ネタバレ予告あらすじと感想
2024年9月26日(木)放送日
虎に翼26週「虎に翼」
虎に翼26週129話9月26日(木)|嬉しい知らせが届いた!
*虎に翼26週129話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
星家にて
出掛けたはずなのに戻って来た優未。
「やっぱり娘がまっとうじゃない子育てを失敗したって後悔してるってこと?」
寅子に迫った優未は、寄生虫研究も家事も読書もマージャンも、着付けやお茶や刺しゅうも、笹竹でのバイトも、皆でいる時も一人の時も寅子と過ごす時間も全部好きだと言います。
「好きなこととやりたいことがたくさんあるの!この先私は何にだってなれるんだよ。それって最高の人生でしょ?最高に育ててもらったって思ってるから!」
そう言った優未は、「だから私のことは心配ご無用です!」と目を輝かせました。
その言葉に感極まった寅子は、自慢の娘を強く抱きしめたのでした。
優未が出掛けて後
気配を感じた寅子が振り返ると、なんと亡き優三が満面の笑みを浮かべています。
「トラちゃん。約束守ってくれてありがとうね」
寅子は顔をくしゃくしゃにして大きく頷いたのでした。
1974年(昭和49年)春
寅子が『横浜家庭裁判所』の所長に就任することが決まりました。
嬉しさのあまり早退して猪爪家に向かい、真っ先に義姉・花江に報告しました。
花江は自分の事のように喜び、寅子と歩んだこれまでの人生を振り返ります。
しかもその日はサックス奏者の甥・直治がアメリカから帰って来る日でした。
賑やかな食卓を囲みながら、勢ぞろいした猪爪ファミリーの面々が寅子の出世を盛大に祝ったのでした。
笹竹にて
横浜家裁の所長に就任したその日。
寅子を祝うために、かけがえのない仲間たちが集まってくれました。
同期の涼子、玉、香淑、梅子、よね、轟、そして先輩の久保田と中山です。
皆は変わらぬ友情と強い絆を確かめ合うのでした。
するとそこへ
退官したばかりの桂場がふらっとやって来たものの、寅子たちの顔を見た途端に顔をしかめます。
仏頂面で団子を食べ始めた桂場の前に、寅子は満面の笑みで座りました。
いつもの如く「今の自分が考える法」について語り始めます。
「今、私は法とは船のようなものなのかなと思っています」
そう言った寅子は、人が人らしくあるための尊厳や権利を運び、社会という激流にのみ込まれないためのものだと言います。
そして、生い立ちや信念、格好、男か女かそれ以外かなど、全ての人が快適でいられる船にするために、法をつかさどる者として不断の努力を続けていきたいと語りました。
一方、静かに聞いていた桂場は、寅子と仲間たちをざわつかせるようなことを口にしたのでした。
「私は今でもご婦人が法律を学ぶことも職にすることも反対だ」
つづく
虎に翼26週129話9月26日(木)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
サプライズ優三さん!です。
最終回直前の盛りだくさんの展開の中で登場したイマジナリー優三さんに感激でした!
佐田母娘の溝がスッキリ解消で涙腺が崩壊シーン。
なんとそこでピンボケの優三さんが見守るカットが映るなんて、ズルい演出すぎやしませんか!!
すぐに航一さんが帰宅してしまったけれど、優三さんの居た場所をチラリと見て会釈したようにも見えました。
寅子ちゃんが、優三さんを思い出して泣いていたのかと感覚で分かったのかもしれませんね。
そんな妄想もかき立てられるような、素晴らしい神シーンだったと思います。
ネット上の朝ドラファンも、もちろん優三さんのサプライズ登場に大賑わいでした!
「いつもの優三さんの笑顔にトドメ刺された。涙・涙・涙」
「正座でちょこんと座ってニンマリ笑顔。まさに優三さん!」
「もう出てこないと思ってただけに感激!航一さんも優三さんをきっと感じたはず」などなど。
その他にも、優三さん登場で物語の終わりも感じてしんみりした気持ちになるコメントも多く残されていました。
いよいよ残すところ、あと1話となった『虎に翼』。
終盤のシーンで『笹竹』に登場した桂場さんとの会話の着地点が気になりすぎますね。
本当に明日で終わってしまうのかと、疑いたくなるほどの濃いドラマです。
最終話ではラストの1分1秒まで、我々、朝ドラファンを惹きつけてくれるはずです〜♪
虎に翼26週129話9月26日(木)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
進むべき地獄を見つけた?!
優未ちゃんが自分の未来にワクワクする姿が見どころポイントです!
大学院を辞めた後、優未ちゃんの進路がずっと気になっていました!
家事をしながら時折、笹竹や雀荘でバイトをしています。
しかし『これになる!』という具体的な答えは、ドラマの中では描かれていないですよね。
というのも、専業主婦になって家を支える人生が当たり前だった頃と比較するためなのではと思えてきます。
126話に登場する優未ちゃんは、自分の将来を自分で選択できるとワクワクします。
『虎に翼』が届けたい優未ちゃんの姿は、何の職業を選んだかではなく、何にでもなれると自分の可能性を信じられる女性の姿である気がするのです。
同時に優未ちゃんが瞳をキラキラさせて語る姿をみて、寅子ちゃんの中にあった漠然とした不安や心配も自然と消滅するのかもしれませんね!
子育てに悩んだ時期もあった寅子ちゃんが、娘とこんな話を語り合える関係を築けたことにも朝ドラファンの多くがウルっとしちゃいそうです。
そして寅子ちゃん自身にも、横浜家庭裁判所の所長に就任するという転機が訪れます。
ちなみに寅子ちゃんのモデル・三淵嘉子さんは1978年(昭和53年)から約2年弱、横浜家庭裁判所の所長を務めた後に定年退官しました。
誰よりも先に義姉・花江ちゃんへ報告をしに行く意味も、対照的な人生となった2人の集大成として登場する神シーンになる予感!
それを経て祝いの席で仲間に囲まれながら、所長就任を祝福される寅子ちゃんが何を語るのかにも注目です〜♪
以上、虎に翼26週129話のネタバレあらすじ予告でした。