ネタバレ予告あらすじと感想
2024年7月31日(水)放送日
虎に翼18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」
虎に翼18週88話7月31日(水)|翻訳内容に違和感をもつ
*虎に翼18週88話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
喫茶ライトハウスにて
放火事件の裁判に関わっているうちに自信が持てなくなった寅子。
どうしても差別を受けている側に寄り添ってしまうことに不安が募ります。
そんな寅子を見守る航一は、裁判官も人間だから気持ちが揺れ動くのは当然で、だからこそ『合議制』という制度があると寅子を勇気づけたのでした。
新潟地裁での公判にて
検察側から証拠が提出されました。
それは被告人・金顕洙が弟・広洙に宛てた朝鮮語で綴られた手紙でした。
検察の翻訳によれば、「私が中を完全に燃やしてしまったせいで心配をかけただろう」という一文がありました。
それでも顕洙は黙秘を続けたのでした。
一方、寅子は前述の一文が気になって仕方ありません。
わざわざ放火を認めるような手紙を送るのだろうかと感じると同時に、不自然な文章にも違和感をもつのでした。
三条支部にて
寅子は思い切って事務員の小野知子に、「燃やす」の朝鮮語をたずねました。
すると小野は嫌な顔をすることもなく教え、「ありがとございます。私のこと、誰かから聞いたんですよね」と礼を口にしました。
そんな小野に、寅子は何かあればいつでも相談してほしいと伝えたのでした。
その夜、佐田家にて
学校行事で山登りに行っていた娘・優未の話を聞いた寅子。
山でケガをした子がいたため、クラスで嫌われている子と協力して荷物を持ってあげたのだと優未は言います。
感心した寅子が「優しいのね」と言うと、優未は「違うよ」と否定し、「困ってる子を助けるのは普通のことでしょ」と平然と答えました。
寅子は優未の中の「普通」の定義に優しさを感じ嬉しくなるのでした。
数日後の日曜日
はるばる東京から、香子こと香淑(ヒャンスク)が夫の汐見と共にやって来ました。
放火事件の手紙の翻訳に納得がいかなかった寅子は、悩みに悩んだ末に思い切って香淑に助けを求めたのでした。
早速、香淑は手紙の写しに目を通すと誤訳が判明しました。
【検察の翻訳】私が中を完全に燃やしてしまったせいで心配をかけただろう
【香淑の翻訳】私が気を揉もませてしまったせいで心配をかけただろう
寅子が違和感をもった部分「中を燃やす」 という言葉は、「気をもませる」という意味の慣用句だったのです。
すると汐見が誤訳ならば被告人自身が反論するのではないかと意見します。
しかし香淑は、自分と重ねて被告人の心情を察するのでした。
「諦めちゃったんじゃないでしょうか。日本で懸命に働いてもずっと異国人扱いで居場所もなく味方もいなくて。抵抗しても更に悪いことが起きそうで。だから・・・」
香淑の言葉が強く響いた寅子は、深々と礼を言うのでした。
その時、玄関をたたく音が聞こえてきました。
なんと事務員の小野がやって来たのでした。
つづく
虎に翼18週88話7月31日(水)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
嫌がらせの黒幕はまさか・・・!?
ライトハウスへの嫌がらせに、寅子ちゃんが怒りを露わにします〜!
新潟で刑事事件を担当するようになってから、ミステリアスな展開が増えるようにも思える『虎に翼』。
第88話では喫茶ライトハウスがたびたび受けている嫌がらせが明らかになるのだとか。
涼子さまや玉ちゃん以上に憤慨する寅子ちゃんが、見どころポイントになりそうですね!
やはり気になるのは、誰が嫌がらせをしているのかという点です。
第17週で描かれた『ひったくり事件』では、塾の生徒・美佐江さんが裏で糸を引いているのではと匂わせられていました。
おそらく証拠不十分でうやむやになったまま、第18週に突入するような気がしています。
美佐江さんは名士の父を持つ手前、優等生でいなければならない鬱憤を抱えている様子です。
その鬱憤を他の学生たちに悪行させることで、憂さ晴らしをしている可能性が考えられますよね。
今回の件も、美佐江さんが黒幕という可能性も十分に考えられます。
賢い彼女は直接手を汚さずに、誰かをコントロールして嫌がらせをさせていたりして。
となるとまたトカゲの尻尾切りのように、実行犯だけが処分を受けることになってしまいそうです。
万が一、美佐江さんが黒幕だとすると、彼女を改心させるためにひと肌脱げるのは、他でもない涼子さまだと思います。
涼子さまは自分らしさを閉じ込めて生きることを強いられてきた『先輩』だからです。
寅子ちゃんの熱い説得と、涼子さまの経験からくるメッセージで、美佐江さんが本当の自分を取り戻せる展開になればいいなと期待しています!
以上、虎に翼18週88話のネタバレあらすじ予告でした。