ネタバレ予告あらすじと感想
2024年7月24日（水）放送日
虎に翼17週「女の情に蛇が住む？」
虎に翼17週83話7月24日（水）｜玉が壮絶な14年を語る
＊虎に翼17週83話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
喫茶ライトハウスにて
涼子が不在の中、涙ながらに語り始めた玉。
それは寅子と縁が切れていた涼子の14年間のことです。
桜川男爵家を守るために大学を辞めて有馬男爵の子息・胤頼（たねより）と結婚した涼子。
涼子を執拗に家に縛り付けていた母・寿子は戦時中に亡くなり、東京大空襲によって玉は足が不自由になりました。
戦後、新憲法によって華族制度は終わり、桜川家の特権は奪われました。
莫大な借金のために屋敷を手放した上、涼子は離婚することに。
優秀だった涼子が法律の道を捨てて必死に守ろうとしたものは、新憲法によって跡形もなく消え去ってしまったのです。
その後、涼子は新潟の別荘を売って残った金で喫茶ライトハウスの建物を手に入れ、玉と第二の人生を始めていたのでした。
涼子が離婚した原因は「絶対に私です」と唇を噛んだ玉は、寅子に本題を切り出します。
「身体障害者福祉法という法律が出来たのをご存じですか？私がそういった施設に入れるようにお力添えいただけませんか」
玉は涼子のもとを離れ、治療や職業訓練をしながら生活を支援する『更生指導所』に入ることを考えていたのです。
「私がいなくなればお嬢様は自由になれるんです。身分からもお母様からも解放されたのに･･･。これじゃあんまりです」
玉の覚悟を十分に感じる寅子ですが、すぐに返事をすることができなかったのでした。
三条支部にて
涼子の店で知り合った高校生の美佐江が、父親の森口と共に寅子を訪ねてきました。
森口は美佐江の話し相手になってほしいと言って手土産を差し出します。
一方で美佐江は、赤いビーズで作った『腕飾り』を寅子の手首に付けるのでした。
「先生は私の特別です」
そんな中
寅子の元に新潟地裁の裁判官・星航一から電話が掛かって来ました。
航一は『ひったくり事件』の犯人を名乗る中高生が6人も自主してきたと言います。
寅子が担当する事件の被害者の元木を含むひったくり犯の7人は、別々の学校に通っていて繋がりはなく、しかも皆が裕福な家庭で成績優秀な子ばかりでした。
ただし全員の共通点は、犯行動機として「気持ちをすっきりさせるため」と答えていたのでした。
新潟地裁の法廷にて
「あの子をすっきりさせたくて」
証人尋問に立った元木はひったくりの理由を口にすると、自らの手首を寅子に見せつけました。
なんと元木の手首には、寅子の手首のものと同じ『赤いビーズの腕飾り』が付いていたのでした。
その後、元木以外の6人全員が赤い腕飾りをつけていたことが判明します。
寅子は美佐江との関わりを疑うものの、何一つ証拠は見つかりません。
そして結審の日、元木は法廷に姿を現しませんでした。
しばらくして
美佐江が進路相談をしたいと言って寅子の元にやって来ました。
意を決した寅子は、赤い腕飾りを何人くらいに渡したのかたずねます。
そして、美佐江の言う「特別ってどういうことなのかしら？例えばあなたのために何か･･･」と口にしました。
すると美佐江は、突然、寅子の赤い腕飾りを引きちぎります。
そして用事を思い出したと言って笑顔を浮かべると帰って行ったのでした。
そんな美佐江を寅子は動揺しながら見送ったのでした。
つづく
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虎に翼17週83話7月24日（水）今日の感想！
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
玉ちゃんの秘めた願いです。
寅子ちゃんと交流が途絶えていた14年間が明らかになりました！
肩を震わせて語る玉ちゃんに、朝から涙してしまいました。
涼子さまの重荷にはなりたくないと感じているとヒシヒシと伝わってきましたね。
玉ちゃんは涼子さまがいなくても生きていけるようにしっかり身体障害者福祉法について調べていました。
このお願いの本気度を感じさせる具体的な『涼子さま自由化計画』が立てられていたように思います。
特に涙を流しながら玉ちゃんがこれまでの経緯を話すシーンは、朝ドラファンの胸を打ちました。
「いつも自分のことより涼子さまを心配する玉ちゃん、健気で泣けるっ」
「玉ちゃんは苦しんでいるけど、涼子さまにとっては夫より玉ちゃんの方が大切だったのでは？」
「涼子さまと玉ちゃん、末永く2人で幸せに生きてほしい･･･」などなど。
色々な事情がある中でも、2人で手を取り合って生きて欲しいと願うコメントが多く上がっていました。
とはいえ、第83話の段階ではまだ涼子さまの想いは聞けていませんよね。
きっと涼子さまも、玉ちゃんには言えていない本音があるはずです。
なんだか少し前の寅子ちゃんと義姉・花江ちゃんのガチバトルを思い出します。
親友である2人とはちょっと関係が違うので難しいかもしれません。
でもあえて、涼子さまと玉ちゃんが本音をぶつけ合い、お互いの今後を話し合う姿を見てみたいですね。
そして、赤い腕飾りの少女・美佐江ちゃんは笑顔の奥に絶対に何かありそうで･･･悪女なの！？
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虎に翼17週83話7月24日（水）予告・感想まとめ！
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
鮮やかに思い出が蘇る料理！
涼子さまと玉ちゃんが振舞ってくれる『とっておきの料理』が気になります～！
寅子ちゃんが涼子さんと玉ちゃんにお呼ばれして楽しい時間を過ごすという第83話。
中でも寅子ちゃんに2人がふるまってくれる『とっておきの料理』が見どころポイントになりそうです！
涼子さまは育った環境のせいもあり、女子部時代の印象では料理はあまり得意ではなさそうでしたよね。
玉ちゃんがうまくサポートしながら、2人で準備してくれるような気がしています。
どんな料理が出てくるのか注目です。
寅子ちゃんは食べて懐かしい気持ちになるようなので、これまでの物語の中に当然出てきたもののはず！
となると法廷劇『毒饅頭事件』再検討のために猪爪家で作った「田舎饅頭」（第14話）が登場するのではないかと推測しています。
あの時、法廷劇用の脚本には、学長の手で判例に脚色が加えられていました。
それ故に、涼子さまは検証自体が無意味だと知っていたにも関わらず黙っていましたよね。
自分を特別扱いしない仲間たちと一緒に饅頭を作ってみたかったからです。
涼子さんを取り巻く特別な環境が描かれた上で、彼女がささやかな願いを口にしたシーンが印象的でした。
それだけに涼子さんにとっても寅子ちゃんにとっても、思い出深い料理と言えるのではないかと思います。
実際の放送ではどんな料理が登場するのか、朝ドラファンとしては見逃せません！
3人が頻繁に会っていた頃の思い出がぎゅっと詰まった一品として、何が出てくるのか今から楽しみ〜♪
以上、虎に翼17週83話のネタバレあらすじ予告でした。
