ネタバレ予告あらすじと感想
2024年8月1日(木)放送日
虎に翼18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」
虎に翼18週89話8月1日(木)|香子に助けを求める寅子
*虎に翼18週89話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
佐田家にて
寅子の友人の香子こと香淑が朝鮮人だと知った三条支部の事務員・小野。
交際していた朝鮮人と結婚の約束をしていたが親に猛反対され、普通の生活が壊れることが怖くなって婚約を破棄したと打ち明けました。
それ以来、選択が正しかったのかずっと苦しんでいると言います。
気持ちが楽になる手がかりを求めて、寅子が判事を担当する裁判の傍聴に行ったものの答えが見つからないと涙を流します。
「お二人はどうしてご結婚できたんか教えていただけねえでしょうか?」
小野は救いの手を求めるかのように香淑と夫・汐見にたずねました。
すると香淑は、「好きになった相手が日本人だった。それだけ」と答えます。
一方汐見は、香淑がありのままでいられる糸口すら見つけられていないが、いつか必ず見つけたいと胸の内を語ります。
そして、「だから小野さんも自分に正直に」と励ましました。
小野は涙を流しながら二人に感謝したのでした。
放火事件の裁判
公平な視点で判決を下したい寅子は航一と相談。
被告人の弁護人・杉田兄弟と検察の双方に翻訳の正確性について意見を求めました。
その後に行われた公判において、杉田弁護士は誤訳を明らかにします。
さらに、寅子たちは検察が提出した証拠品は事件を立証するものではないことを突き止めたのでした。
判決の日
航一と寅子と判事補・入倉の合議によって、被告人・金顕洙に『無罪判決』が言い渡されました。
顕洙は床にひれ伏すと、涙を流して航一たちに感謝します。
一方、傍聴席で見守っていた弟・広洙は、険しい表情で入倉をにらみつけたのでした。
しばらくして控訴申立て期限の日を迎え、金顕洙の無罪は確定しました。
喫茶ライトハウスにて
昼時になり航一と食事に出る寅子は、入倉も誘いました。
そこには杉田兄弟も来ていました。
やや不機嫌な入倉は、朝鮮人差別のことで寅子に説教されると思って身構えます。
否定した寅子は、判決の日に何かに怯えているように見えたと心配したのでした。
すると入倉は怯えていた理由は広洙から仇を見るような目で見つめられたことだと明かしました。
さらに朝鮮人を虐げたことなどないのに常に敵視されていると不満を口にします。
「そんな態度されちゃ、彼らへの印象だって悪くなる。頭じゃ駄目だって分かってても!」と苛立ちました。
そんな入倉に寅子は同情した上で、「でも入倉さんは踏みとどまれてるじゃない!」と褒めたのでした。
微笑んだ寅子がすぐに顔を曇らせました。
「私、ずっともどかしかったんです。自分の無力さが・・・」
憲法14条の平等の意味を考え続ける寅子は、たとえ分かり合えなくとも諦めずに向き合っていきたいと思いを吐露したのでした。
すると杉田太郎が、戦争が終わって10年も経っていないと言います。
そして憲法が変わったから考えを変わろと言われても怖いと思う人間がたくさんいるはずだと吐き捨てるのでした。
その時です。航一がうつろな瞳でつぶやくいたのでした。
「ごめんなさい・・・。僕に言えるのはそれだけです」
つづく
虎に翼18週89話8月1日(木)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
誤訳判明で事件が進展!
手紙の翻訳をヒャンちゃんにお願いし、誤訳が判明します〜!
寅子ちゃんの頼みに応え、夫の汐見さんと新潟までやって来てくれたヒャンちゃん。
放火事件で朝鮮人の登場人物が出てきた時に、もしかしたら・・・と淡い期待を抱いていました。
しかしまさか手紙の翻訳をお願いするとは予想外でした〜!
しかも汐見夫妻は事務員・小野さんの悲しい過去に寄り添う役目も担うようですね。
小野さんの場合は親に反対されてしまい、朝鮮人の恋人との別れを選択してしまいました。
同じような境遇でありながら結婚を選択したヒャンちゃんと汐見さんの話を聞いて、小野さん自身が気持ちの整理をつけて前に進めるようになるといいですね。
そして、せっかく新潟に来たのだから喫茶ライトハウスにも立ち寄るシーンもあるといいですよね。
朝ドラファンとしては、涼子さまと玉ちゃんに再会した時の喜ぶヒャンちゃんがみられたら最高!
ただ朝鮮人であることを隠している事情を伝えておかないと、なかなか実現は難しいのかなと思ったり・・・。
いつか女子部の5人+玉ちゃんが一同に会するシーンも、もう一度見てみたいですね。
はるばるやってきたヒャンちゃんの正確な翻訳のおかげで、放火事件もやっと解決に向かいそうです。
リーガルドラマとしても重要なキーポイントが判明する第89話!
今回判明する誤訳を元に、寅子ちゃんがどんな判決を下すのかが楽しみで仕方ない〜♪
以上、虎に翼18週89話のネタバレあらすじ予告でした。