ネタバレ予告あらすじと感想
2024年6月25日(火)放送日
虎に翼13週「女房は掃きだめから拾え?」
虎に翼13週62話6月25日(火)|梅子との再会は修羅場!
*虎に翼13週62話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
東京家裁の会議室にて
修羅場と化した大庭家の相続問題は、結論が出ないままお開きになりました。
皆が去り、会議室に一人残った寅子は、梅子のことが心配でたまりません。
しかし「立場上、踏み入ることはできない・・・」と脱力感に包まれていました。
するとドアが開き、なんと梅子が顔を出しました。
「トラちゃん!お久しぶり。さっきはごめんなさいね。まさかこんな場所で出会うだなんて思わなくて・・・。嫌な態度をとっちゃったわね」
他人のふりをする梅子ではなく、寅子が慕う梅子でした。
寅子は一瞬で顔をぐしゃぐしゃにして「梅子さ~ん!」と叫び、再会を喜んだのでした。
轟法律事務所にて
寅子は梅子を同期のよねと轟太一の事務所へ案内しました。
2人との再会を喜んだ梅子は、この10年の事を打ち明けます。
亡くなった夫・大庭徹男から離婚を突き付けられた梅子は、三男の光三郎を連れて家を飛び出したものの、すぐに見つかって連れ戻されていました。
さらに大庭が病気で倒れ体に麻痺が残るようになり、その世話を梅子がすることに。
離婚届は提出されていなかったため、光三郎のそばにいていいという条件で、大庭が亡くなるまでの10年もの間、世話をしていたと語りました。
「恥ずかしくてみんなに知らせることもできず、ごめんなさい・・・」と謝ったのでした。
そして同期との再会を心からかみしめるように、しみじみと言うのでした。
「懐かしいわ。戻ったみたい。私の人生が一番輝いていたあの頃に・・・」
家庭局にて
家裁業務と並行して、寅子たちは『愛のコンサート』の準備を進めていました。
なんとか会場は抑えたものの、出演者はまだ決まっていません。
上司の多岐川は『東京ブギウギ』の福来スズ子がいいと無邪気に言いますが、寅子に「呼べるわけないでしょ!」とたしなめられるのでした。
大庭家にて
梅子から遺言書の証人について調査依頼を受けた轟とよね。
調査した2人は、大庭家の面々と相続権を主張する妾のすみれに対して、遺言書にある証人は偽造であると報告しました。
「もうバレちゃったか」
あっさりと認めたすみれは激しく抵抗したものの、追い出されたのでした。
すみれが去った後
「これで法律上の相続人だけになったわけだ」
轟は胸を撫でおろしました。
しかし梅子はこれから起こる風雲を告げるかのように「でも、これからよ」と耳打ちします。
やがて家族会議が始まりました。
「大庭家は俺が守っていく」
長男で弁護士の徹太が皆に財産を放棄しろと迫りました。
たまらずよねは、新しい民法に則れば妻の梅子が1/3、子供たちは2/3を等分にすると教えます。
すると次男・徹次が、梅子が放棄すれば兄弟の分け前が増えると声を上げました。
その提案に心を痛めた梅子は、自分は放棄しないと宣言したのでした。
結局、話し合いは決着がつかず、家庭裁判所の調停に持ち込まれることになったのでした。
つづく
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虎に翼13週62話6月25日(火)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
悲しげな梅子さんです。
大庭家での遺産相続会議シーンは、絵に描いたような修羅場でしたね。
梅子さんがないがしろにされる状況にネット上では大いにざわついています。
「雷に!雨に!演出がまるでサスペンス劇場w」
「妾、鬼姑、傲慢な長男夫婦、自分勝手な次男・・・。梅子さんよく耐えてるよね」
「大庭家って、遺産相続のテンプレートみたいだ。まさに弱肉強食」
「犬神家の一族ならぬ、大庭家の一族が始まるの?」
「息子たちを見つめる梅子さんの悲しい顔がつらい」などなど
大庭家の異様な雰囲気に別のドラマが始まったかと思う朝ドラファンも多かったようです!
ところで、事の発端となった妾のすみれさんのシーンが、やけにあっさりで肩透かしを食らった気分でした。
梅子さんのセリフ「そうね、でも・・・これからよ」にもあったように、肉親間の方が第三者よりも厄介だと際立たせるためだったのかも。
とにかく調停で、梅子さんが10年以上尽くした見返りがしっかり受けられるのかが気になりますね。
どうか人生の時間を捧げた分、せめてそれに見合う遺産が無事に相続できますように〜!
一方、大学の同期4人が揃いましたね!
かつての法学部時代を思い出し、ジーンとさせられました。
ここにヒャンちゃんもいてくれたらな・・・と淡い期待もしてしまいます。
いつか女子部の5人が揃った横で、号泣する轟くんも観たい~♪
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虎に翼13週62話6月25日(火)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
梅子さんと思わぬ再会!
遺言書の検認の場に現れたのは梅子さんでした~!
家庭相談にやって来たすみれさんは、梅子さんの夫・大庭徹男さんのお妾さんでした。
検認の場で、遺言にある通りに全ての財産を相続すると主張するすみれさん。
そこで梅子さんは、妻である自分と3人の息子たちは財産の2分の1を遺留分として請求できると気づきます。
それを三男・光三郎くんに耳打ちし、みんなの前で主張させるシーンに注目です!
実はこの遺留分は、新民法で新たに定められた内容のひとつです。
それまでの旧民法では、家の長男が全ての財産を相続するという法律でした。
この展開により梅子さんがしっかり新しい民法について勉強し、頭に入っていると分かりますよね。
そして寅子ちゃんも、梅子さんが法律についての興味を失っていないと理解するようです。
さらに楽しみなのは、寅子ちゃんが梅子さんを連れて轟法律事務所を訪ねるシーンです。
よねさんは、相変わらず寅子ちゃんにツンとした態度をとるのだとか。
しかし、それにだんだん慣れてきている寅子ちゃんとのやりとりも楽しみです。
この時点ではよねさんからしてみれば、梅子さんもまた弁護士の道を途中で諦めた寅子ちゃん側の人間と言えるでしょう。
しかし、大庭家の財産分与を巡って轟くんと2人で梅子さんのサポートをする展開に繋がっていくようです!
サポートする中で梅子さんの置かれた過酷な状況を知り、よねさんはきっと心を開いてくれるような気がします。
この再会をきっかけに、梅子さんが法律の世界にカムバックするような未来が待っているといいな〜♪
以上、虎に翼13週62話のネタバレあらすじ予告でした。