ネタバレ予告あらすじと感想
2024年6月13日（木）放送日
虎に翼11週「女子と小人は養い難し?」
虎に翼11週54話6月13日（木）｜旧友の態度に困惑する！
＊虎に翼11週54話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
多岐川と汐見の自宅にて
「･･･ヒャンちゃんだよね？」
玄関に現れた女性の顔を見て、ひとめで女子部時代の同窓・崔香淑（さいこうしゅく・チェヒャンスク）だと気づいた寅子。
しかし香淑は「その名前で呼ばないで」と冷たく返すと奥に引っ込んでしまいました。
意味が分からない寅子は、酔って夢うつつの準備室室長・多岐川に、彼女は香淑ではないかと確認します。
すると多岐川はムニャムニャしながら「そうだよ」と答えた直後に、「しまったー！」と急に目を覚ましました。
そして寅子を絶対に連れてこないよう香淑から言われていたと打ち明け、寅子を玄関の外へ追い出しました。
謎の状況に寅子は困惑するのでした。
「･･･はて？」
翌朝の事
出勤した寅子を準備室の室長補佐・汐見が待っていました。
汐見は前夜に介抱してもらったこと、そして香淑について黙っていたことを謝りました。
さらに汐見は香淑から頼まれ、彼女が『香子』と名乗るようになった経緯を説明しだしました。
香淑の兄・潤哲が労働争議煽動の疑いで逮捕された時に予審判事を担当したのは多岐川でした。
兄の件を通じて香淑と知り合った多岐川は、朝鮮の学生たちに法律を教える手伝いを頼んだのです。
そこで汐見とも一緒に働くようになり、自然とお互いに惹かれ合ったと言います。
終戦となり汐見たちが逃げるように日本に引き上げる際、香淑は汐見と日本に渡る決断をしたのです。
しかしそれは祝福される結婚ではありませんでした。
お互いの家族から勘当された汐見と香淑は多岐川の厚意で居候することに。
香淑は偏見の目から自分を守るため、日本人『汐見香子（しおみきょうこ）』として生きると決めたのです。
そう語った汐見は最後に、香淑からの伝言を伝えたのでした。
「崔香淑のことは忘れて。私のことは誰にも話さないで。寅ちゃんは寅ちゃんの仕事をがんばって！」
人事課長室にて
人事課長の桂場から客人が来たと告げられた寅子。
寅子を訪ねて来たのは、なんと亡くなった花岡悟の妻・奈津子でした。
「ごめんなさい」
寅子は花岡の苦しみに気づけなかったことを謝りました。
すると奈津子は、以前、花岡に持たせてくれたチョコレートによって久しぶりに家族が笑顔になれたと感謝しました。
さらに、当時花岡も何度も寅子に感謝していたと明かします。
「お互い頑張りましょうね子供たちのために！」
奈津子はそう言うと帰って行きました。
見送る寅子は少しだけ心が救われた気がしたのでした。
奈津子を見送った後
家庭裁判所の設立は急務だと寅子にハッパをかけた桂場。
しかし寅子は正論だけでは話が進まないと現状を嘆きました。
すると桂場は、見栄や詭弁の混じった純度の低い正論ではダメだと言い、「純度が高ければ高いほど正論の威力を発揮する」と寅子に指導します。
その言葉に納得がいかない寅子なのでした。
つづく
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虎に翼11週54話6月13日（木）今日の感想！
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
香子として生きる経緯！です。
ヒャンちゃんから託された言葉を汐見さんが寅子ちゃんに伝えるシーンに釘付けでした！
ヒャンちゃんの塩対応に困惑でしたね。
でも朝鮮に帰ってからのヒャンちゃんがどれだけ悩んで、苦しみ抜いて決断したかを想像すると胸が痛みます。
離れ離れに暮らす家族の写真を眺めながら涙するヒャンちゃんには、こちらも思わずもらい泣きしてしまいました。
日本人として生きる覚悟を決めたヒャンちゃんの背景を知った朝ドラファンも、複雑な心境のようで･･･。
「香子ちゃんになるまで、めっちゃ色々あったんだなぁ･･･」
「汐見さんと全てを乗り越えて家族になったの、改めてすごい」
「香子と名乗る決断は、お腹の子のためもありそうだよね」などなど。
ネット上には本名を隠しながら生きるヒャンちゃんの心に寄り添う優しいコメントで溢れていました。
そういえば、寅子ちゃんは汐見さんがヒャンちゃんについて話そうとするのを断っていましたよね。
ここで第13話の早口言葉のような寅子ちゃんのセリフを思い出しました。
「よねさんの話をよねさんがいないところで、よねさんじゃない人から聞くのは違うと思うんです」
今回、汐見さんから全容を聴かされることになったのは、あの場にも居て、寅子ちゃんの性格を深く知るヒャンちゃんに先手を打たれたような気がしています。
案の定、汐見さんの話を聞いた寅子ちゃんは「私にできることはないか」と考え始めていました。
とにかく平穏に暮らしたいヒャンちゃんは、今の段階では寅子ちゃんを嵐や台風のように感じていそうですよね。
多岐川さんも言っていたようい、寅子ちゃんには汐見さんとヒャンちゃんの静かな日々を見守ってくれたらいいなと思います。
とにかく今は、裁判官になるために家庭裁判所設立に全力を注いで欲しい〜！
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虎に翼11週54話6月13日（木）予告・感想まとめ！
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
旧友との再会に困惑！
寅子ちゃんを困惑させるヒャンちゃんの背景には、悲しい事実が隠されていました～！
久々に再会したヒャンちゃんから「忘れて欲しい」と言われてしまった寅子ちゃん。
2人の再会は約10年ぶりです（前回は第28話）
抱き合って喜び合う姿を期待したいところですが、モヤモヤしてしまう再会シーンとなりそうです。
元を正せば戦争が原因で日本にいられなくなり、戦争が終わると日本と朝鮮の関係は最悪なものとなりました。
悲しいことに日本人と結婚したヒャンちゃんは、母国でも日本でも差別を受ける立場になってしまったなんて･･･。
大学時代は、あんなにも勇敢で正義感に満ち、優しくて優秀だったヒャンちゃん。
寅子ちゃんは、社会からの偏見によって家に閉じこもるしかないヒャンちゃんの状況を我慢できるはずがありません。
何かできることはないかと夫・汐見さんに協力を申し出るものの、ヒャンちゃんは何も望んでいないと言って遠回しに断わられてしまう展開が待っているようです。
ちなみにこの時、ヒャンちゃんは妊娠5〜6ヶ月くらいの姿で再登場するのだとか。
かつての青春時代とは違った姿や表情、日本語ももっと上手にしゃべれるようになっているかもしれません。
その辺りの変化もヒャンちゃんを演じる韓国女優・ハ・ヨンスさんから感じ取れるのではないでしょうか。
なお寅子ちゃんは、なんとしても２ヶ月の間に家庭裁判所を設立させるという急務を抱えています。
女性初の裁判官になるという大きな夢を達成するためには不可欠な実績です。
ヒャンちゃんの力になりたいけれど、仕事もめちゃくちゃ忙しいというジレンマに陥る寅子ちゃんにも注目です〜♪
以上、虎に翼11週54話のネタバレあらすじ予告でした。
