虎に翼ネタバレあらすじ9週｜悲しい知らせと希望の光！必死に生きる寅子の戦後

【虎に翼】ネタバレ9週あらすじ予告「男は度胸、女は愛嬌?」

虎に翼9週ネタバレあらすじ予告｜「男は度胸、女は愛嬌?」

虎に翼の週間ネタバレ・あらすじ予告情報をお届けしています。

ネタバレ予告第9週は？

終戦後、必死に生きる猪爪家

そんな中で寅子は夫・優三が戦死したことを知り･･･

大空襲と戦死

1945年（昭和20年）3月10日。

東京は未曽有の大空襲に見舞われました。

幸いにも寅子と義姉・花江は子供たちを連れて避難していたため無事でした。

しかし花江は両親を失いました。

その後、7月には寅子の兄で花江の夫・直道が戦場で亡くなったとの知らせが届き、猪爪家は悲しみに包まれたのでした。

終戦もお先真っ暗？！

やがて、日本は終戦を迎えました。

寅子たちが避難先から戻ると、父・直言の工場は廃業状態にあり、直言自身も健康を害していました。

猪爪家は、着物などを売り、闇市で食料を調達して飢餓を凌いでいました。

そんなある日、岡山から弟・直明が戻ってきました。

直明は大学には行かずに家族のために働くことを決意したのでした。

寅子と直明は廃業状態の工場でマッチ作りを始め、母・はると花江は家事や育児をしながら裁縫の仕事を始めます。

しかし、生活は改善されず、寅子の夫・優三も戻らないまま時間は過ぎていきました。

また、寅子が弁護士として復帰する見込みも立たないのでした。

悲劇の知らせを発見！

終戦から1年が経ちました。

寅子が必死に家族を支えていたある秋の日、健康を害していた父・直言が倒れてしまいました。

直言を看病する中、寅子は偶然にも写真立ての裏に隠していた優三の『死亡通知』を見つけのです。

優三の死を受け入れられない寅子は肩を震わせるのでした。

その後、直言は家族を寝室に呼び寄せ、寅子に涙ながらに謝罪します。

「つい隠してしまった。今トラが倒れたら我が家がダメになると思って言えなかった･･･ごめん」

寅子は許しきれないまま、直言に感謝し、手を握り返しました。

その数日後、直言は静かに息を引き取ったのでした。

優三の最期を知る男

悲しみにくれる猪爪家に一人の男がたずねてきました。

なんと優三の最期を知る男だったのです。

男は復員を待つ収容所の病室で隣のベッドだったと明かし、寅子が優三に渡した手作りのお守りを持ち帰ってくれましたのでした。

日本国憲法に心を動かされる！

優三の死と向き合わざるを得なくなった寅子。

そんな寅子に、母・はるはお金を渡して言いました。

「これは自分のためだけにお使いなさい。これ以上、心が折れて粉々になる前に。立ち止まってゆっくり優三さんの死と向き合いなさい」

はるに促された寅子は一人で闇市に行き焼き鳥を買いました。

その包み紙になっていた新聞紙に『日本国憲法』の文字を見つけます。

その内容に感動した寅子は、法律の世界に戻ることを決意したのでした。

虎に翼9週ネタバレあらすじ予告｜「男は度胸、女は愛嬌?」まとめ

優三さんの死を乗り越えて

悲しみの中から智子ちゃんが新しい一歩を踏み出します！

虎に翼ネタバレ第9週の見どころは、夫・優三さんの死を乗り越えて、法律の世界に戻ろうと決意する寅子ちゃんの姿です！

弁護士を辞め、子育てと戦時下で生き抜くことに必死だった寅子ちゃんは、かつて自分が軽んじた『スンッ』とした女性として過ごしていました。

しかし当事者になってみて、世の女性たちがそうせざるを得なかったと身を持って知ることとなります。

この経験はいずれ法律の世界に戻った時に、寅子ちゃんの役立つのではないかと想像しています。

そして見逃せないのは、夫の死に打ちひしがれた中で日本国憲法に希望を見出すシーンです。

亡き夫を偲びながら思い出の場所で焼き鳥を食べる時、包み紙の新聞には新しく改正された憲法が掲載されています。

一体、弁護士を辞めた後にどうやって法律の世界に戻るのだろうと気になっていただけに、これはニクい展開です！

まるで天国の優三さんが寅子ちゃんのためにこの新聞を見せてくれたように感じて、朝ドラファンはハンカチ必須のシーンになるのではと予想しています。

ちなみに寅子ちゃんが日本国憲法の中でも特に感激する文言は、憲法第13条と14条です。

第十三条
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

第十四条
すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

寅子ちゃんがずっと「はて？」と疑問に感じてきた「女性は男性よりも軽んじられているという不満」。