ネタバレ予告あらすじと感想
2024年5月16日(木)放送日
虎に翼7週「女の心は猫の目?」
虎に翼7週34話5月16日(木)|優三が寅子にプロポーズ
*虎に翼7週34話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
法曹会館にて
寅子が両親に見合いを頼んでいた頃。
同期の轟とよねは怒り心頭で花岡を呼び出していました。
「あんな仕打ちがあるか?」
2人は寅子の知らぬ間に婚約した花岡を非難しました。
すると花岡は結婚相手には家庭に入り自分を支えて欲しいのだと打ち明けます。
「・・・猪爪に、やっとつかんだ弁護士の道を諦めて、嫁に来てほしいと言えと?」
花岡の決意は固く、よねと轟は諦めるしかなかったのでした。
婚活がスタート
見合い写真を撮り直し、張り切って10年ぶりの婚活に挑む寅子。
父・直言、母・はるは方々にあたりますが、いつまで経っても見合い相手が見つかりません。
一方、寅子も恥を忍んで上司の雲野弁護士に見合い相手を紹介して欲しいと頼みます。
しかし社交辞令を返される始末です。
すると同僚の岩居弁護士がよねに頼むことを勧めました。
しかし寅子は、よねには秘密にしてほしいと口止めを頼んだのでした。
しばらくして
難航の末に、ようやく寅子のお見合い相手が見つかりました。
相手は妻に先立たれた後添えを探していた医師でした。
写真を見た寅子は正直ピンとくるものは何1つなかったものの、医師なら弁護士の仕事にも理解があるかもしれないと思い直します。
「私、この方とお見合いする!」寅子は前向きになりました。
しかし数日後に相手から断られてしまう事態に。
「弁護士をするご婦人は、何だか怖そうだと・・・」という理由を聞いた寅子は、これが「地獄」なのかと愕然とするのでした。
ある日の夕方
相変わらず弁護の依頼はなく、自尊心がボロボロになるのを感じながら帰宅した寅子。
玄関でうな垂れていると、懐かしい声が聞こえてきました。
「おかえりなさい」
声をかけてくれたのは、なんとかつて猪爪家の下宿していた優三でした。
寅子が見合い相手を探していると知った優三は、なんとプロポーズに来たのです!
「僕じゃダメかな?その社会的地位を得るための結婚相手」
あまりに突拍子もない提案に、寅子は固まります。
「つまりそれは優三さんも社会的地位が欲しいと?!」とたずねました。
うなずいた優三は独り身に対する風当たりの強さは男女同じだからと言います。
納得した寅子はプロポーズを快諾し、優三と契約成立かのような握手を交わしました。
こうしてロマンチックのかけらもなく、寅子の婚活は終わりを迎えたのでした。
つづく
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虎に翼7週34話5月16日(木)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
本心を隠した男たちです。
本当の気持ちを寅子ちゃんに言わなかった男性2人の優しさが光る回でした~!
寅子ちゃんの夢を応援するために、自分の恋心を打ち明けることなく別の女性と婚約した花岡くん。
そしてお見合いに難航する寅子ちゃんへの助け舟として、好意は横に置いておいて立候補した優三さん。
片方は寅子ちゃんとは別々に歩む道を選び、そしてもう片方は一緒の人生を歩む道を選ぶという、対照的な描かれ方も素晴らしかったです。
ネット上では、寅子ちゃんを想う形の違いに気づいたファンたちの感想が印象的でした!
「身を引く花岡と結婚を提案する優三。どちらも優しくて良い男!」
「トラちゃんは花岡と優三の本心を知らないままなのね〜。ちょっと切ない」
「種類は違うけど、どっちも寅子を想う優しさの形なのよね・・・涙」などなど。
別れることになっても、結婚することになっても、どこか切なさの残る展開に朝ドラファンたちは心を持って行かれたようです。
それにしても優三さんの提案に「その手があったか!」とパッと目の前が開けた表情になった寅子ちゃんにはびっくり!
完全に生きていくための手段として結婚を捉えているなと、割り切りの良さに思わず笑ってしまいました。
朝ドラファンとしては、直道&花江夫婦のような両思いで結婚してほしかったような気もしますけど・・・。
いつか寅子ちゃんがこのシーンで隠された男性2人の本心を知る機会に恵まれたらいいなと期待しています〜♪
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虎に翼7週34話5月16日(木)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
渡りに船で婚約決定!?
優三さんと利害関係が一致し、まるで企業合併契約のように婚約が成立します〜♪
結婚相手に立候補するのは、なんと長い付き合いの優三さん!
しかも今で言う交際0日婚のようなスピード合意に至る展開が、見どころポイントになりそうですね。
特に優三さんが「それ、僕じゃだめかな?」と立候補する形でプロポーズをするシーンを楽しみにしています。
ちなみに史実では寅子ちゃんのモデル・三淵嘉子さんが、優三さんのモデル・和田芳夫さんをみそめる形で結婚したと伝えられています。
もしかしたら、まさにドラマに描かれるような流れで2人は『同志婚』をしたのかもしれません。
昭和初期としては、かなり珍しく独特な結婚のまとまり方だったのかなと想像しています。
ただ今回、優三さんが「利害関係が一致するから結婚相手に僕を選んでください!」と営業する姿は、あくまで寅子ちゃんを説得するための表向きの理由なのではないでしょうか。
もちろん独り身で肩身の狭い思いをするのは男性も同じだったと思います。
しかしこれまで優三さんが寅子ちゃんを見つめる時の視線は、いつも温かく慈愛に満ちているものでした。
優三さんは好きな人と結婚できる好機を逃すまいと、意を決してやってくるのだと勝手に思っています。
それだけに、裁判に立ちたいというヨコシマな思いで結婚をしようとする寅子ちゃんと、ピュアな想いを胸に秘めている優三の対比が描かれて欲しいです。
加えて2人が突然結婚する許しを請いにきて、両親がどんな反応を見せるのかも楽しみですね!
寅子ちゃんが、あれだけ女学校時代に嫌がった結婚話をグイグイ進める虎に翼第34話。
朝ドラファンたちが、『渡りに船の婚約合意』に大注目する回になると期待が高まる〜♪
以上、虎に翼7週34話のネタバレあらすじ予告でした。