ネタバレ予告あらすじと感想
2024年7月12日(金)放送日
虎に翼15週「女房は山の神百石の位?」
虎に翼15週75話7月12日(金)|ヒャンちゃんとの再会!
*虎に翼15週75話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
甘味処・竹もとにて
娘・優未や家族と向き合い、これまでのことを深く反省した寅子。
「家族の正直な私に対する評価です。私という人間が完璧とも理想とも程遠い人間であることを面白おかしく記事にしてほしいんです」
寅子は家族から寄せられた『寅子への苦情』を綴った書面を密着取材を受けているフリーの記者・竹中に差し出しました。
そして驚く竹中に、「これをしないと家族との土台を作り直せない」と言い、「絶対にまた土台からきちんと積み直してみせます!」と宣言したのでした。
そんな寅子に対して、竹中は取材中に撮影した家族写真をプレゼントしたのでした。
多岐川と汐見の家にて
新潟に転勤する寅子のために、上司の多岐川と汐見が壮行会を開いてくれることに。
なんと汐見の妻の香子こと崔香淑(さいこうしゅく・チェヒャンスク)が、自宅で壮行会を開こうと提案してくれたのです。
これまでと違い温かく寅子を歓迎した香淑は、女子部の仲間だった梅子のおにぎりを届けてくれたお礼だと微笑んだのでした。
そんな香淑は、梅子やよねや轟に会いたいが、会えないと言います。
「崔香淑は捨てたの。娘のために。その覚悟で娘を産んだの。私が選んだの。ここで、日本で生きていくことを・・・。だから汐見香子でいなきゃ。私ちゃんと幸せだから」
胸に抱える覚悟を語った香淑は、寅子に「元気で行ってらっしゃい!」と笑みを浮かべました。
互いに熱いものがこみ上げた寅子と香淑は、別れを惜しむように強く抱きしめ合ったのでした。
壮行会にて
楽しい宴が終わりに近づいた頃。
ふんどし姿になった多岐川は、部下の汐見と小橋に稲垣の水を掛けさせながら、寅子にエールを送ります。
「この先の輝かしい人生を祈って!頑張れ〜!負けるなあ〜!こっちは任せろ〜!」
力強く声を上げた多岐川は、「寂しくて仕方ないんだ・・・」とメソメソするのでした。
上野・轟法律事務所にて
よねと轟と梅子に別れの挨拶をした寅子。
轟は出世を喜び、梅子は離れ離れになることを寂しがります。
そんな中、寅子は相変わらずぶっきらぼうな態度を取るよねに向き合います。
「ありがとうね、ずっと変わらずいてくれて。周りに流されず私が道を間違える度に怒ってくれて」
よねに感謝した寅子は、自分の道に戻るために『司法試験』を受けることを勧めたのでした。
「私、確信してるのよ。弁護士になったよねさんにしか救えない人たちがたっくさんいるって!」
1952年(昭和27年)春
桜が咲き誇る新潟県三條市で、新生活を始めた寅子と優未。
とはいえ、優未のかぶった「スンッ」の仮面はなかなか取れそうもないのでした。
つづく
虎に翼15週75話7月12日(金)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
ヒャンちゃんからのエールです。
深く反省した寅子ちゃんが、仲間にエールを胸に新天地へ旅立ちました!
笑顔のヒャンちゃんと再会できた寅子ちゃん。
やっと落ち着いて2人が会話している姿がうれしくも切なく、あんな戦争がなければ違っていたのにな・・・なんて、ついタラレバを妄想してしまいます。
そんな会話の中で、ヒャンちゃんが口にした「娘のために汐見香子として生きる」という覚悟は、真逆のような生き方をしてきた寅子ちゃんのとても響いたのではないでしょうか。
同時にヒャンちゃんのエールには「離れていても会えなくても、ずっと応援しているよ」という気持ちが込められているような気がしました。
この2人の再会には、朝ドラファンも反応せずにはいられなかったようです!
「ヒャンちゃんが笑顔を・・・!こちらが泣いちゃうじゃないかーっ」
「ヒャンちゃんのストイックな生き方が表れているようなシーンだったなぁ」
「寅ちゃんとヒャンちゃんがしっかりハグできて本当に良かった」などなど。
2人のわだかまりも解けた状態で、新潟に行けることをよろこぶ感想が多くアップされていました。
さて、ヒャンちゃんだけでなく、轟事務所の3人とも新潟行きの前に会えましたね!
ずっと気になっていたよねさんの高等試験への挑戦も伏線が張られたように思います。
寅子ちゃんが新潟で土台づくりを頑張っている間に、よねさんやあわよくば梅子さんも触発されて、新たに2人の弁護士が爆誕しちゃったり?!
ちょっと楽観的過ぎますが、そんな朗報が新天地で四苦八苦するであろう寅子ちゃんの励みになるといいなと思っています。
そして、ある意味、竹中記者からのエールのようにも見えた餞別の『全員スンッな家族写真』も登場。
寅子ちゃんは、間違いなく戒めとして荷物に詰めていたはずですよね。
いつか屈託のない笑顔を浮かべた家族写真が、優三さんとの結婚写真の横に並べて飾れる日が来るといいな〜♪
虎に翼15週75話7月12日(金)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
サプライズはヒャンちゃん!
壮行会にやってくる香子ちゃん(ヒャンちゃん)に注目です〜♪
第54話で再会したものの疎遠になっていた香子ちゃんことヒャンちゃん。
寅子ちゃんと対面シーンは、朝ドラファンとしては見逃せない神シーンになる予感がしています。
脚本家・吉田恵里香さんならば、きっと2人をここで会わせる何かしらの意味を用意しているはずです。
奇しくも、ちょうど寅子ちゃんは家族について悩んでいる時期!
もしかしたら家族全員で行くのか単身赴任するのかも、まだ決定していない可能性もあります。
そんな中で香子ちゃんと久しぶりにじっくり話せるという展開になるのかもしれません。
ヒャンちゃんは今、母国の家族とも夫の義実家とも絶縁状態中です。
夫・汐見さんと同居する多岐川さん、そして1人娘がかけがえのない彼女の家族です。
寅子ちゃん以上に『家族とは何か』について、深く考えざるを得ない人生を歩んできたと思います。
そんな彼女から家族についてアドバイスをもらったら、寅子ちゃんの心に響かないはずがありません。
ただ義姉・花江ちゃんのように「家族みんなでついていく」という意見ではないような気がしています。
それはヒャンちゃん自身がたとえ会えなくても大切な家族にかわりないと思っている気がするからです。
或いは家族であったとしても、お互いの全てを理解しなければならないわけではないと、寅子ちゃんの気持ちを軽くしてくれる可能性もありそうですね。
ちなみに新潟には、娘・優未ちゃんだけがついていくことになると判明しています。
香子ちゃんとの再会をきっかけに、娘との関係を再構築する目的で2人暮らしを敢行するのかもしれません。
この再会が新潟生活を前に、解決するべき悩みの核を見つけてくれるような気がしています。
また壮行会の後、轟法律事務所も訪れる予定の寅子ちゃん。
その場にヒャンちゃんを連れていくのかも気になります。
ヒャンちゃんは日本人として生きていくために、自分の過去を知るよねさん・轟くん・梅子さんには会えずじまいでした。
そういえばヒャンちゃんは、汐見さん経由で届いた梅子さんのおにぎりを頬張りながら、涙を流していました。
第75話では絶妙な握り具合のおにぎりのように、色々なわだかまりがほろほろと解けたらいいですね。
明律大学の同窓生5人があの頃のように笑い合う姿を期待せずにはいられない〜♪
以上、虎に翼15週75話のネタバレあらすじ予告でした。