ネタバレ予告あらすじと感想
2024年8月28日(水)放送日
虎に翼22週「女房に惚れてお家繁盛?」
虎に翼22週108話8月28日(水)|居場所を守りたい寅子!
*虎に翼22週108話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
中学生向けの勉強会にて
普通の生徒・良助の「女性は働かなくてもいい」という意見に驚く寅子。
一方、共感した家裁判事の小橋は、シンパシーを感じる良助の思いを代弁します。
「できる男と比べられるのも嫌なのに、更にできる女とも比べられる!頑張らなくてもいいのに頑張る女たちに無性に腹が立つ!分かるよ~!」
そう言った小橋は、その苦しさはこの先も続き、優秀な者たちと比べられ続けると言います。
そして、「平等」は自分たちのような者にとって損なところもたくさんあると語り掛けました。
「でも、どんな人生を送ろうと弱そうな相手に怒りを向けるのは何にも得がない。お前自身が平等な社会を拒む邪魔者になる。1番になれなくても、きちんと見てくれる人間は絶対いるからさ」
良助にエールを送ると小橋の話に、寅子はいたく感動したのでした。
勉強会の後
無事に勉強会が終わり安堵した寅子でしたが、寅子を慕う判事補・秋山は違いました。
「平等なわけないです!男と女のつらさをひとくくりにされたくない!」
小橋の発言にイラ立つ秋山は、なんと子供を授かったと寅子に打ち明けました。
妊娠は予定外だった秋山は、「母になるのは嬉しいんです。でもまさか今なんて・・・」と肩を落とします。
これまで人の5倍頑張って法曹界に飛び込んだ秋山は、「自分でやっと切り開いた道を、自分で閉ざさなきゃいけない」と無念たっぷりに寅子に語りました。
そんな秋山を見て、寅子は妊娠して弁護士を辞めた時の悔しさが鮮明に蘇りました。
すると寅子は、秋山や後輩たちのために立ち上がることを約束したのでした。
「あなたが心から望む選択ならどんな選択でも応援する。その上で、もし判事を続けたいと思うならあなたの居場所は必ず残すから!」
東京地裁・所長室にて
「考えているのは後輩たちを守るべき道です!」
寅子は所長の桂場に『育児期間の勤務時間短縮』と『育児のための長期休暇取得』の提案書を提出して理解と協力を求めました。
しかし桂場は、「時期尚早だ」と却下したのでした。
その言葉に何度も苦い思い出がある寅子は、「またそれか・・・」と吐き捨てると、「その時とはいつですか?」と桂場に迫ります。
男性と同じように働いた上で生き残らなければ、男性と同じ場所に立てない現実をこれ以上受け入れるわけにはいきません。
「それは果たして平等と言えるのでしょうか?今、明らかに目の前にある問題を次の世代にそのまま先送りにしていくのが苦しいんです!」
そう訴えた寅子は、別の道を探すと桂場に告げたのでした。
しばらくした頃
秋山を連れて『甘味処・竹もと』に向かった寅子。
女性法曹の要望を意見書にまとめ、最高裁事務総局に提出しようとする寅子に賛同した、よねや轟、先輩で検事の中山や後輩たちが集まりました。
「私たちが次にするべきは道の開拓ではなく舗装です。この道をいかに通りやすく平坦で快適なものにするかだと思うんです!」
そんな寅子に、仲間たちは法曹関係者たちから集めてきた署名を次々と差し出します。
寅子と秋山が感激していると、なんとそこへライアンこと司法研修所所長・久藤が現れました。
皆との再会を喜ぶ久遠の横には、仏頂面の桂場がいたのでした。
つづく
虎に翼22週108話8月28日(水)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
未来への舗装を開始!です。
女性法曹の道を切り開いてきた寅子ちゃんが未来に向けてアクセル全開です!
秋山さんを始めとする後輩たちのために動き出した寅子ちゃん。
桂場さんに一蹴されても簡単に引き下がらず、仲間たちに協力を求める姿は頼もしかったですね。
こんな先輩や上司が職場に近くにいてくれたらな・・・と思った朝ドラファンも多かったことでしょう。
さて、竹もとに女性法曹が集ったシーンは驚きの連続でした。
サプライズ感満載の顔ぶれに、朝ドラファンたちも触れずにはいられなかったようです。
「法廷劇を見にきていた子や、猪爪家まで訪ねてきた子もいたよね?!」
「後輩たちの再登場うれしい!弁護士や家裁調査官になったんやね」
「少しずつでも前進させよう。後輩のために舗装しよう。そう思える回だった」などなど。
寅子ちゃんと一緒に世の中を変えたいと一致団結する姿に、様々なコメントを残す人たちがたくさんいました。
また同シーンの流れで発覚した、ライアンさん命名によるよねさんのニックネーム。
まさかの、どシンプルな『よねよね』で吹き出してしまいました。
寅子ちゃんのサディや小橋くんのハーシーは、まだ英語な感じがあったのに!
毎日『よねよね』と呼ばれると思ったら、そりゃ全力で拒否するだろうなと納得です~
同窓会のような決起集会のあと、どんな展開で実現するのか、或いは挫折を味わうのか?!
簡単には変わるよなものではありませんよね。
それでも桂場さんの「時期尚早」発言を後悔させられるくらい、女性法曹の底力を発揮して欲しいな〜♪
虎に翼22週108話8月28日(水)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
ショックを受ける寅子!
中学生への勉強会で寅子ちゃんが根強い男尊女卑に直面します〜!
法律勉強会で男子中学生から「女性は働かなくていい」と意見が出ました。
この考え方に困惑する寅子ちゃんが見どころポイントになりそうです!
「はて?」と突っかかるのか、それとも相手が子どもであることから一旦は刀を収めるのか・・・。
寅子ちゃんの出方次第では、勉強会も大騒動になる予感がしますね。
また後半では、法曹界で働く女性判事補・秋山さんの妊娠を知る寅子ちゃん。
おそらく中学生が考える『女性は働かなくていい』というシーンが、良いフリになるような気がしています。
その後に分かる秋山さんの妊娠というライフイベントを通して、寅子ちゃんは何か気づきを得るのかもしれませんね!
例えば寅子ちゃんは、そもそも職場に妊娠・出産後の復帰体制が整っていないから、女性が子育てと家事をするしかないと考えるのかもしれません。
その結果、家にいるお母さんを見て育つ子どもたちが、家制度の残骸のような古いシステムの中で成長し、あの男子中学生のような意見を持つことになるとしたら・・・。
別々のエピソードに見える法律勉強会と秋山さんの妊娠報告が、絶妙に寅子ちゃんの中で影響する可能性もありますね。
法曹界で働く女性の先輩として、秋山さんに何ができるのかと考える寅子ちゃんはステキですね!
新憲法により女性にも平等な地位が与えられた時とは違い、今度は自らが動いて法律や制度、そして社会を動かしていくのかもしれません。
残すところ約1ヶ月となる物語の最終地点に向かって、寅子ちゃんが自らの手でやりたかったことを成し遂げていく姿を見たいです~!
以上、虎に翼22週108話のネタバレあらすじ予告でした。