虎に翼キャスト久藤頼安（ライアン）役の沢村一樹さん｜エロ男爵の妻と息子と姪も芸能人！

人気俳優・沢村一樹（さわむら いっき）さんが演じるライアンこと久藤頼安（くどう よりやす）は、NHK朝ドラ『虎に翼』で重要な役割を担うキャラクターの一人です。

自らをライアンと名乗る久藤は、ヒロイン・寅子（ともこ）の司法省の上司であり、彼女の才能を見出して採用した人物です。

久遠の役柄や背景を通じて、沢村一樹さんがどのようにこのキャラクターを演じていくのか、大きく注目されています。

ここでは『虎に翼』キャスト・久遠頼安（ライアン）の役どころと、沢村さんのプロフィールをご紹介します。

虎に翼キャスト久藤（ライアン）役｜沢村一樹さんの役柄とは？

沢村一樹（さわむら いっき）さん演じるが演じる久藤頼安（くどう よりやす）はヒロイン・寅子（ともこ）の司法省の上司です。

NHK朝ドラ『虎に翼』キャスト・久藤頼安（くどうよりやす）は、寅子が裁判官としての採用を司法省の人事担当に申し出た際に、彼女を面白いと感じて自分の部下にと採用した人物です。

自分のことを『頼安』の音読みの「ライアン」と呼び、寅子を「サディー」と呼ぶなど、アメリカかぶれでフレンドリーな性格をしています。

時代が違っていれば、久藤藩の藩主になっていたかもしれない家柄出身のため、『殿様判事』とも呼ばれていました。

戦前に既にアメリカの裁判所視察に行っており、早くからその素晴らしさを日本に伝えようとしてきた人物です。

戦後は司法省において『GHQ』との橋渡しのような役割も担っています。

よくウィンクをしたり、女性に歯の浮くようなセリフを言ったりするため、寅子からは少し胡散臭いと思われているようです。

虎に翼キャスト久藤（ライアン）役｜沢村一樹さんのプロフィール

NHK朝ドラ『虎に翼』キャスト・ライアンこと久藤頼安役の沢村一樹さんは、鹿児島県鹿児島市出身です。

1967年（昭和42年）7月10日生まれで、2024年に57歳となります。

沢村さんは小学生の頃にお母さんから「芸能界に進みなさい」と言われたことをきっかけに、芸能界を目指しました。

小学生当時の沢村さんはサラサラヘアーにマッシュルームカットで長身、という人目を引くビジュアルだったそうです。

そのころから、バレンタインにチョコレートをたくさんもらうなど、モテモテだったのだとか。

明るい性格で、勉強もスポーツもできた上に、学級委員長まで務めいたそうです。

そんな沢村さんが俳優の道に向けて本格的に動き始めたのは高校を卒業してからでした。

20歳になった沢村さんは、バイトで貯めた19万円を握りしめ、鹿児島から上京しました。

東京で見つけたバイト先のクラブハウスでお客さんからモデル事務所を紹介されると、そのままその事務所に所属。

抜群のスタイルを生かし、25歳で雑誌『MEN’S　CLUB』の専属モデルとなりました。

こうして、沢村さんは晴れて芸能界入りを果たしたのでした。

沢村さんはモデルになると、定期的な収入もあり生活は安定しました。

鹿児島の実家にも仕送りをしていたそうです。

しかし、沢村さんは俳優の道をあきらめませんでした。

きっかけとなったのは、1996年に放送されたテレビドラマ『続・星の金貨』（日本テレビ）でした。

これが、沢村さんの連続ドラマデビューとなりました。

モデル時代よりも収入はかなり減ってしまったようでしたが、念願の俳優としての仕事を喜びました。

それ以降も俳優としてのキャリアを積み重ねていき、2000年、沢村さんの代名詞ともいえる作品と出会います。

それが、『浅見光彦シリーズ』（TBS）です。

沢村さんにとって初主演となった『浅見光彦シリーズ』。

2000年から2012年まで、計18作にわたり、浅見光彦役を演じ切りました。

2017年には朝の連ドラ『ひよっこ』にてヒロインの父親・谷田部実役を演じ話題となりました。

ひよっこ　谷田部実役

『虎に翼』は朝ドラ2作品目の出演となります。

虎に翼キャスト久藤（ライアン）役｜沢村一樹さんはエロ男爵でセクスィー部長

沢村一樹さんは俳優としてだけでなく、バラエティー番組でもお茶の間の人気を博しています。

二枚目の役ばかりがオファーされることに危機感を覚えた沢村さんは、ある日バラエティー番組で下ネタを披露。

これが思いのほか大うけし、その後もバラエティー番組やトーク番組で人気となり、『エロ男爵』なるあだ名がつけられました。

2006年にはNHKのコント番組『サラリーマンNEO』にて、『セクスィー部長』というキャラで登場。

強烈なキャラクターはたちまち大人気となり、雑誌でコラムを連載するに至りました。

『虎に翼』キャスト久藤役も、そのキャラクターから「セクスィー部長が降臨した！」と、ネットで大きな話題となりました。

虎に翼キャスト久藤（ライアン）役｜沢村一樹さんの実家と女優の姪とは？

『虎に翼』キャスト・久藤頼安（ライアン）役の沢村一樹さんは、少し複雑な家庭環境で育っています。

お父さんは鹿児島市出身で、背が高く女性にもてるタイプで亭主関白だったそうです。

お母さんは種子島の出身で、沢村さんによく似ているのだとか。

沢村さんには4歳下の妹・真美さんがいて、家族4人は小さなアパートに暮らしていました。

しかし、お父さんは女性関係の問題を抱え、あまり家にいなかったようです。

そして、沢村さんの少年時代に多額の借金を残してお父さんは蒸発。

それ以降は、お母さんが化粧品販売員とスナックでの仕事を掛け持ちし、二人の子供を育て上げたといいます。

沢村さんが中学生になる頃に、両親は離婚しましたが、これにはふらっと家にやって来ては母の悪口を言う父に耐えかねた沢村さんの希望もあったそうです。

そして、沢村さんが19歳の時にお父さんは他界しました。

沢村さんと母・妹との関係は良好で、沢村さんは有名になってからもたびたびお母さんの元を訪れています。

妹の真美さんは、うどん店で働いているそうですが、娘は女優として活躍しています。

沢村一樹さんの姪となる女優は野村麻純（のむら ますみ）さんです。

野村さんは現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』（さわ役）に出演するなどテレビ、映画、舞台等で大活躍しています。

虎に翼キャスト久藤（ライアン）役｜沢村一樹さんの妻も息子もモデル！

『虎に翼』キャスト・久藤頼安（ライアン）役の沢村一樹さんの現在の家族についてご紹介します。

子供のころからモテモテだったという沢村さんは、2000年に5歳年下の元モデルの余西操（よにし みさお）さんと結婚しました。

操さんは結婚後、モデルを引退し専業主婦となりました。

当時ボーリングにはまっていた沢村さん主催のボーリング大会をきっかけに出会ったといいます。

そして、交際から約4年後に結婚しました。

そんな2人の間には3人のお子さんがいらっしゃいます。

長男の野村大貴（のむら たいき）さんは、2019年に『第34回新MEN’S NON-NOモデル』のグランプリを獲得し、『MEN’S NON-NO』専属モデルとなりました。

2年後には専属モデルを卒業してしまいますが、現在は海外での活躍を目指して頑張っているといいます。

次男の野村康太（のむら こうた）さんも、兄の後を追うように2023年『メンズノンノモデルオーディション』に参加し、準グランプリを獲得しています。

現在は、お父さんと同じ事務所で俳優として活動しています。

三男さんは、これからどのような道を進むかはわかりませんが、モデル出身の両親のDNAを受け継いだお子さんたち3人の活躍にも、これからは注目が集まりそうですね。

虎に翼キャスト久藤頼安（ライアン）役の沢村一樹さん｜エロ男爵の妻と息子と姪が気になる！｜まとめ

NHK朝ドラ『虎に翼』キャスト久藤頼安役の沢村一樹さんについて紹介させていただきました。

沢村さんが演じるライアンこと久藤は、そのアメリカナイズされた個性や、戦前からの先進的な行動がヒロイン寅子との関係にどのように影響するのかが見どころです。

沢村さんの演技を通じて、久藤の人間味あふれる一面や複雑な背景がより一層引き立っています。

今後の展開に注目しながら、沢村さんの多彩な演技を楽しみましょう。