ネタバレ予告あらすじと感想
2024年5月27日(月)放送日
虎に翼9週「男は度胸、女は愛嬌?」
虎に翼9週41話5月27日(月)|直道戦死と終戦後の現実
*虎に翼9週41話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
1945年(昭和20年)3月10日
東京が大空襲に見舞われました。
上野の『カフェー・灯台』に住む寅子の同級生・よねは、店のマスターの増野とともに逃げようとするのでした。
寅子と義姉・花江は子どもたちと一緒に疎開していたおかげで被害を免れ、登戸にいた父・直言と母・はるも無事です。
しかし花江の両親はこの空襲で帰らぬ人になったのでした。
7月になり
両親を失い悲しみが癒える暇もない花江に追い打ちをかける悲報が届きました。
それは夫・直道が戦死です。
少し前に軽口をたたく直道の手紙を受け取ったばかりの花江はその場に泣き崩れました。
そんな花江を二人の息子・直治と直人が励ますのでした。
それからひと月ほどした8月15日に終戦を迎えたのでした。
終戦直後
疎開先から上野に降り立った寅子たち。
瓦礫の街並みや物乞いをする子供たちを目の当たりにし、日本の敗戦を痛感させられます。
そんな寅子は『カフェー・灯台』へ足を運びました。
建物はあるものの看板は焼け落ち、人がいる様子はありません。
すると近くにいた人が寅子を愕然とさせることを教えたのでした。
「そこの店の人なら空襲で亡くなったそうですよ」
登戸の猪爪家にて
直言とはるの元に帰った寅子たち。
軍の仕事で潤っていた頃が嘘のように、直言の工場は廃業状態になっていました。
さらに直言は体調を崩し、寝込むことが多くなっていたのです。
一方、泣き言を言わずに花江を支えてきた直治と直人をはるが労うと、2人は大粒の涙を流してはるに抱き着いたのでした。
それからの日々
まったく収入のない猪爪家。
着物などを売ったお金で闇市の食料を買う過酷な生活を強いられます。
そんな中で寅子は、未亡人となった花江を気遣いながら、消息が分からない夫・優三のことを思い続けるのでした。
「お父さんどこにいるんだろうね。会いたいね・・・」
そんなある日
帝大への進学を目指して岡山の学校に行っていた弟・直明が、すっかり成長して帰ってきました。
そんな直明は家族のために働きたいと言い、もう進学はしないと口にします。
「子供たちが少しでもひもじい思いをしないで済むように頑張るからさ!」
直明の大人びた言葉を聞いた寅子は、嬉しく感じながらもどこか納得がいかないのでした。
つづく
虎に翼9週41話5月27日(月)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
号泣する花江ちゃんです。
戦争が終わり、猪爪ファミリーの苦難の戦後が始まりました
『虎に翼』第41話は時代に翻弄される終戦前後の猪爪家が描かれましたね。
特に花江ちゃんが直道さんの訃報を受けて号泣する姿は、お芝居とは思えませんでした。
人目をはばからず膝から崩れ落ちて、大粒の涙を流した花江ちゃんにもらい泣きしてしまいました。
ネット上には、そんな花江ちゃんを心配する朝ドラファンの声が多く上がっていました。
「花江ちゃんを慰めてあげたい」
「写真の直道さんを抱きしめたかったんだよね。私には分かるッ!」
「花江ちゃんと子ども達に笑顔が戻りますように・・・」
などなど、東京大空襲で両親を、そして終戦間際に最愛の夫を立て続けに失った花江ちゃんに思いを寄せるコメントが印象的でした。
さて、直道さんが帰らぬ人となった一方で、弟・直明くんがすっかり好青年に成長して戻ってきました!
沈んだ雰囲気の漂う猪爪家でしたが、久しぶりに笑顔が戻ったシーンになりましたね。
朝ドラファンの中には、直明くん役の若手俳優・三山凌輝(みやまりょうき)さんの初登場を心待ちにしていた人も多かったようです。
ボーイズグループ『BE:FIRST』(ビーファースト)に所属し、アーティストとしても活動する三山さん。
少しずつドラマ出演が増える中で、朝ドラを機に世の中にその魅力が一気に広まるのも、時間の問題かもしれません!
東京帝大を目指すほど優秀な直明くんが、家族のために働くと健気に申し出るシーンは切なかったですね。
これから直道さんの分まで、家族を守らなければと思い込んでいる節も感じました。
イケメンに成長した直明くんの将来について、納得いない様子の寅子ちゃんも気になりますね。
敗戦後に大きく状況が変わり始めた猪爪家から、今後も目が離せません〜♪
虎に翼9週41話5月27日(月)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
戦争が終わっても前途多難!
空襲に怯えなくなったものの、戦争の後に待っていたのは厳しい生活でした。
ガラリと環境が変わってしまう猪爪家の暮らしが見どころポイントになりそうです!
父・直言さんの工場は軍需の恩恵を受けていたため、戦争が終われば用無しだとばかりに仕事がなくなってしまうのだとか。
いくらしっかり者の母・はるさんがいてくれるとはいえ、男手の少なくなった猪爪家が生きていくのは大変そうですよね・・・。
また、直道兄さんの戦死したことで、花江ちゃんや2人の息子たちも心配になってしまいます。
直道さんはとても味のあるキャラで、シリアスなシーンでも朝ドラファンたちを時にイラっと、時に笑顔にしてくれました。
そんな直道さんの最期がどんなものだったのか気になります。
同時に花江ちゃん最優先だった直道さんの姿を見てきた息子たちが、父の代わりを務めようと悲しみを抱える母に寄り添う健気な姿にも多くの朝ドラファンが涙しそうな予感です。
両親や夫の死と向き合いながら、嫁として母として猪爪家を支える花江ちゃんのシーンにも注目ですね。
見るのが少し辛くなってしまうような出来事が立て続けに起こる『虎に翼』第41話。
自分らしく生きる術を失ったまま戦争に突入し終戦を迎えた後、寅子ちゃんがどんな生き方を選ぶのかも気になりますね。
再び一緒に暮らせるようになった猪爪家の面々が、時代に翻弄されながら必死に生きる姿を応援していきたいと思います〜!
以上、虎に翼9週41話のネタバレあらすじ予告でした。