ネタバレ予告あらすじと感想
2024年5月21日(火)放送日
虎に翼8週「女冥利に尽きる?」
虎に翼8週37話5月21日(火)|妊娠したけど言えない!
*虎に翼8週37話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
猪爪家にて
勝訴したものの過失を犯したことが判明し、ひどく落ち込む寅子。
急遽休みをもらった寅子は、母・はるから届け物を頼まれ、夫・優三も勤務している父・直言の会社『登戸火工』へ。
用事を終えた寅子が帰ろうとすると、優三が河原へ誘ったのでした。
河原にて
「おいしいものを食べたら少しは気も晴れるよ」
元気のない寅子を励ましたい優三は、近所の農家からもらった焼鳥をこっそり2人で食べようと微笑みました。
すると優三は、寅子が高等試験を合格するか諦めるまで、自分も受験することを決めていたと打ち明けます。
「つまり僕はトラちゃんに自分の人生を委ねていたんだ」
照れ臭そうに言った優三は、全てにおいて「いい面と悪い面」があって、守りたいものはそれぞれ違うと言います。
「だから法律があると思うんだよね・・・。トラちゃんもず~っと正しい人のまんまだと疲れちゃうから、せめて僕の前では肩の荷を下ろしてさ」
穏やかな笑みを浮かべて励ます優三に、寅子は恋に落ちたのでした。
1943年(昭和18年)5月
寅子が恋に落ちて一年とちょっと経った頃。
めでたく子供を授かったことが判明し、猪爪家は幸福感に包まれます。
喜ぶ優三は、妊娠後も仕事を続けると意気込む寅子を全力で支えると約束しました。
ますます気合が入る寅子でしたが、妊娠による体調の変化に悩まされるようになるのでした。
甘味処・竹もとにて
ある日、尊敬する先輩弁護士・久保田聡子に会った寅子。
久々に会った久保田は、先輩弁護士の指導によって婦人らしいしゃべり方に矯正されていました。
そんな久保田は、夫の実家がある鳥取へ移り住むことになったと明かし、弁護士もやめようと思っていると力なく言いました。
さらにもう1人の先輩・中山千春もしばらくは子育てに専念すると言います。
「婦人弁護士なんて物珍しいだけで誰も望んでなかったんだ!結婚しなければ半人前。結婚すれば 弁護士の仕事も家のことも満点を求められる。絶対に満点なんて取れないのに・・・」
思い通りにいかなかった久保田は悔しさをにじませたのでした。
一緒に弁護士になった久保田と中山が、家庭と仕事の両立に疲れ果てて弁護士を辞めることにショックを受けた寅子は、力なくつぶやいたのでした。
「もう、私しかいないんだ・・・」
雲野法律事務所にて
戦時下の状況によって雲野法律事務所は忙しくなっていました。
『統制法違反』や『言論弾圧』などによって逮捕される人が続出し弁護の依頼が殺到しています。
そんな中で寅子は、久保田が担当していた婦人雑誌の『婦人法律相談』の連載を引き受けることになりました。
妊娠したことを雲野弁護士や同僚に明かすタイミングもありません。
寅子は寝る間を惜しんで、救いを求める数多くの女性に向き合うのでした。
つづく
虎に翼8週37話5月21日(火)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
十字架を背負う寅子ちゃんです。
やっと寅子ちゃんと優三さんが『脱ビジネス婚』でご懐妊だと喜んだ矢先に・・・!
久保田先輩も中山先輩も、女性弁護士の第一線から退くと言う事実が判明しました。
まさに寅子ちゃんが妻として母として、背中を追っていた2人だけに・・・ショックです!
あの瞬間から寅子ちゃんは、残った女性弁護士として自ら重い十字架を背負ったような気がします。
またこの甘味処『竹もと』のシーンでは、特に態度も口調もカッコよかった久保田先輩の激変が朝ドラファンの間で話題になりました。
「久保田先輩、なんか違和感あると思ったら話し方が・・・!」
「満点なんて取れるわけないもんね。わかるよぉ!久保田先輩!」
「あんなにキラキラしていた久保田先輩が!どれだけ辛い思いをしたんだろう」
などなど、ネット上は久保田先輩の悲痛な決心に同情してしまうコメントであふれていました。
そして奇しくも寅子ちゃんと久保田先輩の会話が耳に入ってしまった桂場さんも気になりますね。
「もう私しかいないんだ」とつぶやいた寅子ちゃんの言葉をどう受け止めたのか気になります。
これは今後、寅子ちゃんと桂場さんが対峙するシーンで回収されるフラグになりそうな予感です!
残された女性弁護士として、身重な体で仕事をこなすことになる寅子ちゃん。
心身ともに潰れてしまわないかと、朝ドラファンとして心配です。
優三さんが肩の荷を降ろせる存在として、がんばりすぎる寅子ちゃんを守ってくれたらいいな〜!
虎に翼8週37話5月21日(火)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
トラちゃんがおめでた!
妊娠が分かり幸せムードが漂う一方で仕事と家庭の両立問題が始まる予感です!
虎に翼第37話では優三さんとの子どもを授かる寅子ちゃんに注目です!
孫が増えると分かった時、父・直言さんや母・はるさんのリアクションも楽しみですね。
兄・直道さんが「俺には分かる、お前が元気な男の子を産むと」とドヤ顔で語るシーンがあるそうなので、おそらく女の子が生まれるのではないでしょうか♪
ちなみに寅子ちゃんのモデル・三淵嘉子さんも、1943年(昭和18年)に長男・芳武さんを出産。
もし直道さんの予想がいつも通り外れれば、ドラマでのオリジナル設定が設けられる可能性が出てきました。
また芳武さんは、後に東京大学伝染病研究所の寄生虫研究者になっています。
寅子ちゃんと優三さんとの子どもも、ドラマの終盤には優秀な人物に成長して登場するのかもしれませんね!
それにしても寅子ちゃんが妊娠したと分かった途端、仕事と家庭を両立する頼もしい先輩2人がキャリアから離脱すると知るなんて・・・。
2人の気持ちを引き継ぐと決意するものの、きっと体調の変化や慣れない仕事との両立に心が折れそうになる時がやってきそうですよね。
これからの展開は、同じ悩みを抱える現代のワーキングマザーな朝ドラファンたちの間で共感の嵐が吹き荒れそうです!
寅子ちゃんは今後、どんな風にライフステージの変化に対応し乗り越えていくのか想像を膨らませたいと思います~!
以上、虎に翼8週37話のネタバレあらすじ予告でした。