ネタバレ予告あらすじと感想
2024年9月11日(水)放送日
虎に翼24週「女三人あれば身代が潰れる?」
虎に翼24週118話9月11日(水)|のどかの秘密を明かす兄
*虎に翼24週118話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
『笹竹』にて
よねや先輩の中山など女性法曹を集めた寅子。
最高裁人事局の会議で行われたとされる発言を伝えました。
その内容とは「女性は資質的に裁判官としての適格に欠ける」というものです。
中山らが怒りの声を上げる中、梅子は「時代が進んでも何も変わっていない・・・」と悔しさをにじませました。
最高裁に要望書を提出したい寅子は、皆に意見を求めるのでした。
星家にて
久しぶりに帰ってきた長男・朋一。
最高裁が同じ日に出した2つの判決への不満をぶちまけます。
それは教員が争議をする権利を認める一方で、日米安保反対の集会を開いた裁判所の職員には有罪判決が出たというものでした。
「おかしいだろ!同じ公務員なのに!」
朋一は怒りをにじませるのでした。
その後、玄関にて
「絵描きもどきの恋人にいつまでもこだわるな」
朋一は妹・のどかに見合いを勧めました。
するとのどかは、恋人は来年までに芽が出なければ絵を諦めて就職し、航一に結婚の許しを得ようとしていると明かしました。
翌朝、朋一はそのことを航一と寅子に暴露したのでした。
1969年(昭和44年)4月
政権与党の政民党が裁判制度に関する調査特別委員会の設置を表明しました。
最近の判決に偏向があるとして、最高裁判決を調査して必要があれば司法人事に意見するというのです。
それを知った最高裁長官・桂場は、報道陣の前で怒りの声を上げます。
「判決に不服があるならば法の定める手続きによって争えばいい。人事介入など言語道断だ!裁判所は憲法に従い不偏不党中立な立場で司法の独立を厳守する」
桂場による抗議によって、委員会の設置は棚上げとなったのでした。
東京地裁の法廷にて
東大安田講堂事件の逮捕者のうち、20歳以上の学生たちの裁判が始まりました。
傍聴席には学生たちが詰めかけ裁判官に怒号を浴びせるため、裁判は混乱を極めるのでした。
一方、同事件で逮捕された汐見と香淑の娘・薫は、籠城してケガをした学生たちの看病をしていたことが認められ、起訴猶予となりました。
心配を募らせていた香淑は安堵したのでした。
とある夜の事
寅子がリビングで六法全書を読んでいると、娘・優未がやって来ました。
何か話したげな優未は、一気にビールを飲み干して寅子を見つめました。
いざ話そうとすると、急にお腹が痛くなります。
するとそこへ、航一が狼狽しながらやって来ました。
「今のどかが部屋に来ました」
そう報告した航一は、次の木曜日にのどかの恋人が家に来ると言い「例の話ではないでしょうか・・・。結婚挨拶では?」と愕然としました。
そんなこともあり、優未は何も話すことなく部屋に戻ったのでした。
山田轟法律事務所にて
尊属殺を問われた美位子の裁判。
1審は情状酌量により刑を免除する判決が言い渡されました。
しかし弁護を担当するよねが検察は必ず控訴すると言うため、美位子の母親は今後の裁判費用を心配します。
すると美位子は、裁判費用は自分で何とかすると言い、「一人で逃げたのはお母さんでしょ?」と突き放したのでした。
その後、すぐに検察は控訴し、高裁で2審が行われることになったのでした。
つづく
虎に翼24週118話9月11日(水)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
闇を抱えている美位子さんです。
美位子さんの笑顔の奥に、計り知れない深い悲しみが潜んでいそうです・・・
気さくな性格で笑みが絶えない美位子さん。
一方で放送の終盤には、父親に手をかけたシーンの回想が登場しました。
そのギャップを通して、彼女の笑顔の奥に計り知れない辛さや苦しさがあると伝わってくる回でしたね。
「ひとりで逃げたのはお母さんでしょ?」というセリフからも、実母から見捨てられた深い悲しみが滲んでいました。
もしお母さんが美位子さんを連れて逃げてくれたら・・・と、タラレバを思わずにはいられません。
そんな美位子さんの登場シーンに対して、ネット上にもたくさんの感想が寄せられていました。
「ずっとニコニコしている美位子。辛すぎる 涙」
「泣いたり怒ったりして逃げた母を責めるような段階は、とっくに過ぎてるんだね」
「美位子、幸せになれるといいなぁ・・・」などなど。
『尊属殺人裁判』はまだまだ時間がかかりそうですが、朝ドラファンたちは彼女の幸せを切に願っているようです。
また美位子さんの裁判は、どこか新潟編に登場した女子高校生・美佐江さんの存在を思い起こさせます。
物語の完結に向かって、彼女が寅子ちゃんに投げかけた「どうして人を殺してはいけないのか?」という問いに向き合っていくのかもしれません。
本日はご立腹だった桂場さんも関わるであろう『尊属殺人』の最高裁。
最終判決が一体どうなるのかが知りたすぎて目が離せない〜♪
虎に翼24週118話9月11日(水)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
のどかさんの相手が気になる~!
久々に帰省した朋一さんによってのどかさんの状況が明らかになりそうです~!
判事補として長崎に赴任して以降、あまり物語に登場しなくなっていた朋一さん。
久しぶりに実家に帰省し、家族と過ごすシーンが見どころになりそうです。
特にのどかさんから恋人の存在と結婚の約束という重大情報を聞き出す展開にワクワクしています。
単純に考えるとのどかさんの結婚相手は、勤め先の銀行で出会った先輩あたりが思い浮かびます。
しかしのどかさんは、大人たちの意向に従って美大に行きたい夢を諦め、銀行に就職し退屈な毎日を過ごしている背景の持ち主です。
脚本家の吉田さんが、親が安堵しそうな結婚をのどかさんに用意しているようには思えません~!
となると結婚の約束をしている恋人は、芸術家の卵のような自立した生活を送れていない人物なのではないかと想像しています。
のどかさんは学生時代から、芸術家の集まりに夜な夜な参加し夜遊びのようなことを続けていました。
その頃に出会って、お付き合いを続けていた可能性もありそうですね。
ここまで秘密にしているのは、また自分の将来を誰かの意見で曲げられたくないと思ったのかもしれません。
しかし妹の結婚が心配になったのか、朋一さんはすぐに航一さんと寅子ちゃんに打ち明ける展開です。
智一さんは口が軽そうには見えないので、どうしても伝えなくてはいけない事情があるのかもしれません。
一方で寅子ちゃんは『母親のようなもの』として、どんな対応をするのかにも注目ですね。
ただ航一さんも寅子ちゃんも、事実上の再婚を受け入れてもらった経験があります。
頭ごなしに反対するのではなく、のどかさんの話をしっかり聞いて受け止めてくれたらいいですね。
朋一さんの再登場で、ひと波乱が待っていそうな虎に翼第118話。
いずれ娘の恋人に対面した時、あの冷静沈着な航一さんがどんな態度や表情をとるのかも楽しみ〜♪
以上、虎に翼24週118話のネタバレあらすじ予告でした。