ネタバレ予告あらすじと感想
2024年7月23日(火)放送日
虎に翼17週「女の情に蛇が住む?」
虎に翼17週82話7月23日(火)|玉が願いを打ち明ける!
*虎に翼17週82話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
新潟地家裁・三条支部にて
地元弁護士・杉田太郎、次郎兄弟から麻雀大会に誘われて困っていた庶務課長・深田。
見かねた寅子が代わりに参加すると声をかけました。
すると太郎は「女は麻雀なんかしねぇ方がいんですてぇ」と煙たがり、そそくさと立ち去ったのでした。
寅子は麻雀を通じて太郎たちと本当に仲良くなれるかもしれないと考え、独学で覚えようとするのでした。
一方その頃
寅子から同級生に声をかけたら友達になれるかもと言われていた娘・優未。
前を歩く同級生2人の背中を見つめながら、どうしようか迷っていました。
すると先にそのうちの1人が気づいてくれたのです。
優未は戸惑いながらも、勇気を出して一緒に下校したのでした。
新潟本庁の裁判所にて
初めて担当する刑事事件に臨んだ寅子。
事件の内容は、カバンをひったくられた20歳の青年・水上が、ひったくり犯である19歳の少年・元木を追いかけ執拗に暴行を行ったというものでした。
水上は暴行事件の加害者ですが、ひったくり事件の被害者です。
そんな水上は、1歳差しか違わないのに元木が「少年」として扱われることに納得がいきません。
「この差ってなんらや?」
疑問を突きつけられた寅子は言葉に詰まるのでした。
審判を終えた後
喫茶ライトハウスにて裁判官・星航一に、家裁の調停と刑事裁判の違いを痛感したと打ち明けた寅子。
刑事裁判では、公平な立場で罪の有無を見極めなければなりません。
しかし家裁の時の経験から、その人の人生に寄り添おうとしてしまう自分に落ち込んでいたのです。
そんな寅子に、店主の涼子は多くの家庭や子どもたちを見てきた寅子だからこそ、見極められる真実があるはずだと励ましました。
「さすが涼子さま!今すぐにでも裁判所で働いて欲しいくらいだわ!」と寅子は感心します。
しかし涼子は、やろうと思えばできたはずだが、やらなかったのは自分の選択だったと口にしたのでした。
日曜日の事
涼子に「とっておきのものを用意する」と誘われた寅子。
家政婦になってくれた稲に優未を預け、喫茶ライトハウスへ。
とっておきのものとは女子部時代の『毒まんじゅう』を彷彿させる、店の人気商品の蒸したて『田舎まんじゅう』でした。
懐かしい味を頬張る寅子は、玉の塾生である森口美佐江に法律を学ぶ楽しさを語るのでした。
夕方になり
涼子が組合の会合に出掛けたため、寅子は玉と後片付けをすることに。
再会して以来、ずっと玉の様子が気になっていた寅子は意を決します。
「何でも話して!」
寅子が迫ると、玉は躊躇した末に重い口を開きました。
「あの頃の私は勘違いしてしまった。皆さんと同じで、心では対等であると・・・」
悲しい顔を浮かべる玉に、寅子は「玉ちゃんもみんなと同じで大切よ」と手を握ります。
すると玉は、甘えさせてもらえるのならば力を貸して欲しいと言います。
「お嬢様を自由にして差し上げたいんです」
思い詰めた表情で見つめられた寅子は、玉は涼子から離れようとしているのだと気づき動揺するのでした。
つづく
虎に翼17週82話7月23日(火)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
思い出の毒まんじゅうです。
涼子さまと玉ちゃんが用意してくれた「とっておき」は、やはり『毒まんじゅう』でした~!
『毒饅頭事件』の検証の時の楽しい時間が蘇りました。
あの時、検証をいちばん楽しみにしていたのは、他でもない涼子さまでした。
少し自慢げに「この店の人気商品ですの!」と言っていたお顔も、昔と変わらずパッと華やかで・・・。
回想に映ったかつての煌びやかな涼子さまも美しかったですが、少し乱れた髪に苦労がみえる今の涼子さまも変わらず魅力的なキャラクターだなと感じました!
時を経て再び登場した毒なしの『毒まんじゅう』に、ネット上も盛り上がっていました!
「やっぱり出た!毒まんじゅう!女子部メンバーの思い出が尊い〜!」
「あの頃の思い出が人気メニューだなんて、泣けてくる・・・」
「毒まんじゅうの伏線が、ここで回収された〜♪」などなど。
あの時のレシピが涼子さまたちによって引き継がれていたなんて!
天国の母・はるさんも、美味しそうに頬張る寅子ちゃんの姿を喜んでくれていそうですよね。
しかし大学生だった頃とは状況は大きく変わり、涼子さまと玉ちゃんの関係も変化したようです。
玉ちゃんが寅子ちゃんの申し出に甘えて口にしたひと言も衝撃的でしたよね。
「お嬢様を自由にしてさしあげたいんです」という言葉に込められた意味が気になります。
車椅子生活を送る自分は涼子さまの負担だから、一刻も早くお世話係から解放してあげたいという意味なのかもしれませんね。
思い詰めた様子の玉ちゃんから目が離せません~!
虎に翼17週82話7月23日(火)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
力強い助っ人登場の予感!?
寅子ちゃんは太郎弁護士から煙たがられる存在になっているようです!
学校に友達はいないと吐露する娘・優未ちゃん。
奇しくも寅子ちゃんも太郎弁護士の根回しによって、除け者にされるのかもしれません。
この2人の状況は、田舎ならではの洗礼として根っこで繋がっている可能性も考えられますね。
杉田兄弟は、寅子ちゃんが思い通りにならないため、よからぬ噂や評判を広めているのかも・・・。
『安泰な生活』を脅かされる展開もありそうです!
ここで佐田親子の生活とメンタルを支えてくれる存在が登場するのではと予想しています。
それが、第81話から出演欄に名前が連なる声優兼俳優・田中真弓さん演じる元女中・稲(いね)さんです。
戦争中に稲さんは故郷の新潟に帰りましたよね。
きっと花江ちゃんの依頼を受けて颯爽と参上し、手の回らない家事を一手に引き受けてくれのではないかと期待しちゃいます。
そうなれば弁護士・杉田兄弟の懐柔からも一定の距離を置けるようになり、まさに一石二鳥!
『持ちつ持たれつの押し売り』から解放され、佐田親子の生活の質がグーンと良くなる気がしています。
ただ、田舎の暗黙の了解をスルーする代償として、孤独を味わうハメになると予想すると世知辛いですね。
その影響が優未ちゃんまで及ぶとしたら、母としての寅子ちゃんは苦しんでしまう気がします。
そこで親子としてどんな態度を取り、心を支え合えるかが見どころポイントになりそうです。
ところで新潟に帰る前の稲さんは寅子ちゃんに「全ては手に入らないものですよ?」と言葉をかけていました(第33話)
時を経て新たな形で回収されたりするのかもしれませんね!
久しぶりに稲さんが活躍する姿が見られそうで、今からワクワクしています〜♪
以上、虎に翼17週82話のネタバレあらすじ予告でした。