ネタバレ予告あらすじと感想
2024年4月18日（木）放送日
虎に翼3週「女は三界に家なし?」
虎に翼3週14話4月18日（木）｜検証で事実が明らかに！
＊虎に翼3週14話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
カフェ燈台にて
男装の女子学生・よねの過去と法律家を目指す動機を知った寅子たち。
寅子は必死に頭の中で、よねに今かけるべき言葉を探します。
しかし同情しても反論しても違うような気がして何も言えません。
そんな寅子の心情を察するかの様によねは、「話は終わっただろ、さっさと帰りな！」と冷たく言うのでした。
すると寅子は、法廷劇を再検証することを提案し皆を困惑させます。
そしてよねに、ケガの世話をした借りを返して欲しいと乗り気でないよねを説得します。
散々な結果だった法廷劇に悔しさと怒りを滲ませるよねのため、寅子はこの件をこのまま終わらせたくないと思っていたのでした。
数日後、猪妻家にて
猪爪家に集まった同級生の涼子・香淑・梅子。
もちろんよねもやって来ました。
寅子に頼まれて手伝うことになった母・はると義姉・花江は毒饅頭用のあんこを煮ています。
皆は、毒饅頭を作るに至った主人公・甲子と、それを食べる乙蔵の心理を推察しながら饅頭を作るのでした。
饅頭が出来た後
出来立ての饅頭を食べながら、どうやって毒を仕込んだのかを検証が始まりました。
その結果、致死量の防虫剤80匁（約300g）を仕込むのは無理があると気づいたのです。
「毒饅頭事件は甲子が無知だった故の結果だ」とよねは再検証を結論づけました。
続けてよねは恵まれた環境で暮らす寅子たちもおめでたいが、戦いもせず現状に甘んじる女性たちはもっと愚かだと非難したのでした。
すると寅子が「それは絶対に違う！」と力強くよねの意見に反論します。
そして、戦わない、戦えない女性たちを「愚か」とひと括りにしてはいけないと言います。
「弁護士以前に人として大切なことだと思う」
寅子の言葉はよねの胸に真っ直ぐに突き刺さったのでした。
そんな中
「皆さまに黙っていたことがございますの」
気まずそうに口を開いたのは法廷劇の脚本を担当した涼子でした。
涼子は法廷劇の基となった実際の判例を調べ直した結果、学長が内容を変えていたことに気づいたと告白しました。
なんとかわいそうな女性を弁護する優しき女子部の学生たちを演出するため、甲子の職業は医者から女給に、毒物はチフス菌から防虫剤になっていたのです。
しかも甲子は事件を起こす前に『婚姻予約不履行』を理由に民事訴訟を起こし勝訴して賠償金をもらっていたのです。
想定外の状況に皆は驚き、よねは「ふざけやがって」と吐き捨てました。
皆は大学側から都合よく使われたことにショックを受けるのでした。
つづく
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虎に翼3週14話4月18日（木）今日の感想！
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
都合よく使われた女子部です。
寅子ちゃんが提案した再検証は、巡り巡って思わぬ真実に着地しました。
涼子さんによる告白からの急展開は、頭が追いつかないほどの衝撃を受けましたね！
大学側の男性陣が用意した『女子部宣伝作戦』のレールに、知らぬ間に乗せられていたと知った寅子ちゃんやよねさんたちの顔が忘れられません。
法廷劇のために時間を費やし準備してきた彼女たちを観てきただけに、視聴者もショックが大きかったはずです･･･。
この驚愕の事実を知ったネット上のファンたちも、都合よく使われた寅子ちゃんたちに思いを寄せていました。
「女性自身が選んでいるようで、選ばされてたりするんだよなー」
「女は便利に使われる。この通りだわ、今もあるあるじゃない？」
「こんな風に上手に視聴者の思考をひっくり返す演出、大好き！」
などなど、法廷劇の再検証という展開から、女性たちが都合よく使われるより大きな構図を映し出した脚本や演出を絶賛するコメントも多かったです。
それにしても最後のシーンで無言だった寅子ちゃんの複雑な表情が印象的でした。
今回、再検証によって気づいたある種の真実から、寅子ちゃんたち女子部が何を学び取り、今後に活かしていくのかにも期待したいなと思います。
転んでもタダでは起きないよねさんの強さが、女子部の仲間たちにも伝染するといいな〜♪
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虎に翼3週14話4月18日（木）予告・感想まとめ！
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
事実は劇とは違っていたの！？
毒饅頭を作って検証する中で本当のことが明らかになりそうです～！
はるさんや花江ちゃんに協力してもらって実際に毒饅頭を実際に作って事件を検証する寅子ちゃんたち。
そのきっかけは、寅子ちゃんがこの法廷劇に対して2つの疑問を持っていたからでした。
人を殺そうという時に毒饅頭を選ぶだろうか、また饅頭に毒を仕込めるものだろうかという点です。
ちょっと変わり者と呼ばれる女子部の面々ですから、お料理が得意でまともに饅頭を作れる人は最年長・梅子さんくらいかもしれませんね。
寅子ちゃん・お嬢様育ちの涼子さん・留学生の香淑ちゃんの3人と、主婦チームの手際の差も見どころポイントになりそうです～！
なおこのシーンで作る饅頭は資料に種類の明示がなかったため、とりあえず『田舎饅頭』を作るのだとか。
あんこを生地で包み、蒸して仕上げる昔ながらのオーソドックスな饅頭です。
毒を入れずに作った饅頭をみんなで頬張るシーンもあるようなので、食べながら議論を重ねる寅子ちゃんたちの様子も見れそうですね。
ちなみに物語の中では、よねさんが毒殺に必要な防虫剤の量が80匁（もんめ）であると調べてきてくれます。
『匁』とは当時一般的に使われていた『尺貫法』という重さを表す単位の1つです。
1匁＝3.75gなので、80匁＝300gの防虫剤が必要だということになります。
手のひらに乗るくらいの饅頭に300gもの防虫剤をバレずに入れて食べさせるのが不可能に近いことは言わずもがなですね。
寅子ちゃんたちにとってこの法廷劇の再検証は、初めて傍聴した裁判について議論して以来の弱い立場に置かれた女性に寄り添って考える機会になるはずです。
もちろん判例が元となった法廷劇なので、甲子さんに下った判決が今更覆ることはほぼありません。
それでも、本気で誰かのために必死に何かできないかと考えることが、寅子ちゃんたちがいつか弁護士になった時の大切な宝物になるような気がします～！
以上、虎に翼3週14話のネタバレあらすじ予告でした。
