ネタバレ予告あらすじと感想
2024年9月13日(金)放送日
虎に翼24週「女三人あれば身代が潰れる?」
虎に翼24週120話9月13日(金)|最後の力を注ぐ多岐川!
*虎に翼24週120話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
多岐川・汐見家にて
寅子は『少年法改正』に対する意見書をまとめるため、療養中に多岐川を訪ねました。
汐見の妻・香淑に多岐川の寝室へ案内されると、なんと部屋の中で香淑の娘・薫が泣いていたのです。
香淑が理由をたずねると、薫は恋人から母の血筋が問題で結婚は出来ないと告げられ、別れたと明かします。
朝鮮語で「ありえない」と香淑が憤ると、薫は「よかった!結婚する前に、どうしようもない男って分かって」と笑顔を浮かべました。
思わず香淑も顔をほころばせます。
ギクシャクした関係が続いていた薫と香淑はようやく雪解けを迎えました。
寅子も一緒になり、別れて大正解だと悲しみを笑い飛ばしたのでした。
するとそこへ
汐見に案内され、家庭裁判所創立メンバーの小橋と稲垣がやって来ました。
「薫の前で、崔香淑を取り戻してみたい!」
香淑は明律大学の同期の2人に、汐見の妻だとカミングアウトすると2人は心底驚いたのでした。
そんな稲垣は岡山家裁所長、小橋は鹿児島家裁所長に昇進していました。
2人は多岐川のため、そして少年法改正に意見するために駆けつけたのです。
法務省の少年法改正要綱を読んだ多岐川は、再会の感動も吹き飛ぶほど怒り、最後の力を振り絞りながら意見を伝えます。
その一言一句を漏らすまいと、寅子と小橋と稲垣は必死に書き留めました。
多岐川は刑罰と執行猶予で事を済ませるのではなく、保護処分により家裁に人間と自分自身と向き合う方が再犯防止に繋がると涙を流して伝えたのでした。
「非行少年の更生のため・・・、愛を持って実務に携わる我々は強く望む・・・!」
意見をまとめた後
最高裁長官・桂場に電話を掛けた多岐川。
少年法改正反対への抗議文の草案を取りに来いと言います。
しかし桂場は、忙しくて時間が取れないと断りました。
「このトンカチ!仏頂面ヤロウ!!」
多岐川は堅物な桂場を怒鳴り散らしたのでした。
一方、受話器を置いた桂場は、苦渋の表情を浮かべたのでした。
寅子たちが帰った後
香淑の兄・潤哲が香淑を訪ねてきました。
薫が多岐川に頼んで連絡を取っていたのです。
潤哲に土下座しようとした汐見を香淑は止めました。
「あの時のこと、私も圭さんも兄さんも、みんな悪くて、悪くない」
そう朝鮮語で伝えると、たまらず駆け寄り兄を抱きしめたのです。
25年ぶりに再会した兄妹は、昔のわだかまりが嘘のように溶けていったのでした。
最高裁判所・長官室にて
「タッキー、今さっき亡くなったそうだよ」
多岐川の訃報を告げた久藤は、少年法改正問題についての意見書を桂場に渡しました。
桂場が読み始めると、まるで意見書に込められた念が亡霊となったかのように多岐川が現れます。
「頼んだからな。桂場!」
桂場はその残像を睨みつけながら、必死に涙が溢れるのを堪えたのでした。
東京裁判所の廊下にて
「多岐川さんのこと、本当・・・」
寅子はばったり遭遇した桂場に声を掛けようします。
しかし桂場は目を合わせることなく、険しい顔のまま去って行ったのでした。
つづく
虎に翼24週120話9月13日(金)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
爪痕を残して旅立つ!です。
最後の最後まで多岐川節は健在でした~!
癌を患っていた多岐川さんがついに天国へと旅立っていきました。
最後の力を振り絞りながら、少年法への思いを語った長台詞シーンは凄かったですね!
じわじわと涙が溜まって溢れる姿に、家庭裁判所のために人生を捧げた強い信念が伝わってきました。
残される汐見さん一家のわだかまりの解決にも協力して、なんとも清々しい最期でした。
特にイマジナリー・多岐川さんとして桂場さんと対峙した場面には、意表をつかれましたね!
あの多岐川さんに対しては、様々な感想がネット上にアップされていました。
「多岐川さんが、最期まで多岐川さんらしくてもう・・・!」
「遺言のような一言と共に桂場に戯けるイマジナリー多岐川、最高だった!」
「多岐川さんのテヘペロに泣かされた朝。桂場さん大丈夫か?」などなど。
鬼の形相で涙を堪えようとする孤独な立場の桂場さんを心配する朝ドラファンも多かったようです。
さて、多岐川さんは愛嬌たっぷりに『少年法改正問題についての意見書』を託しました。
桂場さんはどんな選択をし、どんな地獄を歩む覚悟を決めるのかも見ものです!
寅子ちゃんに寄り添うことも許さない孤高の存在になりつつある桂場さんが心配です。
きっと朝ドラファンを唸らせるような着地点が来週も待っていると信じています〜♪
虎に翼24週120話9月13日(金)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
多岐川さんの思いが届け!
病が進行する多岐川さんが使命を果たすために盟友の桂場さんの元へ向かいます!
多岐川さんを演じる滝藤賢一さんの迫真の演技に注目です!
病は進行し、おそらく手の施しようがない段階まできている可能性があります。
そんな中、どうしても少年法の厳罰化に反対するために意見書を届けにいくなんて・・・。
多岐川さんといえば登場時から破天荒なキャラでしたが、最後までその軸はブレることなく描かれるのかもしれません。
ボロボロの体になりながらも、少年たちのために尽力する姿に涙してしまいそうです。
その手助けをするのは小橋くんや稲垣くんなど、家庭裁判所の創設メンバーになるのかもと想像しています。
第108話で中学生への法律教室を開いた際、久しぶりに登場した小橋くんは口ヒゲを蓄えていましたよね。
あの時「女は働かなくていい」という意見の男子に寄り添いつつ、狭い考え方を広げてあげた小橋くん。
その姿は、口元の薄いちょびヒゲと合わさって、まるで『リトル多岐川』のようでした~!
少々拗らせた性格の小橋くんが、人情味を帯びてきた背景には多岐川さんの存在が大きかったはずですよね。
稲垣くんも加わり、師弟関係のような3人が桂場さんの元に思いを届けるアツい展開が待っていそうな予感!
全朝ドラファンには、涙を拭うためにハンカチの用意をおすすめしたいです。
病により物語からの退場フラグがしっかりと立っている多岐川さん。
最期の姿が、どのタイミングでどんな形になるのか気になります。
今後描かれるであろう多岐川さんの最期に、寅子ちゃんは何を思ってどんなバトンを引き継ぐのかも見どころポイントになりそうです〜♪
以上、虎に翼24週120話のネタバレあらすじ予告でした。