寅子(いのつめ ともこ)です。
日本初の女性弁護士の一人『三淵嘉子(みぶち よしこ)』さんをモデルとしています。
まだまだ社会における女性の地位が低かった戦前、性別による役割の違いが明確にされた戦中。
そして、女性に参政権が与えられ急速に『民主主義国家』への道を激走する、戦後復興期から昭和の終盤までを、女性の社会進出という観点から描きます。
本作は、『ヒロインの成長』を描いた朝ドラ特有の物語をベースに、事件や裁判の解決を通じて朝からスカッとできる爽快なリーガルエンターテイメントとしても楽しめる作品となるようです。
朝ドラ「虎に翼」の意味
タイトルの『虎に翼』の意味とは。
中国の思想家・韓非(かんぴ)の著した『韓非子・かんぴし』に登場する「虎の為に翼をつくることなかれ」という一説に由来しています。
『虎に翼』という言葉は、現在では「鬼に金棒」などと同じような意味合いで一般的にも使用されていますが、もともとはあまりポジティブな文脈では使用されない言葉でした。
『韓非子』では「虎に翼などつけてしまったら、村を襲って人を食べてしまうかもしれない」と記されており、愚かな人に力を与えてしまっては、虎に翼を与えるようなもので良くない、という文脈でつづられていました。
「虎に翼」という言葉が一般的に使用されるようになっても、「ただでさえ強い虎に翼など付けたら手に負えなくなって堪ったものではない」と、マイナスな意味で用いられた経緯があります。
しかし、最近では「強い者にさらなる力が加わる」という意味で、プラスのイメージで使用される機会も増えてきています。
『虎に翼』という言葉の意味が変遷したように、朝ドラ『虎に翼』でも寅子の『翼』に対しての周囲の反応もマイナスからプラスへと変化していくことが推測され、それが本作の見どころともなりそうです。
朝ドラ『虎に翼』の見どころ|ヒロインの定め!苦境と困難の連続!
朝ドラ『虎に翼』のヒロイン・寅子も苦境と困難が続くとされています。
歴代のヒロインが「人としてのたくましさ」を持った女性だったのと同様に、本作のヒロインの寅子もまた、強さと信念を持った女性として描かれることがネタバレ予測されています。
そんな寅子に「法律の知識」という強い翼が加わることは、周囲の人々に手放しで喜ばれるわけではなさそうです。
残念なことに、現在でも学問を身に着けた女性が煙たがれる風潮が存在しますが、本作の時代ではその考えがより根強く存在していました。
事実、寅子のモデル・三淵嘉子(みぶち よしこ)さんは、「法律など学んだら嫁の貰い手が無くなってしまう」という理由で、母親からの猛反対にあったといいます。
『虎に翼』でも、寅子の母・猪爪はる(石田ゆり子)は、寅子には早く結婚して欲しいと思っており、寅子にお見合いを強く勧めます。
モデル・嘉子さんとその母とのエピソードが踏襲されるようで、今から注目のシーンとなりそうです。
また、寅子が入学する日本初の『女性に法律を教える学校』明律大学・女子部は、「魔女部」と陰口を叩かれるという設定です。
やはり、寅子や女性たちが法律を身につけることは、周囲からは好意的に受け止められないようです。
やがて寅子に翼が!優雅にはばたけるのか!?
最終的に寅子のモデル・嘉子さんは日本初の女性弁護士となった後、戦後の司法の整備に携わり『日本初の女性裁判官』となりました。
さらに『家庭裁判所』の設立にも尽力するなどの大きな功績を残しています。
嘉子さんは『家庭裁判所の母』とも呼ばれ、現在でも多くの人々から称えられる人物です。
これもすべて、法律という翼を味方につけながらも、弱者の支えとして懸命に尽力された彼女への称賛のあらわれといえるでしょう。
寅子にも同じように日本初の女性弁護士となり、家庭裁判所の設立に奔走し、裁判官になるというストーリーが用意されています。
法律を身につけた寅子は、まさに翼をつけた虎のような存在となるのでしょう。
モデルの生涯を知ることで朝ドラ『虎に翼』の物語もみえてきそうですね。
ヒロイン・寅子の相手役は3人?その候補とは
朝ドラといえば定番の話題、ヒロインの相手役は誰かということが注目されます。
『虎に翼』においても、寅子のロマンスは関心のポイントとなるでしょう。
現時点では、寅子の恋のお相手候補が、既に3人ほど発表されています。
寅子の相手役候補①|花岡悟(演:岩田剛典)
一人目は、EXILE(エグザイル)の岩田剛典(いわた たかのり)さん演じる花岡悟(はなおかさとる)です。
彼は、寅子が法律を学ぶ『明律大学』の同級生という役どころです。
女学生を何かと敵視する男子たちをいさめつつも、女生徒たちの心を開き行動を共にする好青年とのこと。
女性からの人気も高いらしく、まさに絵に描いたような王子様キャラクターです。
寅子の明律大学の期間はおそらく1930年代と推測されますが、当時はまだ男女共学ではなかった時代のため、小学校卒業以降に異性が同じ教室で学ぶということは非常に珍しかったはずです。
そんな環境で生まれる恋は、とっておきの見どころとなりそうです。
寅子の相手役候補②|佐田優三(演:仲野太賀)
寅子のロマンス相手となりそうな二人目の候補は、仲野太賀(なかの たいが)さん演じる佐田優三(さだゆうぞう)です。
猪爪家に下宿している書生という設定のようですが、寅子の最初の夫となる人物ではないかと考えられています。
というのも、寅子のモデル・嘉子さんは二度結婚していますが、初婚のお相手・和田芳夫さんは、嘉子さんの実家に書生として出入りしていた方でした。
まさにドラマの佐田は、和田芳夫さんをモデルに設定された人物ですね。
苗字も「佐田」と「和田」ですもんね。
嘉子さんと和田さんは一男を授かるものの、戦争の影響で引き裂かれてしまい、結婚生活は非常に短かったといいます。
『虎に翼』では寅子夫妻が一体どのような経緯で別れてしまうのか注目です。
寅子の相手役候補③|星航一(演:岡田将生)
寅子のお相手候補の三人目は、岡田将生(おかだ まさき)さん演じる星航一(ほし こういち)です。
終戦直後に嘉子さんの夫・和田さんは病死されましたが、その約十年後、当時の最高裁調査官であった三淵乾太郎さんと再婚しています。
この結婚により、嘉子さんは三淵姓となりました。
この結婚は乾太郎さんも再婚で、前妻を病で亡くしていたそうです。
乾太郎さんは前妻との間に四人の子供がいました。
さらに、乾太郎さんの父は初代最高裁長官だった三淵忠彦さんという、法曹界の大物でした。
『虎に翼』の航一もまた、法曹界の重鎮を父に持ち、自らも裁判官というキャラクターです。
となると、航一は乾太郎さんをモデルとした設定で、寅子の生涯のパートナーとなる人物という流れになるのでしょうか。
航一と寅子の人生がどのように描かれるのかも、『虎に翼』のネタバレあらすじを知る上でキーポイントとなりそうです。
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朝ドラ【虎に翼】ネタバレ|モデル・三淵嘉子さんの日本初だらけのエピソード
朝ドラ『虎に翼』のネタバレを紐解くうえで重要になるモデルの人生を探っていきます。
ヒロイン・寅子のモデル・三淵嘉子さんがどのような方だったのか、改めてまとめてみました。
嘉子さんは1914年(大正3年)11月13日にシンガポールで武藤嘉子として産まれました。
父・武藤貞雄さんは、当時の台湾銀行に勤務しており、仕事の都合でシンガポール在住、その後ニューヨークへ転勤します。
その間、嘉子さんは香川県丸亀市で生活していました。
父の帰国後は、一家で東京都渋谷区に住むようになります。
父親の「何か専門の仕事を持つための勉強をしなさい。医者になるか弁護士はどうか」という言葉をきっかけに、嘉子さんは法律の道を志します。
当時は弁護士法で弁護士資格の取得が男性にしか認められていませんでした。
しかし嘉子さんは、法律の改正を見越して明治大学に新たに創設された明治大学専門部『女子部法科』という唯一女性が弁護士を目指し学ぶことのできる学校へ進学します。
その後、『明治大学法学部』に編入し、男子学生に勝る優秀な成績を収め、卒業式では総代を務めました。
卒業の半年後、高等文官試験司法科に合格し、日本初の女性弁護士の一人となりました。
ちなみに、この時ともに合格したのが、同級生の中田正子さんと後輩の久米愛さんです。
この年の試験合格者は242名で、女性はこの3人だけでした。
ドラマではこのシーンは象徴的に描かれること間違いなしですね。
彼女たちがどのように描かれるのか、今から楽しみです。
ところで弁護士資格を取得したものの、嘉子さんが弁護士として活動した期間は短かったといいます。
というのも、弁護士登録が済んだ翌年には『第二次世界大戦』に突入し、弁護士の出番は減ったという背景がありました。
この年に嘉子さんは和田芳夫さんと結婚します。
約一年後に長男・芳武さんが誕生しましたが、その一年半後、芳夫さんは招集されてしまい、嘉子さんは幼い子供を抱えて福島へと疎開します。
その後、夫・芳夫さんは戦地で病に倒れ長崎で息を引き取りました。
さらに弟も戦死し、両親も戦後すぐに亡くなってしまい、幼い息子と末の弟を女手一つで養いながら生活していたといいます。
この経験から嘉子さんは一念発起し、終戦後、男女平等の世の中なのだからと、当時は男性しかいなかった司法官になることを目指します。
最初の採用願いでは採用を見送られましたが、その二年後に念願かなって東京地裁民事部の判事補に採用されます。
女性の裁判官としては二番目の採用でした。
その後、アメリカでの『家庭裁判所』の視察を経て、帰国後に名古屋地裁で日本初の女性判事となりました。
さらに、東京地裁に移ったのち、東京家裁へと移ります。
この頃、最高裁調査官であった三淵乾太郎さんと出会い、二度目の結婚をし三淵姓となりました。
1972年には新潟家裁所長に就任し、日本で女性初の裁判所長となります。
その後、浦和家裁所長、横浜家裁所長を勤めたのち定年で退官しました。
嘉子さんは生涯にわたって五千人を超す少年や少女の審判を行い、多くの非行少年・少女らを立ち直らせるべく指導をし、社会復帰を支援したといいます。
家庭裁判所に関し設立時から尽力していた彼女は、「家庭裁判所の母」とも呼ばれており、多くの後輩たちから慕われていたそうです。
人柄もさることながら「素敵なお声の持ち主だった」という話もあり、法曹界には現在もなお彼女のファンが多いようです。
虎に翼のモデル・三淵嘉子さんの歩み
(※年齢は満年齢)
◆1914年(大正3年)
・11月13日誕生
・台湾銀行勤務の父・武藤貞雄の赴任先のシンガポールで誕生。
・嘉子の名の由来はシンガポールの漢字表記である『新嘉波』。
◆1916年(大正5年)嘉子2歳
・父・貞雄がニューヨーク支店に転勤
・嘉子たちは母・ノブの実家(香川県丸亀)に転居
◆1920年(大正9年)嘉子6歳
・貞雄が帰国し一家全員で東京渋谷で暮らし始める
・東京府青山師範学校附属小学校へ
◆1932年(昭和7年)嘉子18歳
・東京女子師範学校(現在のお茶の水女子大学)附属高等女学校を卒業
・明治大学専門部『女子部法科』に進学(第4期生)
◆1935年(昭和10年)嘉子21歳
・明治大学専門部女子部法科卒業
・明治大学法学部に編入
◆1938年(昭和13年)嘉子24歳
・明治大学法学部卒業(総代を務める)
◆1940年(昭和15年)嘉子26歳
・第二東京弁護士会に弁護士登録(明治大学法科の同窓生・中田正子、久米愛と日本初の女性弁護士になる)
◆1941年(昭和16年)嘉子27歳
・戦争の影響で弁護士活動が困難になり、明治大学女子部法科の助手として後進指導の職に就く
・武藤家の書生・和田芳夫と結婚。
◆1943年(昭和18年)嘉子29歳
・第一子の芳武を出産。
・夫・芳夫が中国へ出兵。
◆1944年(昭和19年)嘉子30歳
・弟が戦死
◆1945年(昭和20年)嘉子31歳
・空襲で港区青山の自宅を失い福島県坂下町へ疎開
・終戦
◆1946年(昭和21年)嘉子32歳
・夫・芳夫が長崎の陸軍病院で戦病死
◆1947年(昭和22年)嘉子33歳
・6月に母・ノブ、10月に父・貞雄が死去
・司法省に入省
・民事局局付、最高裁民事局局付、家庭局局付に就任
◆1949年(昭和24年)嘉子35歳
・女性で2番目の判事補に就任(東京地裁)
・6か月間に渡りアメリカで家庭裁判所を視察
◆1951年(昭和26年)嘉子37歳
・明治大学短期大学兼任教授に就任(~1972年まで)
◆1952年(昭和27年)嘉子38歳
・初の女性判事に就任(名古屋地方裁判所)
◆1956年(昭和31年)嘉子42歳
・最高裁調査官の三淵乾太郎と再婚し三淵姓へ
・東京地裁判事に就任
◆1963年(昭和38年)嘉子49歳
・原爆裁判を担当し、日本の裁判所で初めて「原爆投下は国際法違反」と明言
・東京家庭裁判所判事(~1972年まで計5千人を超える少年少女を審判)
◆1972年(昭和47年)嘉子58歳
・女性初の裁判所長に就任(新潟家庭裁判所)
・以降、浦和家裁所長、横浜家裁所長を歴任
◆1979年(昭和54年)嘉子65歳
・定年退官
◆1980年(昭和55年)嘉子66歳
・弁護士に復帰
・日本婦人法律家協会会長、労働省男女平等問題専門家会議の座長等を歴任
◆1984年(昭和59年)
・5月28日骨癌のため逝去(享年69歳)
・2千人近い人が告別式に参列
・叙勲 勲二等瑞宝章
※【ドラマランド】では、朝ドラ『虎に翼』のネタバレを楽しむために、モデル・三淵嘉子さんのエピソードを随時ご紹介していきます。
朝ドラ【虎に翼】ネタバレ|脚本はマンガ原作の売れっ子・吉田恵里香さん
朝ドラ『虎に翼』の脚本担当は、吉田恵里香(よしだ えりか)さんです。
吉田さんは脚本家としてだけでなく、構成作家、小説家、そして漫画原作者といった様々な分野で活躍されています。
『ヒロイン失格』(2015年)、『センセイ君主』、『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(ともに2018年)、『おとななじみ』(2023年)などといった、少女マンガを原作とした実写作品の脚本を数多く手掛けています。
一方、アニメ『TIGER &BUNNY』(2011年)や『ぼっち・ざ・ろっく!』(2022年)などといったアニメ脚本やシリーズ構成も担当し、『TIGER &BUNNY』については漫画原作も担当しています。
また、NHKドラマ『実験刑事トトリ』(2012年)のノベライズや『脳漿炸裂ガール』の小説版を執筆するなど、小説家としても活躍しています。
2020年に放送された同名BLマンガの実写化ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』では脚本を担当しており、この作品は日本だけでなくアジア圏で大きな反響を呼びました。
さらに、2022年にはNHKで放送された『恋せぬふたり』で第40回向田邦子賞を受賞しています。
この作品は、マイノリティーな思考の男女による同居生活を描いた物語で、新たな価値観や幸福を提示して高い評価を得ました。
ご自身による完全書下ろしのノベライズ版も刊行されています。
非常に幅広いジャンルで活躍されている中でも、ひときわ原作物の脚色に高い評価があります。
朝ドラ『虎に翼』では史実をうまく脚色し、現代に合わせた新たな価値観を届けてくれるようです。
朝ドラ【虎に翼】ネタバレ|主題歌はあの天才・米津玄師さん
朝ドラ『虎に翼』の主題歌を担当するのは米津玄師(よねづ けんし)さんです。
新作「さよーならまたいつか!」が主題歌となることが決定しています。
1991年に徳島県に生まれた米津玄師さんは、「ハチ」の名義にて2009年よりVOCALOIDを使用したボカロ曲の制作をはじめ、その楽曲の数々がインターネット上で大きな話題を呼びました。
2012年からは本名の「米津玄師・よねづ けんし」名義での活動を開始し、翌年にメジャーデビューを果たします。
メジャーデビュー後は楽曲がCMソングやアニメのテーマ曲に起用されるなど、着実に実績を積み重ねてきました。
2018年、TBS系列で放送されたドラマ『アンナチュラル』の主題歌として自身の楽曲「Lemon」を提供。
ドラマの内容やシーンに秒単位でマッチした楽曲は大きな注目を集め、楽曲そのものの完成度の高さも相まって大ヒット。
『Billboard JAPAN HOT of the Year』を同一曲で2年連続受賞という史上初の快挙を達成したほか、様々なチャートを席巻しました。
さらに、「Lemon」のミュージックビデオはYouTube上で日本初の3億回再生を突破するなど、まさに記録づくめの一曲となりました。
その後も、CMソングにも起用された「Flamingo」やTVドラマ主題歌となった「馬と鹿」、「感電」などヒット作を連発します。
アニメ『チェンソーマン』のオープニングテーマとなった「KICK BACK」は世界的に大ヒットし、日本語歌詞の楽曲として史上初めてアメリカレコード協会によるゴールド認定を受けました。
さらに、自身の楽曲だけではなく他のアーティストへの楽曲提供およびプロデュースでも手腕を発揮していまし。
作品そのものの完成度だけでなく、作品にピタリとはまった楽曲を制作することでも高い評価を得ている米津さん。
朝ドラ『虎に翼』の主題歌『さよーならまたいつか!』がどのような楽曲になるのか、公開前の2024年3月時点では大きな期待が寄せられています。
朝ドラ『虎に翼』最終回まで!ネタバレプラス画像であらすじや感想をお届け!|まとめ
2024年4月1日スタートのNHK朝ドラ『虎に翼』(2024年後期・110作目)の放送前時点での予告・ネタバレ情報をお届けしました。
この物語は、日本初の女性弁護士として裁判官となり裁判所長も務めた三淵嘉子さんをモデルにしたオリジナルストーリーです。
戦争へ突き進む時代に誕生した日本初の女性弁護士の一人になった主人公の猪爪寅子(役:伊藤沙莉さん)が、悩みや葛藤を抱えながら情熱をもって道なき道を切り開いていきます。
戦前、戦後の時代背景の中で描かれるヒロインの成長や恋愛、夢へのチャレンジに注目です!
【ドラマランド】では、注目のNHK朝ドラ『虎に翼』のネタバレプラス画像と吹き出しであらすじ感想を最終回・最終話までお届けしていきます~♪