ネタバレ予告あらすじと感想
2024年6月14日(金)放送日
虎に翼11週「女子と小人は養い難し?」
虎に翼11週55話6月14日(金)|東京家裁開所準備が整う
*虎に翼11週55話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
1948年(昭和23年)12月1日
『家庭裁判所』の設立期限まで残り一か月。
寅子たちはいがみ合う『少年審判所』の所長・壇と『家事審判所』の所長・浦野を必死に合併を説得しますが、話し合いはいまだに平行線のままです。
そこで寅子は、弟・直明とその仲間の学生たちのボランティア団体『東京少年少女保護連盟』を家庭裁判所設立準備室に招きました。
恵まれない境遇の子供たちのために熱心に活動する直明たちのキラキラした瞳に賭けてみようと思ったのです。
直明と仲間は全国の学生たちが団結することで支援の輪が広がっているという事例を語りながら、檀と浦野に団結を呼びかけます。
「お二方とも見ている方向は一緒ということですね。大人の事情があるのだとは思いますが、それを取っ払い、手を取り合えるのは本当に素敵なことです!」
直明の言葉は、その場にいるすべての者の心をわしずかみにしました。
檀と浦野は「管轄や名前で衝突してる場合じゃないですね。今こそ一丸となりましょう!」と手を取り合います。
前途有望な若者たちの訴えをきっかけに、大きな一歩を踏み出しました。
その後、寅子たち準備室の面々は、山積みの問題を一つ一つ片づけていくのでした。
それから
家庭裁判所設立に向けて奔走する寅子たち。
激動の一か月を送った後、12月31日の夜遅く『東京家庭裁判所』の新事務所の開所準備が整ったのでした。
除夜の鐘が鳴る頃
「最後の仕上げだ」
この時を待ち構えていたように、準備室室長・多岐川が一枚の大きな絵を壁に飾ります。
その絵は手のひらに乗せた半分の板チョコに子供の小さな手が伸びている絵で、描いたのは餓死した花岡判事の妻・奈津子でした。
多岐川は人事課長の桂場や有志の仲間たちと金を出し合い、その絵を購入していたのです。
「人間生きてこそだ」
いつになく真剣な表情でつぶやいた多岐川は、法律は縛られて死ぬためにあるのではなく、人が幸せになるためにあると言います。
そして「彼(花岡)がどんなに立派だろうが、法を司る我々は彼の死を非難して怒り続けねばならん。その戒めにこの絵を飾るんだ!」と力を込めたのでした。
その後に始まったささやかな宴会は、朝方まで続いたのでした。
1949年(昭和24年)1月1日
家庭裁判所が生まれた初めての朝。
燕尾服に着替えた多岐川が、宴会の後に眠っていた寅子たちを起こしました。
「この光景をどうしても君たちと一緒に見たかったんだ」
多岐川は『東京家庭裁判所』と書かれた貼り紙を誇らしげに掲示しました。
微笑む寅子の瞳に涙がきらりと光ったのでした。
つづく
虎に翼11週55話6月14日(金)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
キラキラで撃ち抜く直明くんです。
直明くん推しにとって、第55話はリピートして観たい永久保存回でした~!
桂場さんの言っていた「純度の高い正論」とは、キラキラの直明くんのような存在だと気づいた寅子ちゃん。
おかげで少年審判所と家庭審判所の合併は、あっという間に解決できましたね。
直明くん役のイケメン俳優・三山凌輝(みやま りょうき)さんが、アップで映るサービスカットも満載でしたね。
このキラキラ直明くんが家庭裁判所設立準備室で熱弁したシーンは、多くの朝ドラファンの心にも残ったようです!
「直明の真っ直ぐなキラキラがみんなの心を1つにしたね!」
「あれだけ揉めてたのに・・・、直明のキラキラパワー恐るべしw」
「未来を明るく輝かせる直明くんの瞳、美しかった〜♪」
などなど、その場にいた全員にキラキラを伝染させた直明くんの純粋さは、朝ドラファンにもしっかり伝染ったようです。
それにしても直明くんの両脇を固めていた女子学生が、とても気になってしまいました。
うっとりと直明くんを見つめる2人の瞳は、どう見てもキラキラではなくハート型でしょう!
直明くんは純粋な気持ちで大人たちを懐柔したのと同じように、女子学生たちのハートも撃ち抜いていそうですね。
ところで直明くんは、まだ将来進む道が決まっていないと話していましたね。
こんなステキなモテモテくんが何者になるのか今から楽しみです〜♪
虎に翼11週55話6月14日(金)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
チョコレートの伏線回収
第10週で寅子ちゃんが花岡くんに渡したチョコレートは、花岡ファミリーをほっこりさせたようです~!
チョコのお礼を直接伝えたいと法曹会館に立ち寄った亡き花岡くんの妻・奈津子さん。
奈津子さんは、あのチョコのおかげで家族が笑顔になれたのだと寅子ちゃんに話すのだとか。
もしかしたら奈津子さんや子ども達も、ある程度は花岡くんの規律に合わせて闇市のものを食べずにいたのかもしれません。
寅子ちゃんも、チョコレートを渡した時のやつれた花岡くんの姿を思い出し、何かできなかったのかと悔やむ可能性もありそうです。
せめて回想で笑顔の花岡家の様子が映し出されると、寅子ちゃんはもちろん朝ドラファンの気持ちも少し救われそうですね。
またこの奈津子さんの再登場は、伏線回収のためだけではないと予想しています。
花岡くんを失い、奈津子さんは子ども達を連れて佐賀の実家に帰っているようです。
結果的に寅子ちゃんは、子持ちのシングルマザーとして生きる奈津子さんを目の当たりにします。
戦後の日本が抱える現実を突きつけられ、改めて寅子ちゃんが家庭裁判所設立へのモチベーションをあげるシーンになるのかもしれませんね!
そんな花岡の妻・奈津子(旧姓:小高)役を演じるのは、愛知県出身で2024年に27歳になる古畑奈和(ふるはたなお)さんです。
人気アイドルグループ『SKE48』の元メンバーで、『AKB48』の元兼任メンバーでもありました。
古畑奈和さんは、現在は女優として舞台等で活躍中です。
さて、弟・直明くんのおかげで、純度の高い正論を準備するヒントを得られる寅子ちゃん。
いよいよ平行線の議論を打破する展開が待っています。
直明くんのキラキラした瞳に「これだ!」とピンときた時の寅子ちゃんの演技にも注目です〜♪
以上、虎に翼11週55話のネタバレあらすじ予告でした。