ネタバレ予告あらすじと感想
2024年6月18日(火)放送日
虎に翼12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」
虎に翼12週57話6月18日(火)|現状を知った寅子が誓う
*虎に翼12週57話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
轟法律事務所にて
偶然に再会した明律大の同期の寅子と轟とよねと小橋と稲垣の5人。
「どうせお前らも他のお役人と同じさ!机の上で理想をこねて、結局、匙を投げる」
よねは身寄りのない戦災孤児たちに炊き出しを食べさせながら寅子と小橋と稲垣に言いました。
さらに追い打ちをかけるように、戦災孤児の少年・道男が「大人はみんなそうさ。俺たちを虫ケラみたいに見てきやがって」と吐き捨てるのでした。
するとそこへ
寅子たちを探していた最高裁判所家庭局長・多岐川と家庭局一課長・汐見がやって来ました
多岐川は戦災孤児を支援する轟から、警察に連れて行かれても食べ物がなく脱走を繰り返すしかない子どもたちの現実を聞かされます。
よねは「家庭裁判所だかなんだか知らないが、同じ轍を踏むことになるだろう」と言い、全く当てにしていない様子です。
寅子が「決してそんなことにはならないと誓うわ」と反論すると、よねは「お前に何ができる!」と口論に。
しかし寅子は逃げずに「私だけでは無理よ。でもよねさんや轟さんだけでも無理。何万人もいる戦災孤児たち全員は救えない」と協力を求めました。
そのやりとりを聞いていた多岐川はニヤリと笑みを浮かべます。
そして轟とよねの草の根支援を讃えると、家庭裁判所へと帰っていったのでした。
家庭裁判所にて
警察は『浄化作戦』と名付けた戦災孤児の一斉補導を開始。
次々と子どもたちが家庭裁判所に送られてきます。
寅子たちは子供たちの受け入れ先を必死に探すものの、簡単には見つかりません。
そんなある日、家庭裁判所に送られてきた子どもたちの中に轟法律事務所にいた道男とタカシがいました。
13歳以下のタカシは児童相談所へ行きましたが、道男の行き場がありません。
「あんた何してくれんの?家にでも泊めてくれんの?」
道男からそう迫られた寅子は、売り言葉に買い言葉で家に泊めることにしたのでした。
猪爪家にて
相談もなく道男を連れて帰ったため、家族に頭を下げる寅子。
態度の悪い道男に、義姉・花江や甥・直人と直治、娘・優未は拒否反応を示します。
しかし母・はるだけは、道男の受け入れに賛成しました。
「必要なだけここにいればいいわ」とはるは道男をみつめます。
そして怪訝な表情を浮かべる家族たちに「人生持ちつ持たれつ、助け合いですよ!」と言い、道男を受け入れるために指示をテキパキと出すのでした。
翌朝の食卓
猪爪家の面々と一緒に食事をする道男。
感謝するどころか横柄な態度は全く変わりません。
甥っ子や花江たちから送られる厳しい視線に耐える寅子なのでした。
つづく
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虎に翼12週57話6月18日(火)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
行き場のない道男くんです。
道男くんが猪爪家に波乱を起こすのか注目です~!
家庭裁判所の廊下でポツンと1人残された戦災孤児・道男くんは、とても寂しそうでしたね。
親からも社会からも見捨てられながらも、孤児たち同士で力を合わせてなんとか生き残った悲哀を感じました。
全てを突っぱねながらでないと、きっと何度も心が折れそうになった結果、あんな風に強がるようになったのかもしれません。
そこから行き場のない道男くんを寅子ちゃんが家に連れて帰る展開に、朝ドラファンは食いついていました!
「道男、今後は猪爪家でどうなっていくのか気になる〜!」
「親が生きてたら、あんなに捻くれてなかったかもしれないよね・・・涙」
「道男くんのふてぶてしさ、はるさんなら変えられるのかもって期待!」
などなど、猪爪ファミリーとかなり毛色の違うキャラクター・道男くんが同居する点に、心がザワついた人たちが多かったようです。
また寅子ちゃんが猪爪家に連れて帰った時、彼の過酷な人生を想像し全てを受け入れた母・はるさんの聡明さが光る回でもありましたね!
一方で寅子ちゃんの安請け合いによって、義姉・花江ちゃんの身に危険が及ばないかもちょっと心配です。
同時に兄・直道さんから母を守るよう言われた甥・直人くんのたくましい成長も感じました。
荒くれ者・道男くんと猪爪家の同居生活、今後も目が離せそうにありません〜♪
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虎に翼12週57話6月18日(火)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
孤児たちの厳しい現実を知る!
寅子ちゃんたちが向き合う戦災孤児たちの実情は想像以上に根深い問題のようです・・・
上野で戦災孤児たちの面倒を見ている轟くんとよねさん。
この2人と再会したおかげで寅子ちゃんたち家庭局職員の現地視察は、より濃く意味のあるものになるようです。
第56話に登場した最高裁判所の星長官の「戦争の1番の被害者は子どもたち」というセリフとも繋がりましたね。
当事者のタカシくんと道男くんの言葉も受け、戦災孤児たちの生きる厳しい現実を何とかしたいと寅子ちゃんは感じるようです。
中でもよねさんから「どうせ家庭裁判所になっても何も変わらない」と言われる寅子ちゃんに注目!
相変わらずよねさんからの信頼が回復しないままですが、これまでの寅子ちゃんとはひと味違うようです。
覚悟を決めて、よねさんとも戦災孤児たちとも向き合う決心を「もう逃げたりしない」と言う言葉に込めて伝えます。
このシーンを見たら、朝ドラファンとしては弁護士を辞めた時の寅子ちゃんが思い出されて、感極まってしまいそうです。
本当の意味で寅子ちゃんらしさを取り戻せるシーンになるのではと、ワクワクしています。
また、この言葉に対してのよねさんのリアクションや一緒に聞いているであろう轟くんの返しもまた楽しみですね。
寅子ちゃんからは見えないところで、今度はよねさんの笑顔が見られそうな予感がします。
轟くんはそんなよねさんをしっかり見逃さずに、2人の関係回復をすぐそばでサポートしてくれるかも!
ご存じの通り妊娠した寅子ちゃんが弁護士を辞めた時から、寅子ちゃんとよねさんの間には大きな溝ができています。
しかしいつか2人はまた認め合える日がくるように思えてなりません。
先に天国へ行ってしまった花岡くんが引き合わせたかのような、寅子ちゃんたち同級生5人(寅子、よね、轟、小橋、稲垣)の再会は新たな友情のスタートとなってほしいものです。
一致団結して、戦災孤児たちを救う姿に期待です~!
以上、虎に翼12週57話のネタバレあらすじ予告でした。