ネタバレ予告あらすじと感想
2024年5月1日(水)放送日
虎に翼5週「朝雨は女の腕まくり?」
虎に翼5週23話5月1日(水)|暴漢に襲われる寅子たち
*虎に翼5週23話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
法曹会館にて
『共亜事件』の一緒に戦う弁護士たちに、無罪を主張すると明かした穂高教授。
紹介された寅子は臆することなく「法は強き者が弱き者を虐げるためのものじゃない。法は正しい者を守るものだって私は信じたいんです」と思いを伝えします。
そんな寅子に共感した弁護士たちは次々と握手を求め、弁護団の結束は一気に固まったのでした。
その後も寅子は父・直言の無実を勝ち取るために奔走し、検察の矛盾を見つけていくのでした。
そんなある日
法曹会館のラウンジで帝都新聞の記者・竹中を見つけた寅子。
「私の父は共亜事件の被告人の一人です!」
寅子は世間の目を少しでも変えるために記事にしてほしいと懇願しました。
竹中は取り合わず、「そんな記事が出たらお前もどうなるか分からねえぞ!」と忠告したのでした。
しかし別の新聞社の記者に興味を示されます。
新聞の片隅の小さな記事に『父の無実を信じる女子法学生』の見出しと、寅子の顔写真が掲載されたのでした。
一方、そんな記事を見ても直言は証言を変えて無実を訴える気にはなれないのでした。
法律専門書店にて
大学の仲間たちとともに公正な裁判を求める署名を続けていた寅子。
ある日、男子学生・花岡と署名活動中、なんと見知らぬ2人の男に襲われたのです。
その暴漢から寅子たちを救ったのは帝都新聞の記者・竹中でした。
竹中は内閣を総辞職させたい者たちが共亜事件を起こしたと教え、検察畑出身の貴族院議員・水沼淳三郎が事件を画策したのではないかと見立てます。
「これ以上動くと死ぬぞ!」
竹中は寅子に強く警告したのでした。
その後寅子は、穂高教授や他の弁護士たちに説得されて、活動を止めざるをえなくなったのでした。
1936年(昭和11年)1月
第一回公判の日。
寅子と母・はるは見守る中、直言をはじめ16人の被告と弁護士たちが並びます。
そこに現れた裁判官の一人に桂場等一郎がいたため、かつて桂場に啖呵を切ったはるは絶望の表情を浮かべます。
やがて直言が話す順番がきたものの、拘留中の厳しい取り調べが思い出してその場に倒れ込んでしまいました。
医務室に運ばれることになった直言に、帝都新聞の竹中記者が苦言を呈します。
「あんたがそんなんじゃ、また(寅子が)襲われるぞ!」
それを聞いた直言とはるは激しく動揺するのでした。
裁判所の医務室にて
穂高教授から寅子が暴漢に襲われたことを聞かされて愕然となった直言。
それでも直言は、真実を語りたくありません。
「怖いんですよ。あいつらに逆らうのが・・・。またあそこに戻るのが。情けなく思われるでしょうが私は・・・」と声を震わせます。
そんな直言に穂高は、そんなことは絶対にさせないと訴え、直言に奮起を期待するのでした。
法廷にて
証言台に立った直言に、裁判長は起訴事実について罪を認めるかとたずねました。
傍聴席にいる寅子を見つめた直言は、うつむいてつぶやいたのでした。
「ごめんな、トラ・・・」
つづく
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虎に翼5週23話5月1日(水)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
冷静沈着な竹中記者です。
政界を揺るがす大きな事件の中で、直言父さんは小物にすぎないことが明らかになりました!
寅子ちゃんの訴えを無下に断った竹中記者。
記事が及ぼす大きな影響を考えての苦言だったのではないでしょうか。
事件の背景には寅子ちゃんたち学生が知ることができないような深い闇がありそうで怖くなってきます。
冷静沈着な竹中記者が忠告するように、頭に血が上っている小娘が太刀打ちできるレベルじゃない~!
ネット上では竹中記者に対するコメントがあふれています。
「嫌な奴じゃなかった~!事件の真相にそっと近づいている感じがプンプン!」
「危険にさらされても戦うトラのことを、びびっている直言パパに伝える竹中がグッジョブ」
「竹中さんはたくみに権力の圧をかわしながら真理を追求していく敏腕記者タイプだね」などの声が上がっています。
一方、当時も現代でも謀略によって闇に葬られた人もいただろうという声も上がっています。
直言さんの恐怖をあおるように扇子をバシバシとたたく日和田検察官。
まるでドラマ『半沢直樹』を思い起こすような描写でしたよね。
さらに、黒幕らしき水沼議員が寅子ちゃんを苦々しく思っている様子も気がかりです。
スカッと倍返し、3倍返しとなる展開を期待したい~!
虎に翼5週23話5月1日(水)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
ヒールからヒーローに!?
暴漢に襲われそうになった寅子ちゃんを救ったのは批判的だった帝都新聞の竹中記者でした!
寅子ちゃんたち女子部にとって都合の悪いことを記事にするヒール寄りな竹中さん。
しかし今回は『共亜事件』の裏事情を寅子ちゃんに教えてくれる人物として活躍することになりそうです。
また裏で大きな力が動いている事件だけに、寅子ちゃんの身を案じて苦言を呈するシーンも見逃せません!
ちなみに竹中さんを演じる俳優・高橋(たかはしつとむ)さんは、今回が初めての朝ドラ出演なのだとか。
演技プランとして、アウトローなやさぐれ感のある記者をイメージしているそうです。
そのプラン通り、いつも眉間にシワを寄せ物事を斜めから観察しているような記者像が、竹中さんの味となってドラマに現れているように思います。
前作『ブギウギ』でいう『真相婦人』の鮫島記者もそうだったように、寅子ちゃんたちを追いかけるうちに段々と応援する気持ちも出てくるかもしれませんね!
またこの第23話で竹中さんが暴漢に襲われかける寅子ちゃんに遭遇した伏線が、第1回公判で法廷に立つ父・直言さんの行動を変えるきっかけになりそうです。
辛い取り調べを受けたトラウマから、法廷で喋れなくなる直言さんに竹中さんらしい余計なひと言で鼓舞するのだとか。
そのシーンを深く味わうためにも、寅子ちゃんを救うシーンをしっかり押さえておきたいです。
単なるイヤな男性陣の1人なのかなと思いきや、新聞記者らしく情勢に合わせて立ち回るクレバーな一面を見せる竹中さん。
いずれ社会の女性に対する目線が変われば、一気に寅子ちゃんの追い風になる可能性も感じますね!
第23話では急に現れる神出鬼没な竹中さんが、物語に添えるピリッとしたアクセントを堪能したいと思います〜♪
以上、虎に翼5週23話のネタバレあらすじ予告でした。