ネタバレ予告あらすじと感想
2024年6月4日(火)放送日
虎に翼10週「女の知恵は鼻の先?」
虎に翼10週47話6月4日(火)|改正法案を見て涙する!
*虎に翼10週47話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
民事局民法調査室にて
『民法親族編・相続編の法改正』に携わることになった寅子。
早速、改正案に目を通していると、調査室主任のライアンこと久藤が感想を求めました。
改正案では家制度や戸主、家督相続などが廃止になり、女性の地位が向上する内容になっています。
寅子は憲法にある『全ての国民は平等』を踏まえた素晴らしい改正案だと答えました。
すると久藤は少し物足りない様子で、「サディ。君は思ったより謙虚なんだね」と言ったのでした。
その言葉に寅子は戸惑いを隠せません。
そんな寅子に、久遠は苗字の問題について意見を求めます。
旧民法では結婚後に妻は夫の家に入り、夫の苗字を名乗らなければいけませんでした。
一方改正案では、夫婦は共に夫の苗字を名乗ることとし、もし結婚と同時に双方が反対した場合は妻の苗字も名乗れるようになります。
寅子は何も疑うことなく「妻の権利を尊重した、素晴らしい法改正かと・・・」と答えます。
すると久遠は、この改正案ではGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に突き返されたと明かします。
夫の苗字が優先である時点で生ぬるいと言うのが、GHQの意見だと久藤は言います。
GHQに従って改正すれば夫が亡くなった妻は婚姻関係がなくなり旧姓しか名乗れなくなるどころか、家族としても居られなくなってしまう問題を抱えていました。
寅子はGHQの命じる女性解放と日本女性の置かれた現状には、大きな溝があると知るのでした。
するとそこへ
GHQのアルバート・ホーナーが、ランチの時間だと久藤を誘いにやってきました。
久藤とホーナーはアメリカ視察で知り合ってからの付き合いで、今は一緒に民法改正に取り組んでいます。
久遠はホーナーに、寅子は「日本女性初の弁護士」だと紹介したのでした。
その夜、猪爪家にて
「謙虚」と言われたことを家族に明かした寅子。
久藤やホーナーに対しても、もっと自分の意見を言わなくちゃと反省します。
家族みんなが「寅子が謙虚」と聞いて笑い出す中、義姉・花江だけは何故か不機嫌なのでした。
食後に寅子が「何かあった?」と花江に声をかけました。
「私は、とてもじゃないけど笑えないわ」
うつむく花江は、寅子が夫・直道を奪った敵国の人間と仲良くすることが辛いと打ち明けました。
寅子は傷ついた心を抱える花江の背中をさすり、お給料が出たら贅沢をしようと提案するのでした。
民法調査室にて
東京帝大教授・神保衛彦(じんぼうもりひこ)が民法調査室にやってきました。
神保は民法改正審議会の委員です。
「君たちは我が国の家族観を、いやこの国を破滅させる気かな?」
神保が民法改正案についてクレームをつけると、出迎える久藤の顔に笑顔はあれど目は全く笑っていません。
緊張感が漂う中、なんと神保は寅子に「君もそう思うだろう?」と同意を求めました。
その場にいた皆の注目が寅子に集まります。
「ええっとですね・・・」言葉に詰まる寅子は目が泳ぐのでした。
つづく
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虎に翼10週47話6月4日(火)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
寅子節が聞きたい~!です
借りてきた猫のような謙虚でスンッな寅子ちゃんにモヤモヤする~!
ようやく仕事をゲットできたものの、ここ最近クセになっている「スンッ」がついつい出てしまう寅子ちゃん。
ブランクの影響だけでなく、弁護士を途中でリタイアした負い目の呪縛もありそうですよね。
女子部時代のズケズケと「はて?」を連発する寅子ちゃんが恋しいですっ!
もちろん朝ドラファンも謙虚な寅子ちゃんの「スンッ」が気になったようで・・・。
「スンッより、はて?の寅子ちゃんをはよ」
「謙虚なトラちゃんなんて、似合わない〜!」
「直人と直治のトラちゃんいじりに救われた。きっと根っこは変わってない!」などなど。
寅子ちゃんが、いつのまに作ってしまった自分の殻を破るのを待ち望む声が多かったようです。
そんな謙虚な寅子ちゃんに、大御所的な存在の民法改正審議委員・神保教授からのムチャブリが待っていました。
驚いたネコのように目をまん丸にしていた寅子ちゃんは最高でしたね!
この流れ弾のような質問が、スンッの壁を飛び越えるきっかけになる可能性もありそうです。
謙虚もスンッも脱ぎ捨てて、言いたいことを言う寅子ちゃんを次回こそ観たいですね〜♪
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虎に翼10週47話6月4日(火)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
ついに常識が変わる!?
新しい職場で読んだ民法の改正案に感動して涙する寅子ちゃんが見どころです〜♪
法律に関わる仕事に就くことができた寅子ちゃん。
最初に与えられるお仕事は、民法親族編と相続編に関する法改正になるようです。
婚姻・離婚・財産相続など、女性の権利に関して「はて?」と何度となく思ってきた分野について取り組みます。
思い返せば法律の世界に足を踏み入れたのも「女性は無能力者である」という法律の一言がきっかけでしたよね。
あの時、寅子ちゃんが眉間にシワを寄せて、素直な違和感を男子学生たちの前で語った姿を思い出しました。
今、寅子ちゃんは、まさにその違和感を根本から変えられる現場に立っているワケです。
そう思うと朝ドラファン的にも、なんて運命めいた展開なんだと身震いしてしまいます!
ただこの時の寅子ちゃんは、早く出世して裁判官になりたいと少し猫をかぶっている状態のようです。
また結婚出産により弁護士の仕事を途中でストップしたため、どこか負い目も感じているのかもしれません。
かつての寅子ちゃんを知る失礼垂れ流しの同僚・小橋くんとクセ強キャラの上司・ライアンが、歯に衣着せぬコミュニケーションで本来の寅子ちゃんらしさを取り戻させてくれることを期待したいです~!
ちなみにこの時点で、寅子ちゃんは30代前半です。
アラサーになった寅子ちゃんが適応適所でスンッとできる大人になっていてもおかしくはありません。
しかし朝ドラファンとしては、当たり前を鵜呑みにしない寅子ちゃんの「はて?」を何度だって聞きたいのです!
民法の改正案を読んで涙した時の感動を忘れずに、かつての寅子節をどんどんぶちかまして欲しい〜♪
以上、虎に翼10週47話のネタバレあらすじ予告でした。