ネタバレ予告あらすじと感想
2024年4月4日(木)放送日
虎に翼1週「女賢しくて牛売り損なう?」
虎に翼1週4話4月4日(木)|寅子は直言に失望する!
*虎に翼1週4話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
猪爪家にて
母・はるが丸亀から帰ってきてしばらく経ちました。
しかし父・直言は受験の件を伝える気配すらなく、寅子は目で訴え続けていました。
明律大学女子部に行きたいものの、親友・花江の晴れ舞台を台無しにしたくない寅子は、悩んだ末に覚悟を決めたのです。
「やるか・・・、したたか・・・」
寅子はひたすら大人しく女学校に通って家事をこなし、はるの機嫌を損ねないように努めるのでした。
結婚式にて
ようやく迎えた兄・直道と親友・花江の結婚式。
笑顔に包まれた幸せな雰囲気に、寅子は胸焼けしたような気分になります。
一方ではるは、「結婚って悪くないでしょ?寅子の時もすてきなお式にしますからね」と微笑むため、返事に困る寅子なのでした。
そんな中、酔って機嫌のいい直言が「うちのトラが歌いますよぉ〜!」と声を上げ、寅子に十八番の『モンパパ』を歌わせます。
男たちは陽気になる一方で、女たちは相変わらずスンッとしています。
「親友の幸せは願えても、ここに自分の幸せがあるとは到底思えない・・・」
目の前に広がる光景に寅子はだんだんと腹が立ち、歌に怒りがこもってしまうのでした。
披露宴を終えて
「猪爪くんじゃないか。どうしたんだ、こんなところで!」
参列者の見送りを終えたところで、偶然、明律大学の穂高教授と鉢合わせました。
てっきり自分に声をかけられたと思った寅子は焦ります。
しかしなんと穂高教授は直言の大学時代の恩師で、はるとも旧知の仲だったのです。
両親と穂高教授が談笑する姿を目の当たりにして、寅子は呆然となるのでした。
間髪入れずに恐れていた事態が起こりました。
「お?君!やっぱり猪爪くんの娘かぁ!」
寅子に気づいた穂高は、「試験は受けてもらうが合格だからね」と親しげに話しかけてきました。
穂高教授の言葉に寅子はつい有頂天になります。
しかし眼光鋭く睨み付けるはるに気付き、凍りついたのでした。
猪爪家の台所にて
内緒で願書を出したことをはるに謝ろうとする寅子。
しかしはるは寅子の話を遮り、「明日、女学校の帰りに呉服屋さんでも寄りましょうかねぇ」と言います。
見合い相手3人に断られた振袖は縁起が悪いと言い、あくまで寅子に見合いをさせる姿勢を崩しません。
さらにはるは、歌劇団も法学部もお見合いから逃げるためなのだろうと寅子を諭すのでした。
すると寅子は、自らの思いをハッキリと伝えます。
「やっぱり私、お見合いはしたくない」
寅子は結婚に自分の幸せがあるとは思えないと明かすと、自分の話を遮らずに聞いてくれる穂高教授の元でなら誇れる自分で生きられる気がすると懸命に訴えたのです。
そんな寅子に、はるは「あなたが優秀なことくらい分かってます!」と声を上げました。
はるは怒りと悲しみと苛立ちをにじませるのでした。
つづく
虎に翼1週4話4月4日(木)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
寅子ちゃんの怒りの熱唱です。
披露宴中に強引に引っ張り出された寅子ちゃん!
参列者に披露した『モン・パパ』をには感情が込められていたようですね。
あの笑顔の端々にピキッとした怒りが混ざっていて、一気に引き込まれてしまいました。
笑顔と幸せに満ちた空間の中で、ひとり結婚に疑問を抱きながらも晴れの舞台を邪魔しないようにと葛藤する寅子ちゃんを見事に表してくれたと感激です。
このシーンには、ネット上の朝ドラファンたちも注目していたようです!
「怒りのこもったモンパパ、泣きそうになったッ」
「伊藤沙莉さんの歌声、レアでうれしい!」
「歌詞とトラちゃんの両親がリンクしてる気がw」
などなど、寅子ちゃんが歌う貴重なシーンに様々なコメントが寄せられていました。
ちなみに『モン・パパ』は、昭和初期頃に喜劇王・エノケン(榎本健二)さんも歌っていたシャンソンです。
当時、日本語の歌詞で録音されたレコードがリリースされるやいなや大ヒットしたのだとか!
エノケンさんといえば、前作『ブギウギ』にも登場した喜劇王・タナケン(棚橋健二)さんのモデルです。
ここでも時代背景が同じ『ブギウギ』と『虎に翼』が見事にリンクしていましたね!
寅子ちゃんを演じる伊藤沙莉さんのお芝居に、初回から毎日引き込まれっぱなしです!
4日目にしてどっぷりトラちゃんファンになった朝ドラ好きも多いはず。
これからも喜怒哀楽だけでなく、言葉に言い表せないような不屈な表情がたくさん見られるはずです〜♪
虎に翼1週4話4月4日(水)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
花江ちゃんのしたたかさ!
寅子ちゃんは、義姉となる花江ちゃんから女のしたたかさについて教えてもらいます〜♪
第4話では寅子ちゃんの親友・花江ちゃんのしたたかさに注目です。
自分の結婚式を滞りなく済ませたい花江ちゃん。
寅子ちゃんに式が終わるまではるさんの機嫌を損なわないようにと釘を刺します。
その中で花江ちゃんは、直道さんに最初にひと目惚れしたのは自分の方だと打ち明けるようです。
実は花江ちゃんは事前に直道さんの情報を寅子ちゃんから聞き出し、満をじして猪爪家へ遊びに行ったのでした。
そこで花江ちゃんは「女性が得たいものを得るためには、したたかさが必要だ」と寅子ちゃんに教える展開が見どころポイントになりそうです。
ちなみに花江ちゃんのキャラクター設定には、昭和初期の時代に一般的だった女性の姿が反映されているのだとか。
しかしそれは、これから弁護士として活躍する寅子ちゃんを輝かせるための役ではありません。
どうやら制作側には、働く女性だけが偉いのではなく家庭を立派に支える女性たちも素晴らしい存在だと示す象徴として描きたいという意図があるようです。
一方の寅子ちゃんはいつも母・はるさんから「思ったことをそのまま口に出してはいけません!」と怒られるキャラクター。
そう考えると花江ちゃんとは、真反対の性格にも思えます。
しかし2人はお互いに持っていない部分を持っているからこそ、親友になれたのかもしれませんね。
これからは、義姉となり猪爪家で暮らすことになる花江ちゃん。
寅子ちゃんと今まで以上に深く関わる中で、花江ちゃんの成長にもしっかり目を向けたいなと思います〜♪
以上、虎に翼1週4話のネタバレあらすじ予告でした。