ネタバレ予告あらすじと感想
2024年5月15日(水)放送日
虎に翼7週「女の心は猫の目?」
虎に翼7週33話5月15日(水)|見合い相手を探す寅子!
*虎に翼7週33話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
猪爪家にて
義姉・花江の実家で働く女中の稲が故郷の新潟に帰ることになりました。
別れを惜しむ中、稲は弁護士になった寅子の事を心配します。
「寅子さん。全ては手に入らないものですよ」
稲はそう言うと、今抱えているものが「女の幸せ」よりも大事なものなのか考えることを勧めます。
依頼人に断られ続けている寅子には重く感じる助言なのでした。
1946年(昭和16年)9月
寅子が弁護士になって一年経ったものの、いまだに弁護の依頼はありません。
女性からも断られる始末で、焦りを通り越して絶望にも近いものがあります。
ついには「行き遅れた私には信頼がない」と考えるようになるほどです。
そんな中、寅子と同時期に弁護士になった先輩・久保田聡子が初めて法廷に立つという知らせが届いたのでした。
裁判所にて
久保田が法廷に立つ日、寅子は同期のよねと轟とともに駆け付けました。
日本で初めて婦人弁護士が法廷に立つため、世間の注目が注がれています。
法服姿の久保田を見つめる寅子は、「よかった」と「羨ましい」という気持ちが交錯していました。
しかし久保田が尋問するたびに、法廷内からは笑い声を聞こえてきます。
モヤモヤする寅子たちに、帝国新聞の記者・竹中は、男が次々と戦地に行く中で女性が様々な役割を担わなければならなくなると言います。
そして竹中は「挙国一致の総動員体制。お国のために輝かしく法廷デビューしたご婦人弁護士様!」と皮肉を口にするのでした。
そんな中、久保田が結婚して妊娠していることを知って寅子とよねと轟は動揺するでした。
裁判所の階段にて
さらに3人を驚かせることが起こりました。
なんと偶然にも佐賀から上京していた大学の同期で裁判官になった花岡悟に遭遇したのです。
しかも花岡は一人の可憐な女性を連れていました。
「こちら小高奈津子(おだかなつこ)さん。僕の婚約者だ」
バツが悪そうに花岡が紹介すると、よねと轟は唖然とします。
一方、動揺する気持ちを隠す寅子は「ご婚約おめでとうございます」と笑顔で挨拶すると、「スンッ」とした表情になるのでした。
花岡と別れた後、よねは「佐賀についていけばよかったんだ」と寅子に苦言します。
しかし寅子は必死に強がるのでした。
「私には私のやりたいことがあるんだから・・・」
猪爪家にて
神妙な顔つきで帰宅した寅子。
すぐさま床にひれ伏して父・直言と母・はるに懇願しました。
「私に見合い相手を探してきていただけないでしょうか!どなたでも構いませんので!」
寅子は立派な弁護士になるためには「社会的な信頼度」が必要で、その手段として結婚がしたいと訴えたのでした。
花岡の婚約を聞いて愕然とした直言とはるでしたが、寅子の申し出を快諾したのでした。
「理由はともかくあなたが結婚の決意をしてくれたこと、親として非常に嬉しい!」
つづく
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虎に翼7週33話5月15日(水)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
トドメの一撃で結婚を決意!です。
久保田先輩に先を越され、花岡くんにフラれてしまった寅子ちゃん・・・
こだわっていた1番乗りを逃してしまった寅子ちゃん。
その直後に、ひと握りの男・花岡くんとの再会で婚約を知り、まさにトドメの一撃をくらってしまいました。
頭の中で「ガーン・・・!」という音が何度も鳴り響いているようで、見ているこちらも辛かったです。
そんなトドメの一撃を経て、社会的信頼度と地位をUPさせるべく結婚を決意した寅子ちゃん!
ネット上ではその切り替えの早さに、様々な感想が飛び交っていました。
「あれだけ結婚を嫌っていたのに!逆に寅子ちゃんっぽいかも?」
「失恋して頭が混乱してるだけだよね?!冷静になって、寅子ちゃ〜ん」
「花岡さん婚約はやっ!寅ちゃんも切り替えはやっ!」
などなど、寅子ちゃんの決断と立ち直りの早さに、感心したり心配したりする朝ドラファンが多くいたようです。
また、花岡くんの婚約を知った後で寅子ちゃん・よねさん・轟くんが甘味処『竹もと』を訪れたシーンも印象深かったですね!
あのまま寅子ちゃんを1人で家に帰せないという、2人の優しさが垣間見えた気がします。
帰り際に竹もとのおかみさんが「この店は私たちの生きがいだからねぇ。やれることは何でもやるつもりだから」と寅子ちゃんたちに話していました。
この何気ないひと言が、寅子ちゃんに結婚を決意させるトリガーになっていたように思います。
店からの帰り道に1日の出来事を思い返して、弁護士として生きていくためにやれることは結婚だと答えが出たのかもしれませんね。
トドメの一撃で結婚を決意する寅子ちゃんが描かれた『虎に翼』第33話!
「誰でもいいから早く!」とせかす寅子ちゃんに、ちゃんとした人を見つけると言ってくれた母・はるさんの親心にもジーンとしました。
女学校の時以来となる寅子ちゃんの婚活が、どんな風に描かれるのか楽しみ〜♪
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虎に翼7週33話5月15日(水)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
切り替えの早さにアッパレ~!
花岡くんに失恋した寅子ちゃんが、なりふりかまわず婚活を始めます~!
虎に翼第33話の見どころは、寅子ちゃんが両親に見合い相手を探してくれとひれ伏すシーンです!
あんなに嫌がっていたお見合いに対して、嘘のように前のめりになる寅子ちゃん。
その理由は、女性弁護士にとっては結婚が『地位を上げて社会的信頼を得られる手段』だと気づくからなんてビックリです。
変わり身の早さに直言さんもはるさんも大いに困惑しそうです~!
ちなみに第7週のタイトル『女の心は猫の目?』です。
お見合いに対して180度態度を変える寅子ちゃんをイメージして付けられたのかもしれません!
というのも『女の心は猫の目』とは、女性の気持ちがコロコロと変わりやすいことの例えとして使われる言葉だからです。
猫の瞳は光の具合によって頻繁に形が変化することから、そう言われるようになったのだとか。
同じような意味の言葉には、『女心と秋の空』なんていうフレーズがよく知られていますね。
はるさんや直言さんにとっては、寅子ちゃんの変化は『女の心は猫の目』だと感じるのかもしれません。
しかし女学校時代と弁護士になった今では、状況が変わってしまいました。
女学校時代には結婚する意味が分からなかったけれど、女性弁護士としての壁にぶち当たっている今は、はっきりと結婚の目的が掴めたのでしょうね。
ただ「相手は誰でもいいから早く!」というヤケッパチなところは気になるところですよね。
なお寅子ちゃんのモデル・三淵嘉子さんが実家で書生をしていた和田芳夫さんと結婚した史実を踏まえると、その心配は杞憂に終わりそうです。
ひとまず第33話では、25歳を過ぎて完全に婚期を逃した厳しい現実に打ちのめされる寅子ちゃんを心配しつつも、めいっぱい面白がりたいと思います〜♪
以上、虎に翼7週33話のネタバレあらすじ予告でした。