朝ドラ「あんぱん」“やなせたかし”役に北村匠海 役どころと朝ドラへの想い

2025年度前期連続テレビ小説「あんぱん」は、アンパンマンを生んだ高知出身の漫画家やなせたかしさんと妻の小松暢(のぶ)さんをモデルに描く愛と勇気の物語。やなせさんをモデルにした柳井嵩(やない・たかし)の役どころや、それを演じる北村匠海さんの想いとは?

朝ドラ「あんぱん」北村匠さんの役どころ

北村匠さん演じる柳井嵩は、今田美桜演じるヒロイン・朝田暢の夫。男勝りで勝気な暢とは反対に、少々気が弱く自信のない性格です。

幼少期に伯父の家に引き取られた嵩は、転校先の学校で暢と出会います。戦争が始まり、徴兵され出征。戦後、高知の新聞社に入社したところ、暢と再会します。若い頃から絵を愛し、東京で漫画家を目指したい気持ちがありつつも、不安を感じていた嵩でしたが、そんな嵩をけしかけるかのように、暢が上京。嵩も後を追います。東京で六畳一間のオンボロアパート暮らしをスタートさせ、さまざまな苦難を乗り越えて2人は結婚。暢の後押しもあり、ついに嵩は漫画家として独立します。

やなせさんのモデル・柳井嵩役への想い

今回の「あんぱん」で朝ドラ初出演となる北村匠さん。2019年放送の朝ドラ「なつぞら」のオーディションに落選した過去から、「朝に僕の顔はあまり合わないのではないか」と心配されていたそうです。しかし、制作統括の倉崎憲さんは「ヒロインと同様に“毎朝ずっと観たくなるような人”を考えた時に思い浮かんだのが北村匠海さん」と語るほど、周囲の期待は高まっています。

北村さんは「アンパンマン」の作品自体も好きで、特にしょくぱんまんへの憧れがあったのだといいます。柳井嵩役に抜てきされた想いを「今後、一つの役、一つの作品と向き合うことになりますが、その日々を全うする時間を皆さんと過ごせていけたら」と記者会見で語っています。

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