朝ドラ『おむすび』キャスト母・米田愛子(よねだ・あいこ)を演じるのは麻生久美子(あそう・くみこ)さんです。
ヒロイン・結(橋本環奈さん)のよき理解者で意外な過去をもつ人物です。
ここでは麻生さんの役柄やプロフィールについてご紹介いたします。
おむすびキャストキャスト母・愛子役|麻生久美子の役柄とは?
『おむすび』キャスト母・米田愛子(よねだ・あいこ)は、元ヤンキーという意外な過去を持っています。
でも、そんな過去があるからこそ、娘たちの心の内をよく理解できる優しい母親なのです。
夫の聖人(まさと)が気づかないような、娘たちの微妙な心の動きも見逃しません。
そんな愛子の姿に、母親世代の視聴者はきっと共感を覚えることでしょう。
麻生さん自身もこの役について「強くて優しい、そしてどこか達観した視点のある魅力的な女性」だと語っています。
まさに、理想の母親像を体現しているような役柄ですね。
そして、面白いエピソードがあります。
なんと麻生さんは、『高校時代にギャルになれなかった』ことを後悔しているのだとか。
周りにギャルがたくさんいたそうですが、麻生さんは参加できなかったそうです。
うらやましいと思いつつも、「私は違うと変な意地を張っちゃって・・・」と、いささか後悔気味に語っていました。
今回の『おむすび』の舞台は平成で、ギャル文化が色濃く描かれます。
麻生さんは撮影を通して、「改めてギャルってかっこいい!私は何でやらなかったんだろう」と語っています。
ある意味、麻生さんにとって『青春のリベンジ』になるかもしれませんね。
麻生さんの演技で、現代の母親の複雑な心情や強さがどのように表現されるのか、私たち朝ドラファンの注目ポイントです~!
おむすびキャスト母・愛子役|ザリガニを食べていた!?麻生久美子さんの壮絶な生い立ち
『おむすび』キャスト母・愛子を演じる麻生久美子さんは、1978年6月17日に千葉県山武市で生まれました。
びっくりするのが、極めて厳しい家庭環境で生まれ育ったことです。
父親がとてもギャンブル好きで、一晩で20万円も使い切ることもあったそうです。
加えて生活費を出さないこともしばししばで、最悪な父親ですね。
そのため生活は困窮し、食べ物に困ることもあり、ザリガニや雑草を食べていたそうです。
さらに、洋服を買うお金もなく、いつも同じ服で登校していたことから、学校ではいじめの標的になったこともあったとか。
貧しくて学校でいじめられるなんて、さぞかし辛かったでしょうね。
普通なら、人生に嫌になってしまいそうです。
しかし麻生さんはめげませんでした。
当の本人は、幼少期の貧しさを嫌だとあまり感じていなかったようで、テレビで壮絶エピソードを笑いながら話しています。
その器の大きさを知った人から、「ますますファンになった」、「こういう話を笑いながらできる度量がすごい」、「苦労知らずの美人だと思っていたけど全然そんなことなかった」と感嘆や称賛のコメントが寄せられました。
芸名 | 麻生久美子(あそう・くみこ) |
本名 | 伊賀久美子(いが・くみこ) |
出身地 | 千葉県山武市 |
生年月日 | 1978年6月17日|2024年に46歳 |
血液型 | B型 |
身長 | 162㎝ |
所属事務所 | 【ブレス】 ・深水元基 ・黒川芽以 ・河井青葉 ・木下あかり ・足立理 ほか |
そんな壮絶な幼少期を送っていた麻生さんですが、17歳の時に転機が訪れます。
1995年に芸能事務所に履歴書を送ったことがきっかけで、『第6回全国女子高生制服コンテスト』に出場することに。

高校時代の麻生さん
そしてなんと、グランプリを受賞したのです。
さらに同年『BAD GUY BEACH』で映画デビューを果たしました。
しかし、麻生さんの本格的なブレイクは、1998年の映画『カンゾー先生』でした。
この作品で、日本アカデミー賞『最優秀助演女優賞』と『新人俳優賞』を受賞し、一躍注目の女優となったのです。
その後も麻生さんは、さまざまな作品で印象的な役を演じます。
コミカルな演技が話題を呼んだ2006年のドラマ『時効警察』では、オダギリジョーさんとの絶妙な掛け合いで視聴者を魅了しました。

時効警察より
さらに、2011年の映画『モテキ』では「重い女」の役を熱演。
2016年には、『俳優 亀岡拓次』や『森山中教習所』といった話題作に出演しています。
近年では舞台にも挑戦し、その表現の幅を広げています。
そして2024年、朝ドラ『おむすび』でヒロインの母親役に抜てき。
麻生さんにとって初めての朝ドラ出演となります。
壮絶な幼少期を経験した麻生さんが、母親役として主人公の成長にどう関わるのか。
そんな視点で見るのもアリではないでしょうか。
おむすびキャスト母・愛子役|麻生久美子さんの結婚相手はイケメン・スタイリスト
朝ドラ『おむすび』キャスト母・愛子役の麻生久美子さんは既婚者です。
2004年にスタイリスト・伊賀大介(いが だいすけ)さんと結婚されています。
当時の麻生さんは26歳で、伊賀さんは27歳でした。

麻生さんの夫・伊賀大介さん
伊賀さんは、ファッション雑誌やCMのスタイリングや、小泉今日子さん、椎名林檎さん、のんさんといった有名タレントを担当するなど、人気スタイリストとしてご活躍中です。
麻生さんと伊賀さんの出会いは2004年、CMの仕事を通じてでした。
約4年間の交際期間を経て、2007年12月28日に結婚。
結婚発表は、麻生さんらしい温かみのある方法で、所属事務所を通じて直筆の署名入りFAXをマスコミ各社に送りました。
そして現在、ご夫婦には2人のお子さまがいらっしゃいます。
長女は2012年5月7日生まれ(12才)、長男は2016年11月15日生まれ(8才)とのことです。
ちなみに麻生さんが伊賀さんに惹かれた理由は、彼の優しさや仕事への熱心さ、そして人を大切にする人柄だと語っています。
また、結婚後の記者会見で麻生さんは、「長いお付き合いだったので、結婚後もあまり変わりはないんですがほんのちょっとだけ幸せになりました。そのちょっとがいいんですよ」と印象的なコメントを残しています。
最近では、麻生さんの46歳の誕生日を家族で祝う様子が話題になりました。
夫の伊賀さんが撮影した写真が公開され、温かい家族の絆が感じられます。
苦労がありながらも、幸せな家族を築いていく過程は、多くの人々の心を温めるものではないでしょうか。
朝ドラ『おむすび』母・愛子役|麻生久美子さんの壮絶すぎる幼少期に驚愕!|まとめ
NHK朝ドラ『おむすび』キャスト母・米田愛子を演じる麻生久美子さんの役柄とプロフィールをご紹介させていただきました。
初の朝ドラ出演となる今回の役柄は、元ヤンキーという意外な過去を持ちながら、娘を優しく見守る母親です。
そんな麻生さんは千葉県の貧しい家庭で育ち、幼少期には貧困や学校でもいじめなど、壮絶な幼少期を経験しています。
しかし、17歳で芸能界デビューを果たし、その後数々の作品で活躍、今や実力派俳優としての地位を確立しました。
彼女の繊細かつ力強い演技が、どのように現代の母親像を表現するのかが注目です~♪