ネタバレ予告あらすじと感想
2024年6月10日(月)放送日
虎に翼11週「女子と小人は養い難し?」
虎に翼11週51話6月10日(月)|餓死した花岡に誓う寅子
*虎に翼11週51話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
民法調査室にて
「花岡が死んだ。あいつ、餓死したらしい」
同僚の小橋に告げられた寅子は言葉を失いました。
『食糧管理法違反』を担当していた花岡は職務を貫き、頑なに闇市のものは口にしなかった結果、栄養失調で亡くなりました。
このニュースに法曹界の人間だけでなく、世間の人々も大きな衝撃を受けたのでした。
夜の盛り場にて
花岡餓死のニュースを告げる新聞を片手に、泥酔する復員兵の男。
その男は花岡の親友・轟太一です。
そんな轟をたたき起こしたのは、腕に空襲で負った火傷の痕が痛々しい同級生のよねでした。
よねは焼け残った『カフェー・灯台』に轟を連れて行ったのでした。
灯台のマスターを空襲で失ったよねは、法律相談の真似事をしながら生き抜いていました。
そんなよねは、壁に貼った憲法の条文を見つめます。
「ずっとこれが欲しかったんだ・・・私たちは。男も女も人種も家柄も貧乏人も金持ちも上も下もなくて横並びである。それが大前提で当たり前の世の中が」
そう言ったよねは、戦争のおかげではなく自分たちの手で手に入れたかったと悔しがったのでした。
するとよねは、花岡の事は残念だったと轟をおもんばかると、「惚れてたんだろ。花岡に」とたずねました。
その質問に驚いた轟は、自分でもよく分からないと言います。
「でも、花岡が居なかったら俺は弁護士を目指していなかった・・・」
轟は花岡に対する熱い思いを語ると、花岡の死に方を「あいつらしい・・・」とむせび泣いたのでした。
同じ頃
誰も居ない民法調査室で、花岡のことを思って涙を流していた寅子。
するとそこへ上司の久遠が、人事課長の桂場と一緒にやって来ました。
慌てて涙をぬぐう寅子に気付いた桂場は、不器用な言葉で寅子を励ましたのでした。
「もうメソメソするな。我々があいつのためにすることは泣くことじゃない」
翌日の日比谷公園にて
ベンチを見つめながら、花岡との思い出を振り返る轟。
今後の身の振り方を決めていない轟に、よねは声を掛けました。
「一緒にやらないか。弁護士事務所。どうせやることもないなら人助けでもしろよ。弁護士資格の持ち腐れになるくらいなら・・・」
一瞬考え込んだ轟は、よねと固い握手句を交わします。
戦争で多くを失ったよねと轟もまた、再び前を向いて歩み始めたのでした。
よねと轟が去った直後、入れ替わるように寅子が弁当を持って公園に現れました。
寅子もまた花岡を思い浮かべながら、涙ながらに弁当を口にしたのでした。
寅子は花岡の守ろうとしたものを受け継ぐと心に誓うのでした。
つづく
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虎に翼11週51話6月10日(月)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
轟くんの秘めた想いです。
花岡くんの死と向き合った同期たちは再び歩き出しました!
轟くんとよねさん、よくぞ生きていてくれました!
さらに轟くんが花岡くんに特別な感情を持っていた事実も合わせて判明。
そういえば第33話で見知らぬ女性を連れた花岡くんを見て、轟くんがバサっとカバンを落とすシーンがありました。
てっきり寅子ちゃんではない女性と一緒にいることに驚いたとばかり・・・。
しかし、あのアクションは轟くん自身も大きなショックを受けていたからだったんですね。
この轟くんの秘めた想いには、多くの朝ドラファンもびっくりしたようで・・・。
「轟くんの好きな人って、よねさんじゃなくて花岡くんだったとは!」
「俺たちの轟!こんな切ない告白あるかよ・・・」
「轟くんが生きて帰って1番に会いたかったのは、花岡くんだったのにね(涙」
などなど、よねさんの投げかけによって、おそらく轟くんが一生打ち明けることのなかった気持ちを吐露したシーンに感情を揺さぶられたファンが多かったようです。
これまでにも轟くんと花岡くんのシーンの端々に、きっと想いが現れる細やかな演出がされてきたはずです。
それでも見抜けなかったのはちょっと悔しい気持ちにもなりました。
しかし傷ついた轟くんの心を前向きに向かわせてくれるよねさんも見れて、第51話はまさに神回!
これから、よきバディとして2人で色んな人を助けていって欲しい〜!
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虎に翼11週51話6月10日(月)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
異動先の上司も個性的!?
新しい職場の個性的な上司の元で寅子ちゃんの新たな物語が始まります~!
家庭裁判所の「設立準備」という新たな仕事を任された寅子ちゃん。
ここでも個性的なメンバーが寅子ちゃんを翻弄するようです。
民事局民法調査室で上司だった久藤さんは「ライアン呼び」をお願いするなど、なかなかの変わり者でしたよね。
新たな職場である『家庭裁判所・設立準備室』の室長・多岐川幸四郎(たきがわこうしろう)さんにもモデルが存在しています。
その功績を讃え『家庭裁判所の父』と評される宇田川潤四郎(うだがわじゅんしろう)さんです。
宇田川さんは久藤さんのモデル・内藤頼博(ないとうよりひろ)さんと2人で、日本の家庭裁判所設立に尽力しました。
得意の演説で聴衆を焚き付け、自分の思う通りの方向に先導するのが上手な人だったのだとか。
そのため多岐川さん演じる滝藤賢一(たきとうけんいち)さんも、言葉巧みに人々を前に熱く語るシーンが観られるのではとワクワクしています。
寅子ちゃんも天下一品の語り口ですよね!
これまでの『虎に翼』は、良い意味で朝ドラファンの期待を裏切ってきました。
家庭裁判所設立準備編では熱い演説合戦が聞こえるのかもしれませんね!
このステップを乗り越えれば、寅子ちゃんはついに裁判官への道も拓けてきそうな予感です〜♪
以上、虎に翼11週51話のネタバレあらすじ予告でした。