ネタバレ予告あらすじと感想
2024年4月12日(金)放送日
虎に翼2週「女三人寄ればかしましい?」
虎に翼2週10話4月12日(金)|予想外の判決が下される
*虎に翼2週10話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
東京地裁の法廷にて
「主文。被告は原告に対し別紙 目録記載の物品を引き渡すべし」
裁判長は妻・峰子が着物を取り戻すことを認めました。
そして、民法の規定を尊重するものの、夫婦生活が破綻している中で返却を拒絶する夫・東田の行為は「権利の乱用」で「妻を苦しめる目的をもってのことにほかならない」と主旨を述べました。
固唾をのんで見守っていた寅子たち女子部は予想外の結末に喜び、胸を撫でおろしたのでした。
閉廷後の法廷にて
裁判が終わった後、穂高教授が女子部の面々に語り掛けます。
「新しい視点に立った見事な判決だったね」
穂高はこういった小さな積み重ねが世の中を変えていくと笑みを浮かべました。
するとその時、男装の学生・よねが「甘すぎます!」と不満の声を上げ、被告である夫は何も反省せず、この先も同じことを繰り返すだろうと言います。
「本来、法律は力を持たない私たちがああいうクズをぶん殴ることができる唯一の武器。そうであるはずなのに・・・」よねは唇を震わせました。
すると穂高は「法とは規則なのか武器なのか・・・。これもまた正解はなし」との言葉を残し、法廷を後にしたのでした。
裁判所のロビーにて
「お前だけ幸せになるなんて絶対許さない!」
寅子たちが法廷を出ると、なんと裁判結果に不服な夫・東田が妻・峰子に暴言を吐いていました。
勇猛果敢に二人の間に入った寅子は、東田を追い払いました。
そんな寅子に感謝した峰子は、「私、最後まで戦いますから!」と誓うのでした。
峰子を見送った後
寅子はよねに、法律は盾や傘や毛布ように弱い立場の人を守れるものだと思うと伝えました。
しかしよねは、寅子とは分かりえないと眉をしかめました。
それでも寅子は「一個の人格者として認められていない女のくせに法律を学んでいる地獄の道を行く同志よ。考えが違おうが、共に学び、共に戦うの!」と言います。
さらに、知らない誰かのために涙して憤慨するよねは素敵だと微笑みました。
その言葉に動揺したよねは、足早にその場から去って行ったのでした。
猪爪家にて
法律への思いを強くしながら帰宅した寅子。
すぐさま母・はると義姉・花江に力強く宣言しました。
「もしこの先結婚に絶望しても、絶対私が助けてあげる!私、盾みたいな弁護士になるの!」
寅子は六法全書に額を押し当てると、幸せそうな笑みを浮かべるのでした。
つづく
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虎に翼2週10話4月12日(金)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
判決文を聞く女子部の面々です。
傍聴席で判決文に聴き入る女子部の面々の感動に震える様子は、観ているこちらにグッときましたね!
誰もが着物はほぼ取り返せないだろうと思いながら、裁判を傍聴していたはずです。
それだけに、自分たちが法律を学ぶ意味を実感できたシーンだったと思います。
この判決文を聞く女子部の面々が登場したシーンには、ネット上にも感想がたくさん寄せられました。
「女子で満員の傍聴席。判決で涙腺崩壊!」
「この判決出たのは、寅子たちの力もあったと思う 涙」
「判決文を聞くみんな、本当にいいお顔してたなぁ」
などなど、寅子ちゃんたちの気持ちになって朝から号泣する朝ドラファンが多かったようです。
今回の裁判傍聴を通して女子部の皆は、座学だけでは知りえなかった大切なことを学べましたね。
寅子ちゃんが「私、盾のような弁護士になる!」と、理想の弁護士像を宣言したシーンにも繋がりました。
地獄の道を共に行く仲間たちとの結束も、これまでにないほど強まったように思います。
寅子ちゃんがその仲間たちと共に弱き立場の人々の盾になれる日を、今から楽しみにしています〜♪
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虎に翼2週10話4月12日(金)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
予想外の判決!
着物が返還される判決が出て、仲間たちと歓喜に沸く寅子ちゃん♪
寅子ちゃんが初傍聴した離婚裁判の判決。
夫・東田さんに対して、妻・峰子さんへ形見の着物を返却するよう言い渡されました。
真剣に考えた結果が外れたにも関わらず「よかった」と喜ぶのが、また寅子ちゃんらしいですね。
そこで、どうして裁判官は寅子ちゃんとは違う判決を下すのかが、第10話の見どころポイントになりそうです。
ちなみに当時の民法(明治民法)では、結婚している妻の財産は夫が管理すると定められていました。
そのため寅子ちゃんは、東田さんと峰子さんの離婚裁判が決着していないことから、着物は返ってこないと判断したのです。
しかし裁判官は、この法律の目的は『夫婦共同生活の平和維持、そして妻の財産の保護』である点について指摘!
夫の暴力に耐えかねて、実家に戻り離婚裁判中である峰子さんのケースには該当しないという判決を下すに至ります。
課外授業に同行中の穂高教授も、新しい視点の見事な判決だと絶賛するようです。
法で定められた人間の権利が濫用・悪用されてはならないと、いかに今回の裁判官が公平な判断力を持っていたのかを補足してくれます。
穂高教授が与えた宿題に対する伏線回収となり、結果的に寅子ちゃんたちはより一層法律の世界に引き込まれていきそうですね!
初めて傍聴した裁判を通じて弁護士の数だけ弁護の形があると知り、さらに視野が広がる寅子ちゃん。
法律を学ぶ女子部のひとりひとりが、いろんな考え方を持っていていいのだと確信します。
抱えていたモヤモヤが晴れ、寅子ちゃんの希望に満ちた表情を見るのが今から楽しみです〜♪
以上、虎に翼2週10話のネタバレあらすじ予告でした。