ネタバレ予告あらすじと感想
2024年4月15日(月)放送日
虎に翼3週「女は三界に家なし?」
虎に翼3週11話4月15日(月)|法廷劇で女子部を救え!
*虎に翼3週11話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
1933年(昭和8年)秋
寅子が『明律大学女子部』の2年生になって半年。
その頃、女子部は退学者の続出と入学希望者の激減によって存続の危機を迎えていました。
今年度の1年生は入学時42名がすでに10名も退学し、3年生に進級したのはたった2名。
寅子たち2年生にいたっては、入学時に60名いたはずが今は20名に減り、3つあったクラスも1つだけになっていたのでした。
校舎内にて
「女子部存続のためにも我々が立ち上がらねば!将来の後輩のためにも私たちの仲間を増やすためにも頑張りましょう!」
寅子と涼子と梅子と香淑と、先輩の久保田と中山は気合が入ります。
できることは何でもやろうと意気込む寅子は、後輩たちのお世話、女子部の待遇改善を求めて大学側と交渉、有志で裁判の傍聴会へ参加など多忙な日々を送るのでした。
そんな中
『明律祭』で上演する、法廷劇本番の日が近づいてきました。
演目は『毒饅頭殺人事件』です。
その内容とは、7歳年下の医学生・乙蔵に献身的に貢ぎ続けた末に捨てられた女給・甲子が、毒入りの饅頭を使って乙蔵一家を殺そうとしたもの。
結果的に乙蔵と両親は重体になり、祖父が亡くなったのでした。
脚本は学長が選んできた判例資料と筋書きをもとに、華族令嬢の涼子が執筆しているのでした。
猪爪家・寅子の部屋にて
ある日の放課後、法廷劇の衣装を作るために涼子と梅子と香淑が猪爪家に集合しました。
そこへお茶を持ってきた義姉・花江に対して、何も知らない香淑が「女中さん」と呼んだのです。
寅子が義姉だと紹介するすると香淑は慌てて謝ります。
しかし花江は、「いいんです。私なんて女中みたいなものですから・・・」と憂いのある表情を浮かべて部屋を出たのでした。
猪爪家にて
花江のことが気になった寅子は、後を追って気遣いの言葉を掛けました。
すると花江は「何も気にしてないから」と言いながらも、「トラちゃんにはお嫁に来た人の気持ちは分からないわ・・・」と本音を漏らします。
ますます気になる寅子は、「お母さんにそんなにコキ使われてるの?」とたずねました。
しかしなんと、その会話を母・はるが立ち聞きしていたのです。
バツが悪いはるはぎこちない笑顔を浮かべ「寅子の手伝いをしてあげて」と花江に伝えると、逃げるように立ち去りました。
鬼の形相の花江ににらまれた寅子は激しく動揺するのでした。
つづく
虎に翼3週11話4月15日(月)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
寅子ちゃんの妄想劇中劇!です。
寅子ちゃんの頭の中で再生された『毒饅頭事件』の妄想劇に朝から笑わされてしまいました~!
女給・甲子(こうこ)役だった母・はるさんに涙ボクロ、学生・乙蔵(おつぞう)役の書生・優三さんに大仏のようなおでこボクロがありましたね。
うさんくささが倍増してナイスな演出でした~!
ふりかえってみると放送時間のうち約3分間も使っていたのに、おもしろくてあっという間に感じましたね。
ネット上の朝ドラファンたちも、突然始まった劇中劇『毒饅頭殺人事件』に大注目!
「劇中劇を猪爪家の面々で見られるなんて!大サービスだね」
「沙莉ちゃんの弁士付き!すんごい凝ってる〜」
「今回の朝ドラ、笑いのセンスが好み♪」
などなど、猪爪家総出演の贅沢仕様に、ツッコミを入れずにはいられない朝ドラファンがたくさんいたようです。
また今回は、劇中劇で優三さんを演じる仲野大賀さんが特に輝いていたように思います。
人気俳優の中でもこんなコミカルなシーンでお芝居をさせたら右に出る者がいないほどの逸材です!
2026年(令和8年)の大河ドラマ『豊富兄弟!』で主演を務めることも決定している仲野さん。
今、一番勢いのある俳優さんのひとりとして、万年浪人生の苦労人・優三さんを寅子ちゃんと同じくらい推していきたい〜♪
虎に翼3週11話4月15日(月)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
法廷劇で宣伝大作戦!
学祭で女子部の存在を知らしめる作戦を企む寅子ちゃんたち!
存続が危ぶまれる状況の女子部を救うべく、起死回生を狙う寅子ちゃんたち女子部。
女子部の面々がどんな劇中劇を見せてくれるのか今から楽しみです!
虎に翼の第1話で寅子ちゃんは、家出して『梅丸少女歌劇団』を受験しようとしていましたし、『青い鳥』のチルチル役を得意げに演じる姿も登場しました。
ついつい法廷劇にのめり込んで、クセ強な演技をする寅子ちゃんが見られそうだなと期待しています!
ちなみに涼子さんによるシナリオの主人公は、とある女給の甲子(こうこ)です。
医学生だった乙蔵(おつぞう)と恋に落ち、甲子は働きながら資金援助を続けていました。
晴れて乙蔵は医師になったものの、甲子とは結婚できないと捨てられてしまいます。
そこで、防虫剤を混ぜた毒まんじゅうを乙蔵とその家族に食べさせた甲子。
結果的に乙蔵の祖父が亡くなり、殺人及び殺人未遂の罪で懲役8年の判決が甲子に下されるというストーリーです。
2024年3月に放送された事前告知番組『もうすぐ!虎に翼』でも、法廷劇のシーンが少しだけ紹介されていましたよね。
なんと女給・甲子役を寅子ちゃんが演じ、弁護士役を最年長の梅子さん、検事役を男装のよねさん、そして裁判官役を涼子さん・留学生の香淑ちゃん・3年生の中山先輩が演じるのだとか。
一方で甲子を苦しめる乙蔵役を誰が演じるのか気になります~!
以上、虎に翼3週11話のネタバレあらすじ予告でした。