朝ドラ「あんぱん」柳井崇の母役に松嶋菜々子 役どころは?

 

2025年のNHK連続テレビ小説『あんぱん』は、「アンパンマン」の作者やなせたかしと妻の暢をモデルに、人生に悩みながらも夢を諦めなかった夫婦の物語です。今回は、柳井 嵩の母親役に抜擢された俳優・松嶋菜々子さんをご紹介します。

母親役は「家族愛や人生観を深く理解しながら大切に演じたい」

松嶋さん演じる柳井 登美子は、アンパンマンの生みの親・やなせたかしさんのモデルである柳井崇の母親です。文化的な教養が豊かで、美しく勝ち気で利発な母親ですが、嵩が幼い頃に夫の清を亡くし、未亡人に。その悲しみを感じさせないよう、奔放な振る舞いで、嵩を翻弄します。

やなせさんにとって母親は「アンパンマン」に大きな影響を与えた一人です。それを受けて松嶋さんは「やなせさんの家族愛や人生観をより深く理解しながら大切に演じたいと思っています。」と話されているのが印象的でした。「大人になった今、アニメ『アンパンマン』が訴えかけるメッセージの深さや、キャラクターの個性、助け合うことの重要性などを再認識することが出来た」と語る松嶋さんが、その思いをどのように役に反映させるのか注目です。

過去の朝ドラ主演作は「ひまわり」 当時を振り返り今思うこととは

松嶋菜々子さんは、1996年に朝ドラ「ひまわり」で初ヒロインをつとめ、2019年には「なつぞら」にも出演。今回は約6年ぶりの朝ドラ出演となります。

『ひまわり』で初ヒロインを無事に演じきれたのは多くの先輩俳優達のおかげだと、語った松嶋さん。特に、「ひまわり」で祖母役だった藤村志保さんから貰ったという真っ赤な反物は、自身の子どもの七五三で着物に仕立て愛用するなど、当時の仲睦まじい暖かな様子が見受けられます。「朝ドラヒロインの経験は、私にとって貴重な学びと成長の機会だったので感謝しています。」と語る松嶋さんが、登美子を通してヒロインたちをどう盛り上げ支えていくのかも見どころの一つかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です